パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

スタッフブログって

2018年8月24日 (金曜日)

皆さん、こんにちは。 全力ガール吉川です。
「ガール」と呼ばれたのはいつぶりだろうか。嬉しい限りです。

さて、実はこの日替わりスタッフブログ、毎日、100~200ぐらいのアクセスがあります。(意外と読まれてます)
またどなたかに記事をシェアなんかされてしまうと1000を越えたなんて日もあったりします。

誰の社内チェックも入れず、自己責任で書く。こんな緩いルールで続けていますが、ちゃんと毎日リレーが続くのは、パフ社員がパフ社員であることの証だな、なんて思ったりします。

実は以前は日替わりでなく、書きたい人が書く!というルールで数ヶ月更新されない時期もありました。
それをある時私が「全員書くこと!」と勝手に決めて、そこから数年、ずーーっと続いています。

そして不思議とブログを書くことをルールにしてからの方が業績もよくなりました。

え?ほんと??
こんなユルいブログと仕事の成果が結びつく?

ロジカルな相関理由は言えませんが、私は関係があると思っています。

「全員書くこと!」と宣言した時は感覚で「必要!」と思っただけなのですが、その後数年続けてきて、このブログを書くメリットがだんだん見えてきてきたので、本日は頑張ってその理由を3つ言語化してみました。

■【個人の成長の機会】
人はインプットとアウトプットどちらも交互に繰り返すことで、情報を知恵にすることができます。
アウトプットの場があることは、インプットをしたり、そこから深く考えたりするキッカケとなります。
業務をしていれば業界の知識やノウハウの知恵は自然とつきますが、それ以外の教養は自分が意識しないと身につかない。
教養を磨いて人間力を高める。
そんな素敵な社会人になるための一つのキッカケの機会になるのでは?と思っています。

■【相手と仲良くなるにはまず自己開示から】
パフでは実に様々な人と一緒に仕事をします。
経営者や人事であるお客様、お客様サポートを一緒に行ってもらうパートナーさん、採用業界の同業の皆さん、求職者である学生さん、そこから卒業して旅立った社会人の皆さん、元社員のみんな、社員のご家族…などなど。
そして私たちの周りにいる方々は、本当に魅力的な方が多いです。いわゆる仕事だけの関係でない、人としても一生付き合っていきたいと思える方々です。
そんな皆さんと深い人間関係を築く一歩目は、まず自分の方から心を開くことかな、と私は考えています。
このブログを読んでいると同じ社員でありながら「へ~、あの人こんな風に思ってたんだ」みたいな発見がたくさんあります。
そんな社員の色んな一面を知ってもらう場、自己開示からの仲良くなるキッカケづくり。このブログはそんな役割もあるなと思っています。

■【オールパフという考え方の実践の場】
中途入社の大岡さんに言われました。「お客様が自分の担当営業以外の社員の名前やキャラクターを知ってるって、他社にないよ」と。
へ~、そんなものか、と思ったのですが、確かに、パフでは営業が自分の担当するお客様をどんどん他のスタッフに会わせる文化があります。仲の良い友達を家族にも紹介する、そんな感覚でしょうか。
そして他のスタッフも、「●●さんのお客様」というよりは「パフのお客様」という感覚で、全員が自分の担当企業様のように接する雰囲気があります。
先日、あるお客様から新人が書いたブログを見て「二人は、イイね!将来化けるぞ!」なんてお言葉をいただいたりしました。
私たちが思っているのと同様、お客様たちもパフの社員を気にして好きになってくれていることが、とても嬉しかったです。
全スタッフで、すべてのお客さまのより良い採用成功を目指す。このブログは、パフのそんなスタンスを体現する場なのかな、とも思いました。

ふ~、久々に真面目なブログになってしまいました。長文失礼しました。

このブログは、真面目じゃないのが良いところだと私は思っていますので、今後も「ゆるゆる時々マジメ」ぐらいの感じでリレーしていきたいと思います♪

お次は、難しい仕事はスイスイこなすけど、スタッフブログだけはうんうん唸って「これが一番難しい」と嘆き続けるホサカです。

リスクをとる

2018年8月6日 (月曜日)

皆さん、こんにちは。
新しい仲間がまた増えて嬉しい吉川です。

先日久しぶりに体の調子が悪くなりました。背中と腰が痛くて、歩くのもしんどい状態でした。
早退して自宅近くの鍼灸に行こう!と思い、ネットで検索をしたところ、本格的な治療院があり、行ったところ、翌日にはスッキリ体調が戻りました。

あんなに悪かったのにこんなに急激によくなるなんて!本当に感動する腕前の治療院でした。

ただ実は、はじめは怪しすぎて本当にやってもらうか不安だったんです。

■予約の電話をしたが名前も聞かれずに「はい、ではお待ちしています」しか言われなかった

■行ってみると治療院は、おんぼろアパートの2Fにあり、鍵穴もない引き戸を空けると、目の前にはキッチン。男の一人暮らし的な普通のお部屋だった

これはヤバいところに来てしまったかも?といつでも逃げられる態勢もとっていたのですが、院長の顔を見たら安心しました。

実はその治療院への予約を決めたのは、ネットに詳しく、治療の流れや院長の経歴、料金設定の根拠、予約スケジュールなどが公開されており、誠実さを感じたからです。
(予約スケジュールには「阿佐ヶ谷の七夕祭りに行く」という予定も記載されており、そのオープンさにちょっとクスッときたりもしていました)

