パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

オトナの階段のぼる

2018年8月21日 (火曜日)

おはようございます。阿久根です。
ここ数日で涼しくなってきましたね。
もうすぐ秋の到来という事で、秋服が欲しくなっている、今日この頃です。

さて、私はというと
先日実家に帰り久しぶりに親とコミュニケーションをとりました。

離れて暮らしてはじめて実感する親のありがたみ。
私がひとり暮らしを始めたのも、自分ひとりでは何も出来ない!自立したい!(あと会社と近い距離に移り住みたい!笑)という
ふつふつと湧いてきた独り立ちしたいという気持ちからでした。

入社してすぐ、自分名義の保険証を支給された時にも「自分が大人になった」という実感があったのですが
1人暮らしを始める事でそれ以上にオトナの自覚が湧き始めています。

自分で働くということ。自分のお金を使って生きていくということ。
自分でご飯を作って、自分で自分の面倒を見ていくということ。
今は新生活に慣れる事が最優先になってしまっていますが、徐々に「私なりの生活」を紡いでいけるようになれたらと考えています。
(今まで料理の習慣がなかったため、何から作るかも真剣に悩んでいます(笑)
一人暮らしに適した簡単料理をご存知の方がいれば、教えていただきたいです!)

少しの間会ってなかっただけなのにとても寂しがってくれた親。
親が今までしてきてくれた全てに感謝しながら、また新しいステップを一歩一歩登っていきます!

次は大学生の頃から一人暮らしをしていたオトナ・石河君です。

シンプルだけど、パーフェクト

2018年8月1日 (水曜日)

おはようございます!阿久根です。

今日からいよいよ8月ですね。

 

例年、7月まで梅雨でじとじとした日々が続いていたせいで、この月になってやっと夏を実感しているような状態だったのが、

今年はうだるような暑さの日々のため、「もう分かったよ、夏…」という気分になっています(笑)

 

ただ、暑すぎる日々にも私には一つ大きなメリットがあって。

それは、蚊に刺されにくくなっている事!どうやらこれは科学的にも証明されているみたいですね。

 

私は蚊に刺されやすい体質なのですが、夏になると腫れあがるほど刺されていた腕が、近頃全く腫れていない事に気付きました。

 

このまま刺されたくない!と思いながらももう少し気温は下がってほしいと矛盾した気持ちを抱いている、今日この頃です。

 

さて、突然ですが私は芸術が大好きです。

部活やサークルで歌を歌っていた事もありますが、鑑賞する方…ライブでピアノの生音を聴いたり、絵画やミュージカル、演劇を観たりと

観客として、演じる方々のパワーや感情からインスピレーションを受ける事が、とっても好きなのです。

 

入社して3ヶ月間、足を運ぶ余裕もなく行きたい美術展やイベントページを検索ブラウザで保存するだけの毎日が続いていたのですが

「そろそろ我慢できない!とびっきりのものが観たい!」と思い立ち、ついに先日友人と行ってきました。

 

「彼女と。」@国立新美術館 に!

この展覧会は「エルメスが送る究極のシネマ体験」と銘打たれているように、

老舗ブランドであるエルメスが、追い求める女性像を人格化した「彼女」にまつわるストーリーを

参加者と共に紡いでいく、という趣旨のものです。

※写真撮影・公開可の展覧会だったため、写真を掲載しております。ご了承ください。

まるで招待客のようなパスを身につけて、いざ会場へ!

 

参加者は「エキストラ」と「アクター」に分かれ、一連のお話を舞台のセット越しに鑑賞していきます。

アクターの参加者は「作家」役として実際にこの舞台に立ちます。この日のアクターは男性の方でした。

今まで隣にいた人が突然、「当事者」として物語を紡ぐ立場にいる。不信感に似た驚きの感情が芽生えます。

 

次から次へと舞台のセットを移動し、新たなストーリーを目の当たりにする。

次第に現実と物語の境目があやふやに。

「『彼女』は、実在するの?しないの?」

夢を見ているような不思議な感覚が胸に沁み渡ります。

 

セットの裏側、つまり私達参加者が移動するバックステージには、

その時々の場面で「彼女」が着ていたとされるお洋服が、小道具としてさりげなく展示してあります。

 

恋人と一緒にパーティーを抜け出すシーン。「彼女」は足元軽やかに、階段を下りたのかな?

