パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

価値観は違うもの

2016年3月7日 (月曜日)

こんにちは、採用担当の仕事が予想以上に楽しくて、ハマってしまいそうな平原です。

私には現在2歳4ヶ月になる娘がいます。魔のイヤイヤ期といわれる2歳児です。
が、うちの場合は旦那ができた人だからか、そこまでひどいイヤイヤは(まだ)発症
していません。

それでもときどき鼓膜が破れるほど泣き叫び、イヤイヤをするときがあります。
親からすると、嫌がっているもの、本人がこだわっていることがあまりにもどうでも
良いことなので、なぜそんなことで泣き叫ぶのかと理解できず途方にくれてしまいが
ちです。

たとえば、
今は青いコップがいい!!!!!とか、
こないだ貼ってもらった絆創膏を今また貼ってほしい!!!!!(怪我はしていない)とか
まだ靴下を脱ぎたくなかった!!!!!!!とか

何の事前知識もなくこの状況になったら、「そんなことどうでもいいでしょ!」と
叱り飛ばしてしまいそうですが、いろいろな育児書を読むと、小さな子供が何かに
こだわることは正常な発達過程でとても大切なことであり、彼らにとっては至極
重大問題だそうです。

だから、こちらの勝手な価値観で「そんなこと」と言うこと自体が大間違い。

青いのが良かったね、じゃあ青にしよう。
同じ絆創膏、今はないから別のこれでもいい?
靴下脱がしちゃってごめんね、もういちど履こうね。

こんな風に彼女の目線と価値観に合わせて対応することで、大抵のイヤイヤを
免れることができます。
(それでもたまに「もう~~~~~~」と思うことはありますが 笑)

同じ価値観を持つのではなく、相手の価値観を認めるということ。
相手が自分と同じ価値観で物事を見ていると、そもそも思わないこと。
実はとてもシンプルで当たり前のことなのに、いつの間にかできなくなってしまって
いることに、子育てをしていると気づかされます。

私たちは学生に向き合い、いろいろな叱咤激励やアドバイスを繰り返していますが、
相手の価値観を無視していないか、自分が持っている考えが「正しい」と思い込んで
いないか、スタンスを見直さなければと思うのでした。

さて、お次はホームベーカリー導入予定?の木村さんです。

全社員で仲間を迎える活動

2016年2月17日 (水曜日)

こんにちは、2017年度パフ新卒採用担当の平原です。

タシロさんのブログにあった通り、今年のパフの選考では、マラソンを始め、替え歌、ディベート、推薦状&グループワークと複数のコースを用意して応募者の方に選んでいただく形式を採用しています。
そのすべてに社員が参加し、学生と全く同じ立場で汗をかく。

社員は選考されるわけではないけれど、学生が社員を見てパフに入社したいかどうかをジャッジする場になればよいという意図もあるため、なるべく学生と平等な条件で参加してもらっています。例えば事前に詳細は伝えず、ディベートやグループワークもテーマを複数用意し、社員もスタートして初めてテーマを目にする、という感じです。

こういう選考の進め方は初めてですが、やってみて本当によかったと感じます。
社員の負担は時間的にも体力的にもものすごく大きいので(クギサキさんは現役体育会の男性とベストタイムを上回るスピードで走って腰を痛める始末。そこまで本気でやってくださる社長の姿勢に感謝&尊敬)大人数採用する会社ではおそらく現実的ではない手法です。だからこそ、私たちのような小さな会社にとっても有利な手法だし、何よりやっている私たちが楽しいです!

そもそもこういった手法は、平原が思いついたのではなく、2015年の秋に全社員で採用活動に対するコンペを行い、社員から募ったアイディアです。骨子となっているのはその際に最優秀賞をゲットしたタシロさんの案ですが、実はブンショーさんもマラソンで選考をやりたいと提案していたり。それ以外の方々の提案からも、少しずつ要素をもらって集合させたのが今年の選考フローです。

ともすると社員に負担の多いフローは「採用担当の勝手に付き合わされている」と不平不満も出がちですが、社員発案だということもありみな本気で、前のめりで参加してくれていることもとっても嬉しいところ。

毎年こんな風に全員で考え、全員で応募者に向き合い、全員で新たな仲間を迎える活動ができたらいいな~と感じています。今年採用担当をやらせてもらえたことを本当に幸せに思います。結果をしっかり残せるように、もうひと踏ん張りします!