怪しい部屋の奥にいた院長は、ネットの写真そのままの誠実そうな人で、小奇麗な白衣を着て、手際よく治療の準備をしていました。
「あ、この人なら信じられるな」と直感的に思った私は、施術を受けることに決めました。

背中が痛いと伝えると、「お腹が冷えている」とお腹から鍼をしてくれ「お!これは本物の鍼灸師では」と実感し、冒頭の結果となったんです。

パフの社長・釘崎さんがよく語る「プランドハプンスタンス(計画された偶発性理論)」では、予期せぬ偶然の出来事をチャンスに変えるには以下の5つの力を磨いておくことが大切であると言われています。

○好奇心(Curiosity):新しい学習機会を模索すること
○持続性(Persistence):失敗に屈せず努力をすること
○楽観性(Optimism):新しい機会が「必ず実現する」「可能となる」と捉えること
○柔軟性(Flexibility):信念、概念、態度、行動を変えること
○リスク・テイキング(Risk-taking):結果が不確実でも行動を起こすこと

私はこの中で一番難しいことは「リスク・テイキング」だと思っています。

今回のことで、その難しい決断の背中を押すのは、カッコつけないリアルな「情報公開」なのかな、と感じました。

パフという小さな会社に初めて発注をするお客様たちもきっと「本当にココに任せて成功するのかな?」と思いながらリスクをとっているはずです。
その背中を押すために必要なのは、パフが創業から訴えているカッコつけないオープンな姿勢「顔の見える」情報公開なのかな、と感じました。

2020年採用のご提案が本格的になる8月。
このブログも含めて、カッコつけず等身大の自分たちの気持ち、大切にしていること、ダメなところをどんどん恥ずかしがらずにオープンにしていこう!と決意しました。

明日は、オープネスだけど、どこかミステリアスなホサカです。

営業で、靴下履きたい!40歳。

2018年7月17日 (火曜日)

皆さん、こんにちは。
日々の暑さにやられて負けそうな自分を奮い立たせるべく、一段と食欲旺盛になっている吉川です。

先日朝礼で「今後のブログには、趣味の話を書きます!」と宣言したのですが、実は私、趣味といえるものがありません。
ただ周りの人の趣味に付き合うのは大好きです。

BBQやキャンプ、野球やサッカー観戦、テニスやゲームや旅をするなど、その道に精通している人にくっついていって、プロの豆知識を聞きつつ一緒になって参加するのってとっても楽しいです。

趣味がある人って、その話になると目をランランとさせますよね。
何かに夢中になれるって素敵だなぁ、羨ましいなぁ、といつも思っています。

そんな人の趣味に付き合うなかで、自分も好きになったことがあります。

それは、靴下。

一番仲の良い友達と私の母。誰かと買い物する時は、いつもそのどちらかが一緒なのですが、なぜかその二人、服屋に行くと必ず「靴下」を見ます。
2人とも目が飛び出るような価格の靴下も「可愛いぃ♪」と言ってバカスカ買うんです。

そんな人たちと数十年共に買い物していると、自然と私も靴下をよく見るようになり、普通の人よりは靴下を多く持つようになりました。

全く別の話ですが、最近も猛暑の中営業で外回りするのですが、その時ストッキングを履くのって結構ツライです。
ここ最近、毎日「靴下履いて営業行きたいな~」って思っています。

お客様のところに靴下履いて行っても許される信頼関係&キャラクターの確立ができるよう、今期も営業頑張ります!

最近のお気に入り靴下は、フランス柄の靴下です。

くだらない話で終わってしまいましたが、今後も趣味になりつつあるお気に入りの靴下を定期的にご紹介していこうと思います。
明日は、多趣味な保坂です。

救え、ただ人を救え。

2018年6月27日 (水曜日)

皆さん、こんにちは。珍しく週3回のジョギングが2ヶ月も続いている吉川です。
体重は、1キロ落ちました。しかし今年に入って2キロ太っていたので、2018年は人生最高体重の年に変わりはありません!
そして、私の体重と比例していると噂のパフの業績も、無事、過去最高を達成見込みです。

これも普段から私たちに期待し、発注してくださったお客様のおかげです。
本当に本当にありがとうございます。

業績の大きさは、お客様の期待の大きさ。
きちんと期待以上の成果を出します!