きっといたずらっぽく笑っているはず。…と想像(創造?)が膨らむふくらむ

 

女友達と海でダイブするシーン。もう少ししたら戻ってくるかのような雰囲気。

私も白いブーツを履いて海に遊びに行きたい!

 

見えない「彼女」の姿を想像し、その無邪気さや聡明さ、そして華やかさの影の孤独を感じ。

その上で、私が追い求める人物像はどんなもの?私だったらどんな物語になる?こんなに美化されたい?…と

改めて考える良いきっかけとなりました。

 

この展覧会で一番印象に残っている台詞があります。

それは、「彼女」の知り合いの女性が、主催するパーティーに招かれた時の事を話す回想シーンでの一言。

「あの夜は、“シンプルだけどパーフェクト”、そんな夜でした。」

「彼女」という存在が教えてくれたのは、ただその場所に存在している事それだけで、

風景の一部となり、誰かの思い出の一部となって記憶され続けるということ。

 

誰よりも目立つ事も簡単。誰の目にも触れられないように隠れるのも簡単。

 

けれど、何かの一部となって存在感を放つという事が、一番貴く、難しいこと…。

エルメスが出している衣服や鞄も、華やかなものばかりでなく、細やかなディティールに

「らしさ」を醸し出しているものも多いと感じています。

 

例えばベージュのコートに施された鮮やかな橙色のライン。鞄が一番形よく見えるように設計されたマチ。

 

「流行っているから」「高級だから」…と上辺だけを見て「消費」するのではなく。

 

こうした小さな部分に込められている想いや情熱を、感じ取りきちんと受け取る事の大切さを学び、

そしてもっと「受け取れる」術を身につけたい!と強く思った時間でした。

 

これからも沢山のものを見て、感じて、心の宝箱の中身をどんどん充実させていきます。

 

お次は石河くんです。

ゆっくりと、大人になる

2018年6月25日 (月曜日)

おはようございます。阿久根です。
先週の「職サークルシンポジウム」にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
ほーんの少しですが、私も寸劇でちょい役で出演させていただいておりました。
あの会を通して、皆さまが少しでも「理想の採用」について思いを馳せていただけたのなら、とても嬉しいです。

シンポジウムに二度出席した、という事は、「内定承諾から一年」。
パフでは「自分で自分に内定を出す」事で、「内定を承諾した」事と同義になります。
今回は一年前の私の宣言をこちらに掲載したいと思います!

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私、阿久根美咲は、本日6月7日、自分で自分に内定を出す事を決意し、株式会社パフに入社する事を誓います。
「早く大人になりたい。大人になって広い世界を見てみたい。」幼い頃からそう思って生きてきました。

理想とされる「正解」は一つしかなくて、誰もがその正解に向かって一直線に進んでいる。
その現象は大学生になり、就職活動が始まってからも続いていました。
ノックの回数、ヘアスタイル、とってつけたような志望動機…。
大切な事はそんな事じゃないのに。流されないぞと意気込んでいた私でしたが、
見事にその渦にのまれてしまい、次第に面接の時に本心を隠したり、自分を過剰に飾るようになりました。

そんな時に思い出したのは、私の周りにいた大切な友人、家族。そして今まで支えてくれた、沢山の素敵な大人の皆さんでした。
私が辛い時、「美咲は泣きながらでも道を開いていける人だから、そのままでいなさい」と言ってくれた母。高校を卒業する時に寄せ書きに「阿久根さんの努力を思い出して私も頑張ります」と書いてくれた担任の先生。

私は、今までの人生の中で、周りの人との関わりによって生かされてきたと感じましたし、何より、”相手と向き合う”事でしか私の持つ「色」を知る事は出来ないのだという事を学びました。

私は、もっと社会を色とりどりなものにしていきたいと考えています。
そのためには、未来に羽ばたく準備期間のさなかにいる学生の1人ひとりに、各々が持っている「色」を大切にしてほしいと伝えたいです。
企業の皆様に「顔の見える採用」をしていただくのであれば、相手となる学生も、固定概念や「こうすれば無難だ」というような考え方に
惑わされずに、自分を表す「色」である”顔”を見せていく必要があると思います。