次は、コミュニケーション力で勝負!の選考に参加してもらったキムラさんです。

こんにちは、つきしま村塾(現くだんTalkNight)出身、はや社会人生活11年目が終わろうとしている平原です。
当日の写真が見つかりました↓

キャプチャ

左下が私、右上がタシロ君です。当時二人とも21歳・・・泣けますね。

さて、昨年の春に育休から復帰してからというもの、営業広報部 広報推進室長というポジションを任されながらも、
広報以外にもアウトソーシングマネジャー、営業支援、納品支援、システム企画、職サークルの企画運営、パフ自身の新卒採用、その他もろもろの仕事をしており、自分が何屋なのか分からない日々が続いています。

とはいえ、会社に存在する難しい仕事、これはちょっと責任者をおきたい!というようなポジションをドンドン私に渡していただけていることはとてもうれしく、日々小さな喜びや楽しみを感じながら働けています。

特に私のような中途半端な?ポジションにいるものとして、絶対に持っていなければならないのは、仕事は奪うもの、剥がすもの、作るものという意識だと思います。
もちろん仕事が降ってくるケースも多いのが事実ですが、誰かが自分の仕事を用意してくれるのを待っていては、期待を超えることはありません。待ちの姿勢の人に、信頼して仕事を任せられない、というのがホンネです。

もちろん、自分がその仕事を十分にやり切れる実力があるかどうか不安なケースもありますが、やらない限りはできるようになりません。
試合に出た分だけ経験値が上がる。自分でやり方を切り拓けば応用力がつく。そう思って未経験の仕事にドンドン手を上げる人に、仕事は集まるものです。

やり方が分かりません、細かく指示をしてくださいという発言は、パフではとっても嫌われます。細かい指示を出さなければ動けない人に仕事を任せるくらいなら、忙しくてもガシガシまわしてくれる人に依頼したいのが人の心です。

これから社会人になる皆さんには、ぜひ目の前の忙しそうな人の仕事をひとつ、ふたつ、自分から剥がしに行って経験値を上げるという行動ができる人になってほしいと思います。それが続けられれば、きっと「なんでもこい!」といえる自分になっているはずです。そうなると、仕事って楽しいですよ。

次は、同期の赤ちゃんを抱っこしてきた木村さんです。私も会いに行きたい~

仕事以外のつながり

2016年1月8日 (金曜日)

みなさんこんにちは。2016年も絶好調!いい年になりそうな平原です。

今年一番に引いたおみくじは「半吉」でした。
半吉って微妙ですが、書いてあることはなかなかよさそうです。
・くも きりにてふさがり 四方東西を わきまえざるなり ⇒ そろそろわきまえるべき年頃なのでちょうど良いですね
・矢を一本にて二つのがんを一度にとりたる如き仕合あり ⇒ やったー!一石二鳥とか大好きです
とにかく心だてよく骨惜しみせずがんばれば、2つの良いことが同時に来るそうです。
ワクワクしますね。骨惜しみせずがんばります。

さて、先日久しぶりに会社のキックオフミーティングと、その後の懇親会に参加しました。
実は復帰してから旦那にお迎えを任せて残業することもたびたびありましたが、毎月実施しているキックオフミーティングとその後の懇親会には一度も参加していませんでした。私が産育休に入っている間、そして復帰後に入社したメンバーもたくさんいるので、実はみんなと飲む機会をずっと欲していた私。納会こそと思っていたのが報われず、下期が始まる大切なこのタイミングでキックオフに出ようと心に決め、久々の参加でした。

業績発表や振り返りは本当に反省すべきところも多く、上期もっと自分にできたことがあったのではないかと猛省するばかりでした。下期は一部体制の変更もあり、より一人ひとりが高い成果を出さなくてはいけないと強く認識し、自分がやるべきこと、やれること、やりたいことをもう一度洗い出そうと決意したのでした。

