パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

やっとハタチになりました。

2017年12月12日 (火曜日)

設立20周年イベントは今週末の16日(土曜日)だが、本当の設立記念日は本日である。

きょうと同じように20年前の12月12日も、とても寒い日だった。

会社をつくると決めたのが1997年の10月10日。そこから設立までの2か月間、様々なドラマがあった。

たとえば資本金集め。

当時、株式会社を設立するための最低資本金は1,000万円(そのように会社法で規定されていた)。これを設立前日までに、銀行の(会社設立用に特別に開設された)別段口座に払い込まなければならなかった。

しかし、サラリーマン時代に一切の貯金をしていなかった僕の手元にあるのは娘(当時6歳)名義の貯金100万円だけ。残り900万円を調達しなければ、会社をつくることはできない。

僕は、会社をつくると決めた日の翌日から出資してくれる人を探すために奔走することになる。

「おまえがやるっていうんならしょうがない」と言って株主になってくださった方々が約30名。そして、11月中旬には自分の(娘の?)お金も含めて、1,130万円の資本金が集まったのだった。

紙切れ2枚の事業計画書によくぞ出資をしてくださったものだと(たいへん失礼な話だが今考えると)不思議に思う。

そんなこんなで生まれたこの会社。生まれてからも様々なドラマがあった。今なら笑って話せることも、今でも自分の中だけで留めている辛いことも、たくさんあった。もちろん楽しいこと、ハッピーなことも辛いこと以上にたくさんあった。

そのドラマの一部は、「パフの自転車操業物語」にも書いてある(書いたのはもう15年くらい前かな?)ので、自分でもあとで読み返してみたいと思う。

たかが20年、されど20年。感慨深くないわけがない。

今夜はひとりしんみりと、この20年を振り返りながら酒でも飲むかな。

では、20歳の初日も、ふだん通りのウォーキングで行ってきます!