「顔」を見せる覚悟。正直、今も私は欠点を知られたりするのはとても怖いです。ですが、「目の前の相手ととことん向き合う姿勢」を忘れずに、
パフで、お客様のため、そして一緒に働いてくださる皆さんのために、一つひとつの事に精進してまいります。

そして、私自身も、沢山の長所と短所と共に、うつむきがちだった「顔」をあげて生きていく事をここに誓います。

2017年6月7日 阿久根美咲
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今日ブログにこうして書くまで、宣言後一度も開けていなかった封筒を開けました。
一年前の自分に「はっとさせられる」って事があるんだと気づかされました。
―――でもね、一年前の美咲さん、大人になるには時間がかかるんだよ。徐々に「なっていく」ものみたいだよ。―――

一年前には気付いていない事が沢山あって、それでも、一年前の方が気付いていた事も沢山あって。
一年前も今も、自分の事を受け入れ切れていないところは変わらないけれど、いつかは受け入れられるようになれたなら、それが「大人になる」って事なのかもしれないな。

今日は原点回帰というテーマで、極めて個人的な内容を書かせていただきました。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

次は石河君です。

雲をつかむ

2018年6月6日 (水曜日)

おはようございます!阿久根です。

入社して2カ月が経ちました…!随分時間が経っているような、あっという間だったような…。

春は自覚する事を待たないまま過ぎ去った気がしています。(私に余裕が無かったせいでしょうか?笑)
夏の到来を待ち遠しく感じながら、日々を過ごしている今日この頃です^ ^

最近、まるで「雲をつかむ」ように感じていた一つひとつの仕事が
ほんの少しずつ、形を成して見えてくるようになりました。

例えばお客様にヒアリングをする時も、
社内でのお仕事を進めていく時にも。

内定者の時には分からなかった事や、
「なんでこういう事をするのか?」という所の”意義”や”理由”が少しずつ見えてきたかなという印象があります。

2ヶ月間働いてみて、仕事はまさに雲のように
「目に見えるけれど、それが何で構成されているのかは分かりづらい」ものだと感じています。
分かりづらいからこそ作業になってしまいがちな時もありますが、
意味を見出す姿勢を忘れないようにしたいと思います。

それでもまだ分からない事は沢山あるのですが、一つひとつ覚えながら奮闘しています!

少しずつ理解していき、早く結果に結びつきますように…!!と願いつつ、毎日これからも頑張ります!!!

既に他の方からもお話があったかと思いますが
今年も「職サークルシンポジウム」開催します!
https://www.puff.co.jp/sympo2018
もう今月なのですね。時間の流れは早いですね…!

私もどこかのフェーズにひょっこり登場するかも?しれませんので
もしお見かけする事がありましたら心の中でそっと
ご声援を頂けますと、とっても嬉しいです!!(笑)

次は石河くんです。

私が大学時代に学んだこと

2018年5月18日 (金曜日)

おはようございます!入社して48日目の阿久根です。
タイトル、こう書くと何だかエントリーシートみたいですね…!笑
大門さん、「大学での学びもちゃんとお仕事に活かせていそう」と言って下さり、ありがとうございます( ^∀^)嬉しいです!
活かせているかどうかは今後徐々に明らかになっていくのかな、と思っています。
昔の自分に恥ずかしくないような成長を成し遂げる為に、日々精進しています。

さて、昨日のブログでも大門さんが紹介して下さったように、パフでは昨年から
履修履歴を用いて学生を公正に評価する活動「リシュ活」を始動しています。
(日本経済新聞さまに取り上げていただきました…!ありがとうございます。)
同時に、学生と社会、つまり「学ぶ」と「働く」を繋げるコンテンツを提供するメディア「ワクスタ」も立ち上げました!
https://workstudy.jp/