さて真面目な話はここまで。釘さん日記にも書いてあるとおり、久しぶりの懇親会は本当に面白すぎました。面白すぎて、笑いすぎて、途中涙が止まらなくなってしまいました。まさか横山にそこまで持っていかれるとは・・・横山だけではなく、それぞれのメンバーのすなおで面白い一面をたくさん見ることができ、短い時間でしたがとても幸せなひと時でした。

復帰後、子育てとの両立の関係上、懇親会や飲み会への参加をほとんど見送ってきました。
それでも仕事をきっちりやれて、仕事を通じて心が通っていると感じられ、信頼関係を感じられる、そんな仲間と働けている普段だけでも十分幸せを感じていましたが、やっぱりこういう「それ以外の時間の共有」もいいですね。

女子会やりたいな~とかバーベキューやりたいな~とか運動会やりたいな~とか、仕事以外でもやりたいことがたくさん浮かんできたキックオフの夜なのでした。

次は電撃!な木村さんです。

成長するとき

2015年12月16日 (水曜日)

こんにちは、あんまりスーツを着ない、というか、持っていたスーツがほぼサイズアウトして着れなくなってしまった平原です。

手持ちのジャケットと(ユニクロの)パンツを合わせて着る日々。本当は着れるサイズのスーツを買いたいけど、いつか痩せるはずという希望を捨てられずにいます。

 

さて、今日は成長するときとは、というテーマで書いてみようと思います。

100×10チャレンジの学生さんに日々たくさん訪問していただいて、いろいろな話をしましたがその中で見えてきたことです。

 

みなさんは、過去どんな時に成長を実感しましたか。おそらく、今までできなかったことができた、出せなかった成果が出せた、という結果が出た時ではないでしょうか。または、それを人から承認してもらったときかもしれません。

なので、「結果」の状態に目が行きがちですが、なぜその結果が生まれたのかというと、当たり前ですができないことにチャレンジしたからです。

できないことを「できません」と言い続けたり、「私はやったことがないので」という理由でチャレンジしなかったり、「この分野で成果を出したことはないから、自分は成果を出せなくて当たり前だ」と思ってやっていたりしては、いつまでたっても結果は出ませんし、成長もしません。できないことを人に頼り続けてしまっているならば、一生できないままと思ったほうが良いと思います。

 

私は社会人になりたてのころ、笑えるくらい何もできませんでした。まず、文章が書けない。ブログを書くことにも平気で2~3時間使ってしまう、DMを書くことなんて徹夜仕事でしたし、書いたところでしょぼい。先輩から怒涛の修正が入ります(この点、タシロは最初っからすごかったな~)。そして、営業なのに「売る」とうことに遠慮がある。お客様に価値を提供する、という感覚が薄く、お役に立つ=ボランティアになってしまっており、なかなか「買ってください」と言えない。提案書の書き方もわからず、あてどもなく書き続ける(という期間が3年くらいあった気がします)。そもそもお客様の課題をお聞かせいただくためのヒアリングができない。その前に、お客様と信頼関係を作るためのふつうのコミュニケーションができない。パフの紹介ができない。。。。。

今でこそ、すべての項目についてある程度の自信はありますが、それは入社から今までの11年間でとにかくできないなりにもやり続けてきたからです。提案書は、どんなに自分の手に負えない案件でもすべて自分で作成しましたし(週に4~5本は書いていました)、ヒアリングも、できないところ、聞けていないところを振り返って、自分で何度もヒアリングシートを作りました。お客様との信頼関係の作り方は、常日頃から先輩の行動を観察し、どんどん真似ました。

その結果、大半が失敗だったと言ってもいいくらい失敗をたくさんしましたが、だからこそ一つひとつの業務ができるようになったのだと思います。

失敗を恐れずに、とにかくたくさん「自分で考え、実行する」ことと、「成功率が低い分は数でカバーする」こと。これが、成長(=できなかったことができるようになるため)の最短の近道だと、私は思います。

 

当然ですが、できないことに向き合うことは苦しいです。ある程度仕事が回せるようになるまでは、息も詰まるほど苦しかったです。でも、できるようになったからこそ仕事を楽しめる今があります。

学生のみなさんにも、社会にでたら3年間は修行!できるようになった後の景色を絶対見るんだ!という気持ちでチャレンジし続けてほしいなと思います。

 

次は、奇跡の成長を遂げたキムラさんです。まさか、キムラがここまで成長するとは~(あ、いや、信じてたよ?)

