パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます。田代です。

本来なら、今日のブログは「本当にあった「翔んで埼玉」な話【前編】」の続きを
お届けする予定でしたが、
どうしても緊急レポートをアップしたく編成変更させていただきます。
※後編は次回となります。申し訳ございません。

さて、その緊急レポートのテーマですが
ズバリ「イチロー選手」です。

先日、プロ野球選手としての現役生活にピリオドを打ったイチロー選手。
日本のプロ野球史だけでなく、世界中に燦然と輝く功績を残し
野球を愛する世界中の人から尊敬された選手は、おそらく皆無ではないでしょうか。

事実、私もめっちゃ影響を受けた一人です。
今日はそんなイチロー選手への感謝と敬意を表して一筆させていただきます。

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●引退の日の出来事

「えっ…、あなた泣いているの?」

奥さんはそう私に言いました。

3月21日(祝)の夜。メジャーリーグ開幕戦。
イチロー選手がライトの守備位置から大声援を受けベンチに戻る姿が
自宅のテレビで流れていた時のことです。

「あれ、言わなかったっけ?俺、イチロー好きなんだけど…」

「知らなかった。
そう言えば、いちいち理論的に話したがるところが、イチローっぽい」

いかがでしょうか。
奥さんにこう言われたら、普通はイラっとすると思います。

でも、この日の私は違う反応でした。

「えっ…マジで!俺、イチローっぽいところある?
そう言われると、嬉しいんだけど。嬉しいなぁ」

何度も言いますが、私はイチロー選手が大好きです。

思い起こせば、平成時代、私の学生の頃。
誰にでも、人格形成の上で、必要不可欠な人物がいると思います。

ちなみに、私の青春時代三銃士は以下です。

・広末涼子様
・SMAP様
・イチロー様

私にとって間違いなく、
この3組がいてくれたからこそ今の自分がいると言えます。

ド田舎の男子校に出向した暗黒時代に光をくれた女神・広末涼子様。
学校内の話題を常に作り、カラオケでも楽しませてくださった・SMAP様。
(この2組もいずれブログで取り上げたいと思いますが、今日はイチロー選手です)

なぜイチロー選手が好きなのか。
それは、私の座右の銘である「継続は力なり」の体現者であるからです。

●イチロー選手が私に教えてくれたこと

少し話は変わりますが。

皆さんにも、夢を見させてくれた憧れの存在は沢山いると思います。
幼少期であれば、ヒーロー戦隊もそうですし、プロスポーツ選手なども同じ。

でも、私にとって、その憧れの存在と同じぐらい
夢をあきらめさせてくれた人も、すごく重要な人物だと思っています。

例えば。

中学時代。

野球部だった私は、
日々の努力を積み重ね、レギュラーを勝ち取りました。
が、運動神経が抜群で、ちーっとも練習しないのに活躍する奴。いますよね。
彼の存在が原因で野球の道を選手として極める夢は粉々になり消えました。

高校時代。

全力で勉強して成績上位者に登り詰めても、絶対に勝てない超優秀な奴。いますよね。
努力という次元ではなく、センス、天性の自頭の良さみたいな。
東京大学へ進学していく彼を見て、努力しても叶わない世界を見せつけられたり。

社会人になってもそう。
私の周りにはいつも、これでもかと力の差を見せつけられ、
挫折経験を味わせてくれた人たちが五万といます。

自分、愚痴も言わないし、発狂もしませんが、負けるのは本当に悔しいです。
いつも己の平凡さを嘆き、悲しみ、ひどく憂えて生活しています。
でも、今となっては、そんな挫折を味わせてくれる人こそ大事な存在だと思っています。

なぜか。

夢をあきらめさせてくれた人たちが、
私に努力することでしか生きていけないということを強く思わせ、
その都度、自分の能力を開眼させてくれるからです。

私が、中学2年生の頃。
自分の平凡さを嘆いていた時に出会ったのが、まさにイチロー選手でした。

日々の準備を怠らず、
コンディション管理を徹底し、
自分の哲学を持ち、信念を貫き続ける。

かっこいいいなぁ。

私は一瞬で心を奪われ、イチロー選手にはなれなくても、
一挙手一投足に目を光らせ、その生き方から学んでいました。
イチロー選手のグッズ(ユニフォームから文房具まで)実家に沢山あります。

イチロー選手は、天才と称されていますが、
ドラフト4位入団から今の登り詰めたプロセスを見ると、
才能よりも努力の人だということが分かります。

努力すれば、戦えるんだ。
負けることはあっても下を向かなければ、道は拓けるんだ。

間違いなく、イチロー選手の活躍を見て
励まされていた一人でした。

努力なんて、ダサくて、カッコ悪いかもしれない。
継続なんて、面倒臭くて、やってられない。

でも、私は信じています。

努力と継続がなければ、ヒットは打てないこと。
ニュースにならない一本のヒットが、今日のイチローを作り上げていることを。

社会人になった今、私が大事にしていることは、
当たり前の品質、期待値以上のアウトプットを出すために、
自己管理を徹底し、能力を磨き、努力し、続けること。
私の根幹にはイチローイズムがあります。

だから、イチロー選手は、
心から感謝を申し上げたいです。

平成の時代に、生きる伝説、お手本として存在してくださり、
本当に有難うございました。

これからも、ずっとその生き方を追いかけさえてください。

ということで、
今日のブログは予定を変更し、緊急レポートでした!

次は、新たなバトンをトスします。木村さんです!