まだパフの内定者インターン生だった頃、このメディアのインタビュー記事を
幾つか書かせて頂きました^ ^

様々な方のお話を思い返して、ふと、
私が学んだ学問の中で、社会に出てからも役に立つものは何だったのだろうか、と
思いを巡らせました。

私の場合、それは間違いなく「法学」でした。

必修科目をひたすら受講していた大学1年生の頃。
火曜3限の「法学入門」の講義で、
事件の概要から判決文までびっしりと印刷された3枚のプリントを手に持ち、教授がこう言いました。
「とにかく論点を探すんだ。ずっと解いていけばいずれすぐに分かるようになる。とにかく、自分で論点を探してごらん。」
論点とは言わずもがな、「人によって解釈(学説)が分かれそうなところ」であるのですが、正確に抽出するのは意外と難しい。時に自分の「当たり前」を疑わないと見えてこない視点があるのですから。

当時は幾つもの情報からそれっぽいものを抽出するので精いっぱい。
出来ている気がしない、試験も出来たのか出来ていないのか…何ともはがゆい思いを抱えていましたが、今思うと、
この「論点を探す」という作業は
パフの営業としてお客様とお話を聞く際のアンカーとして、
揺るがない中心軸を築き上げてくれるのではないかと感じています。

論点を抽出するとはつまり、「物事の中心を見極める」ということ。
末端に目を奪われるのではなく、一番大切な中心部分を見つけ出すという事と同義です。

「正義とは」「悪さとは」をたった一つの答えでズバっと切り入れる。
法律をそのような物であると認識していましたが、大きな間違いでした。

読み込めば読み込むほど分からなくなる。
しかし「一番大切な部分」を基準に、物事を柔軟に考え続ける。
法学の楽しさはここにある、と卒業したいま心から思いますし、今大学生の方には
「いつ必要になるか分からない」ものを吸収出来る幸せを
思う存分味わっていただきたいなと思っています。

後はこの学びを活かせるように頑張ります(笑)

次は石河君です。

はっきりもっと勇敢になって

2018年4月26日 (木曜日)

おはようございます。阿久根です。

入社して3週間、元々早起き体質だった私は6時起きの生活サイクルにも慣れてきて、大学生の頃と比較出来ないくらい健康的な一日のはじまりを迎えつつ出社しています!(笑)

早起きは良い事ばかりですね。
電車もそれほど混雑していませんし、何より気持ちに余裕が生まれます。

「今日はどんな一日になるだろう?」と期待に思いを膨らませながら朝の時間を過ごしている、今日この頃です。

パフに入社し、新卒採用の世界に身を置き始めた事で、改めて私自身の就職活動で起きた出来事や感じていた思いの棚おろしをする必要があると感じています。

思い返すと、就職活動を通してしばしば感じていたのは
「どうしよう、変な事言っちゃったかな。」「あの態度は誤解を招いてしまったかもしれない。」などという強烈な不安の感情でした。

現在就職活動をしている大学の後輩からも、同じような内容の相談を数多く受けます。

おそらく採用担当の方を「裁判官」のように見ていたのだと思います。

言動や行動の一つひとつを正解/不正解で評価し、最終的に無罪判決(=選考合格や内定)を下すイメージ といったところでしょうか。

もちろん、今なら分かりますが、言動や行動に「正解」などありませんでした。

しかし昨年の私は、目の前の結果に一喜一憂する慌ただしい毎日のなか、どういう基準で合否を決めているのか採用担当者の方に直接問いかける勇気もなく、狭い視点から「どうしよう、どうしよう」とひとり彷徨っていた覚えがあります。

不安な気持ちが大きかったからこそ、一過性の評価に振り回されてしまったのだとも思います。

石河くんの投稿にもありましたが、
入社直後よりお客様の会社での選考会の受付業務で、面接を客観的に見させて頂く機会を頂戴しています。

その際、面接の場にいらしたのは
学生を裁く事をせず、チームメイト探しに奔走する採用担当者の方々でした。

どのような学生に対しても真摯に向き合い、一言ひとことに耳を傾けて、その人の「本当の姿」を見つけようとされていたのです。

一つだけの正解を求めているのではなく、学生自身の「本当の姿」と会社の「本当の姿」がマッチするか。その確認作業として面接が存在するという事に、このお仕事を通してはじめて理解しました。

私たちは、もしかすると「評価される」という事を前提として行動し過ぎているのかもしれません。

それは上の世代の方々と比べて核家族化が進み、家族以外のオトナとの交流が少なくなったからか、想像ばかりが膨らみ、「社会人って、よく知らないけど力を持っている人」と過剰に思い込んでしまう事が理由の一つとして挙げられるかもしれません。

内申点を上げる為に、学級委員の活動に積極的になる中学生もそのような思い込みの結果としての行動といえそうです。(それが悪いとは思っていません!!)