学生の力を信じる

2015年11月30日 (月曜日)

こんにちは、今日こそ当番の平原です。
3か月半もお熱を出さずに元気に保育園に通ってくれていた娘の体調が遂に崩れ、日曜には私にも移され、悲惨な感じになっています。

 

さて、先日お客さまの内定者研修を見学させていただきました。
業界研究講座やマナー講座がある中で、10月1日の内定式以降内定者をチームに分け、課題に取り組んでもらっていたものの発表がありました。
課題はいくつかのテーマから自由に選べるのですが、お客様にさらに喜んでいただくための新規サービスを選ぶチームが多かったです。
私が驚いたのは、プレゼンの内容、スライド、構成のすばらしさ。内定者にここまでできるのか、と、正直とっても驚いてしまいました。
まずプレゼン資料の作り方が秀逸です。社会人でもこんな資料作れない人多いだろうと思うようなデザイン、ロジック、ストーリーのあるスライド。プレゼンも10分間という時間をそれぞれ使って、全員が発表するチーム、寸劇を披露するチーム、サービスの利用シミュレーションをするチームなど個性・表現力豊かです。

そのお客様は、さほど学生に細かい指示はしていません。内定式の時にまず個人でプレゼンをさせ、優秀な方は表彰し、さらにその時のテーマを引き継ぐ形でチームのプロジェクトに入りました。そのような段階を踏むことで全体のレベルが自然と引き上げられたのかな、と思います。とにかく、学生はできるものだ、と最初から信じて構成しているところが彼らの力を引き出したのではないでしょうか。

 

私も常に学生に驚かされてばかりですが、今回の経験を経て、今まで以上に学生の力を信じようと思った次第です。

 

次は、木村さんです。

資生堂ショックから思うこと

2015年11月11日 (水曜日)

こんにちは、下町ロケットはまだ読んだことがない平原です。
もっぱらちはやふるにはまっております。

 

さて、先日資生堂が時短勤務社員に対しても通常ノルマを課す、という制度改革が資生堂ショックとして話題になりました。この制度の良し悪しはともかくとして、私がこのニュースを聞いて思うことは、どんな制度、働き方で働いていたとしても、もらっている給料に見合った仕事をしなければならないということ。フルタイムではありますが、ほぼ残業なしで働かせてもらっている今の私にとっては、背筋が伸びるニュースでした。

 

会社が大きければ大きいほど、「給料は自動的に入ってくるもの」と思ってしまいがちですが、まぎれもなく現場が稼いだ分からしかお給料は支払われません。自分が現場にいる社員ならば、その計算はすぐにできるはず。自分の給料+社会保険等の会社負担+オフィスや広告費などの経費一人分 の粗利益を最低自分で稼いでいないと、その時点で自分はお荷物です。私が新入社員の頃は社員ほぼ全員が営業だったため、この計算が常に目の前にあり、入社後半年間新規受注が取れなった同期のタシロは先輩から「給料泥棒」と怒られた、というエピソードがあります。(これは現在制作中のパフの採用HPに掲載する予定のネタですが)。こんなフレーズを聞くとものすごくブラックな会社に聞こえるかもしれませんし、今のパフだったら使わない言葉ですが、当時は全員が20代の社員。せめて自分の給料分は自分で売らないと、その分の負担がほかの社員にかかるのは火を見るよりも明らかでした。

 

この感覚、すごく大切だなと思っています。今私は営業の最前線ではないため、直接の利益につながらない仕事もしています。その付加価値も含めて、自分は自分の給料以上の仕事ができているのか、常に自己反省をしなければいけないし、きっと足りていないと思います。そのソリューションは「時間外も働く」ということではなく、時間内により付加価値の高い仕事をする、一つひとつの仕事のスピードとクオリティをあげる、利益に直結する仕事を自分で作り出す、ということではないかと思っています。

 

育児などで限られた時間しか使えない人はたくさんいると思いますが、私も含め何よりも本人が数字にシビアでいるということが、周りでサポートしてくれている人たちへの最低限の礼儀だと思います。

 

そんなことを思って、書いて、今日も自分で自分の首を絞めてしまった平原でした。

次は(今のところ)バリキャリ女子のキムラさんです。

パフの秘密

2015年10月26日 (月曜日)

こんにちは、毎日フルスロットル?の平原です。
料理は強火、と決めています。
野球への理解がないため、田代のオーダー表の意味がわかりませんでした。今夜旦那に聞いてみようと思います。

さて、先日のブログにも書きましたが、現在パフでは新卒採用用のホームページを制作中です。先週の水曜日、木曜日はその取材・撮影でした。
制作陣の方々が、こちらの予想を超える徹底した準備をして臨んで下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

社員も、私を含め13人分の取材・撮影をしましたが、本当に一人ひとりのストーリー、世界観があり、価値観があり、皆が本気で仕事と向き合ってきたことがわかる貴重な時間でした。

社員の取材内容について書きたいことは山ほどあるのですが、それはホームページができてからのお楽しみということで、今日は1つだけこの取材を通して気づいたことをシェアします。

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┃パフの特徴の1つである「お客様との近さ」の秘密
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パフは、お客様との距離が近い、と良く言っていただきます。私たちもそれを感じているし、好きなところです。
ではなぜこのような近い距離感を持っているのか。それがパフの歴史から見えてきました。

★★★

・創業当時、釘崎さんしかいなかった頃のお客様は、実績もない小さなパフという会社の理念、夢や想いに共感して「応援するよ!一緒に実現しよう」と協賛してくださった方々
・パフ初の新卒採用、第一期生である吉川たちの入社を、自分の会社のことのように喜んでくださった(なんと、内定者お披露目会に当時のお取引企業様17社全社が集ってくださったそうです)
・至らないところだらけだけど一生懸命がんばるパフの内定者を、自分の部下のように、愛を持って育ててくれた
・このお客様との関係性、距離感を後輩が見て学び、自分のお客様との距離感にも同じものを作っていき、パフの文化となった

★★★

上記は私の理解なので、実際とは異なるところがあるかも知れませんが、この話を聞いてつくづく幸せな会社だな~と思いました。

あらためてお客様への感謝を強くするとともに、パフ社員としての振る舞い、あるべき姿をもう一度見直さなくてはと気を引き締めた平原でした。

次は、取材を通して「入社以来もっとも変化し、成長した一人だな」と感じたキムラさんです。

制作中!

2015年10月8日 (木曜日)

こんにちは、ワンダーコアに乗らずとも、会社を1歩出ると仕事をすっきり忘れてしまえる平原です。
いつからでしょうか、こんなに切り替えられるようになったのは。

田代さんのブログを読んでいて、本当にそのとおりだな~と思いました。仕事は毎日毎日つづくし、失敗だらけ、3割打者でヒーロー。青春を思いっきり何かに打ち込んだ、努力した!という人は、パフでもう一度大人の青春しませんか?
とうことで、今回はパフ自身の採用のお話です。

さて、現在パフでは、新卒採用サイトを作っています。私も11年この仕事をしているので、新卒採用サイトはたくさん作らせていただきました。企画、取材撮影、制作、ディレクション、、、今では制作について少なからず知識を得た人間になりました。

が、今回作っているのはお客様の新卒採用サイトではありません。
株式会社パフの新卒採用サイトです。

実は、私がパフに入社を決めた時代、パフの採用サイトはありませんでした。入社後も、ずっとありませんでした。
・・・・
良く考えたら、初めてなんです。パフ社員が登場する新卒採用サイトを作るのは!!!!
もちろん、パンフレットも作ったことはありません。よって、まともに取材撮影をされるのもみんな初めて。田代さんが先輩社員としてかっこよくWEBに登場している姿を想像し、うひひひひと一人楽しんでいます。とってもワクワクどきどきする仕事です。

どんな出来になるんだろ~と思いながら、その旗を振るのは私です。
ここで、今までのキャリアが試されます。今までさんざんいろいろな制作物を作ってきましたが、その中でもこのお客様との制作はとても作りやすい、いいものが作れる!というお客様がいらっしゃいました。
たとえば、、、