正解を想像して「模範解答」ばかりを選んでいくのは、とっても楽だと思います。
まず嫌われる事はないですし、同じものを選ぶ人が沢山いるから安心出来る。

しかし、たった一社・たった一人を選び合うとなった時には
「模範解答」を提示するだけでは通用しないと思うんです。

辿り着く為には「自分でなければならない理由」つまり、素直な自分を見せる必要があると、私は思います。
純粋な思いだけが、心を動かすとも。

心地よくコミュニケーションする為の最低限のマナーはとっっっても大事です。
しかしそれを踏まえた上であれば、自分を出す事は全く問題じゃない。

どのような評価になるかを恐れて無難を選ぶのではなく、自分自身を表現するという勇気を、ほんの少しでも就活生が持ってくれたら良いなと思います。

自分だけしか語れない物語がある。
それは、例え他の人と全く同じリクルートスーツを着ていても
例え全く同じ髪型をしていても
決して埋もれる事はない最高の武器になる。と私は信じています。

お次は石河くんです!

ひよっこ、広い野原に出る

2018年4月9日 (月曜日)

パフのスタッフブログを読んで下さっている皆さま、はじめまして!
この4月からパフに入社した、新入社員の阿久根美咲です。このブログを更新する日はちょうど働き始めて一週間目になります!

既に釘崎さんのブログでは何度か登場させていただいてますが、それでも「アクネってどんな人?」と思われている方もいらっしゃるかと思いますので、まずは自己紹介をさせていただきますね。

*****
阿久根美咲(あくね みさき)
千葉県出身です。
関東圏ではあまり馴染みのない「阿久根」という苗字ですが、これは父方の祖父が鹿児島出身だからです。
中学・高校で合唱を6年間、そして大学でゴスペルを1年間、と
とにかく歌い続けてきました(笑)
誰かに手紙を書いたり、レコードプレイヤーで音楽を聴いてみたりと、少し手間のかかる「アナログ」なもの・ことがとても好きです。
*****

「社会人になる」。
社会人、しゃかいじん、シャカイジン…。
何度唱えても、自分がそうであるとは思えない、どうしてもまだしっくりこない言葉です。
何故なら、私の「シャカイジン」のイメージは
①難易度の高い業務をこなし、
②成果を確実に出し、
③辛い事があってもそれを隠して生きていける人 というものだからです。

「はて、私はそんな人になれるのだろうか…?」

不安な気持ちで入社式当日を迎えました。
入社式を過ぎたら、きっと「社会人スイッチ」がONになると、そう願いながら。

…ですが、入社式を終えての感想は、予想とは全く異なるものでした。

「私は、私のまま、変わらないままで社会に飛び立つんだ」。ただそれだけの事でした。

スイッチがONになるとか、OFFになるとか、そういう事ではありませんでした。

ここでいう「変わらない」とは、
「変わらなくても良いや」というような開き直りではなく、
「外側の状況がどんなに変化したとしても、自分自身の基本的な部分はいつも通りなんだ」という捉え方です。
この事に気付いた時、とてもほっとしました。不思議と、心の中に錨が置かれたような、安定した気持ちになったのです。

ひよこがにわとりに成長するように、
そして子どもが大人になるように。
「社会人になる」とは、沢山の経験(仕事)を通して徐々に「なっていく」過程そのものを表しているのかもしれないと思いました。

とはいえパフで少しでも早く「にわとり」として働くため、
目を見開いて様々な事を吸収し
よちよち歩きでも歩き回って行動してみる。
それを心がけて歩んでいこうと決心しています。

今までお会いした皆さま、そしてこれからお会いする皆さま。
この「ひよっこ」を、何卒宜しくお願い致します。

明日は、心強い同期の石河くんです!