★★★

・自社の魅力をきちんと捉えている
・自社の魅力をどのように出したいのか、アイディアを持っている
・制作陣のアイディアを柔軟に面白がって取り入れてくれる/否定しない
・イメージが違うときには、具体的に何が違うのか、どうであったらよいのか、誰でもわかる言葉/具体例で明示する
・希望の後だし、後戻りをしない
・いいものにこだわりつつも、お互いのパワーを考慮してちゃんと落としどころをつくる
・情報の出し惜しみをしない
・制作陣の依頼を「パワーがないから」という理由で断らない
・制作陣はパートナー。意見を尊重し、無理をさせない
・面白がって作る
・時にはちゃんと制作陣のお尻をたたく
・締め切りを守る

★★★

こんなことでしょうか。はてさて、自分がそんな発注者になれるか。

また、自分が営業担当として制作の場面で実施してきたあれこれのサポートがあります。

★★★

・ミーティング後には議事録を提出し、決定事項がうやむやにならないようにする
・あいまいな点を見つけ、つぶす
・締め切り前にはアラートをあげる
・制作陣、顧客の感情を汲み取り、スムーズに進むように調整×調整

★★★

自社案件でも、営業担当レベルの価値を発揮できるか。

 

この両方ができたら、すごく制作しやすい=いいものが出来る=制作陣もまたパフの案件をやりたいと思ってくれると思います。そして、社内の方々にも気持ちよく動いてもらい、みんなで楽しくいいものが出来上がる。そんな制作にしたいな~と思うのでした。

なんだか平原の備忘録のようになってしまいましたが、みなさんの何かの参考になればうれしいです。

次は、同期がんちゃんがついにママ!早く会いに行きたいだろうキムちゃんです。

売るということ

2015年9月18日 (金曜日)

こんにちは、風邪でのどがつぶれて声が出なくなってしまった平原です。高めの声なら何とか出ます。旦那相手に練習していますが、なんともコミカルな会話になっています。今日の会議どうしよう。

さて、田代さんの紹介にも会った通り、私は今年たくさんの学生さんからの社会人訪問を受け入れています。そこでよく聞かれる質問の1つに、「入社前と後のギャップは」という質問があります。

私はこの質問に昔から決まってこう答えていました。

「売る、ということそのもの。」

私は理系学生だったこともあり、学生時代ビジネス感覚というものが皆無でした。パフがやっていることは正しいし、すごく好きだし、広めたい。色々な会社に参画してほしい。けれど、「買っていただくのは申し訳ない」と思ってしまったのです。ボランティアとの区別がついていなかったと言っても過言ではないですね。

なぜなら、自分がお金を払うというのはなるべく避けたいことだし、その避けたいことをお客様にお願いするというのはなんだか悪いことしているような気がしたのです。

お客様のために値下げして、安く売ったほうがいいのではないか。と入社早々に釘崎さんに言って、「お前は馬鹿か。自分で自分の価値を下げてどうするんだ」と怒られました。が、その意味が当時はわかりませんでした。

営業を続けるうちに、理解することができました。
・お金をいただくということは、それに相応する価値を提供するということ
・買っていただけるということは、その金額に相応する価値を、パフや平原に感じてくださったということ
・営業マンの仕事は、自分たちが死にもの狂いで作っている商品、サービスの価値を最大限高くお客様に感じてもらうこと
・売れる営業マンは、即ち高い価値をお客様に提供できている人
・売れない営業マンは、お客様、社会、そして会社に対して価値を提供できていないということ。

これがわかってくると、がぜん売れないことが悔しい。
自分が好きで入ったパフの真価をを認めてほしいし、それだけのサービス・価値をお客様にご提供したい。
だから、勇気をもって「買ってください」「お手伝いさせてください」「一緒にやりましょう」とお客様に言えるようになったのでした。

実際にやってみると、学生時代に思い描いていたのは思いもよらないところにギャップを感じたりするものです。乗り越えるには、時間がかかります。最初の数年は、特につらいです。だからこそ、最初の数年は歯を食いしばって、自分なりの仕事ができるようになってきたと思える日まで、安易に辞めることなく頑張り切ってほしいと思います。

さて、次は最初の数年、、、何年?苦しみ続けてきた木村さんです。