 

さて、先週末で日曜劇場「ブラックペアン」が最終回を迎えました。

嵐の中では相場くんの次に好きなニノが主役とあって、毎回欠かさず見ていました。

医者だったお父さんの恨みを晴らすため、悪魔的な技術力をもって復讐に燃える医師の物語です。(見ていない方は、ストーリーはネットで検索していただくとして…)

毎回出演者から初声される「名言」が注目されているこのドラマですが、私が一番印象に残ったのは、最終回で主役のニノにお父さんが授けた言葉でした。

 そのままでいい、普通でいい。
 医者は患者のことだけ考えろ。
 救え、ただ人を救え。

「一番大切なことは、医師の使命、存在意義を全うすこと」というシンプルなメッセージがとっても心に響いてしまい、思わずその場で、メモをしてしまいました。

ライバルに勝ちたい、誰かに認められたい・褒められたい、自分のやり方が最も優れていることを証明したい。見返したい、怒られたくない、失敗したくない、傷つけられたくない。仕事をしているとそんな欲や不安がどんどん湧き出てきます。

これらはやる気の原動力になるものすごいパワーをもつ感情ですが、実はその反動で自分自身を傷つける感情だな~、こんな気持ちに支配されたくないな、と最近思うようになりました。

仕事を通じて「何かを手に入れたい、こうなりたい!」と思うよりも、仕事を通じて「何を生み出すか、どういう存在であるか?」を意識できる人の方が強いのではないかと。

顧客や学生のことだけ考える。
無心に顧客や学生を救う。
企業の採用成功に貢献する。
学生の納得就職のために行動する。

「過去最高益」というのはあくまでも結果。
やはりそれを目的に仕事しちゃいかんな、と改めて気が引き締める言葉でした。

来期も多くの企業・学生を救うため、頑張ります!

明日は、いつも困ったとき助けを求めると救ってくれる保坂です。

営業って?

2018年6月8日 (金曜日)

皆さん、こんにちは。気づいたら営業を18年もやっていたヨシカワです。

前回のハムのブログ、なんだかものすごく共感してしまいました。

なぜって。

入社2年目ぐらいで、少し営業成績が出てきたころ、私もハムの友人とおんなじような気持ちになったことがあるからです。

この頃の私を知る人には「当時は肩で風切って歩いてましたよねぇ」と言われます。。。

友人の発言に共感しないハムは、当時の私より3歩先に行ってるな、と素直に感心します。

最近、営業ってどんな役割を担う仕事なんだろう?と考えることがよくありました。

私の感覚では、営業は、だんじり祭りの「御輿の上に立ってる人」って感じなんです。

偉いのではなく、皆から持ち上げてもらってる、目立つ場所に立たせてもらってる人。

会社としてとっても大切なお客様の声、市場の声を一番最初に届けるポジションだから、若手であっても皆が自分の声を聞いてくれる。そんなイメージです。

だから!
下を見てたら眺めの良い上に立たせてもらってる意味がないよーー!

小さくまとまるなよーーー!とハムの友人に会ったら言うと思います。

私は、尊敬する國貞さんの著書「究極のドラッカー」を読んだ時に、本当の企業の役割が少しだけ理解できるようになりました。

「社会を人に例えるなら、企業は器官。利益は水。
水がないと人(社会)は生きれないけど、決して器官(企業)は、水(利益)のために存在してるのではない。

人(社会)がより健康であり、よりワクワクするために、機能するのが器官(企業)の役割。
だから企業は自分の外の人の役に立って始めて価値がある」

だとしたら、営業は、神輿の上からしかみえない進むべき方向(本当にお客様から求められていること)をしっかり見据えて、他の神輿の動き(競合や市場のうごき)を横目で見つつ、今後神輿が進むべき道を見つけることが、一番の役目なのかな、と思います。

神輿のなかで、最も派手で、最も新しいことにチャレンジできるポジション。

でも最も目立つのでいろんな人から色々指摘も多いポジション。

全速力で走る神輿に乗る勇気と、揺れに耐える体幹と乗り心地の悪い場所でも屁でもない顔をする精神力。

色んなことが、一気に磨かれるのも、営業だなー。って思います。

だから、入社式以来、ずっと営業というポジションに置かせてもらえたことは、感謝しかないです。

営業って、誰かのおかげで目立てる仕事!そしてとっても楽しい仕事です!

ハムのブログで、今一度基本のキを振り返えることができました。

ハム~、ありがとよー。

来週は、神輿のエンジン(パフの神輿はエンジンがあるので速くて荒いのです)保坂です。

パフパフABD

2018年5月22日 (火曜日)

皆さん、こんにちは。

9月に開催される名古屋ドームリレーマラソン出場のオファーがあり、今月より朝のジョギングを始めました。
が!一向に体重に変化がなく落ち込んでいるヨシカワです。

さて、昨年よりパフでは、新人研修のひとつに【輪読会(人々が集まって、同じ本を読み、その内容について意見を交わすこと)】を行っています。

本を読む研修ときくと、知識量を増やす研修に思われがちですが、実は、開催の意図は少し違います。

様々な年齢、立場の人と仕事をするパフでは、「話していて面白いか」がとっても重要。

私が話をしていて面白いなーと思えるかは、自分なりの意見をもって、それを相手に発信できるかどうかかな、と思っています。

私自身が、相手の意見をそのまま鵜呑みにしてしまう傾向があるので、相手の意見を踏まえつつも自分の考えをぶつけられる人を見ると、とても素敵だなと感じます。

どんなに偉い人にも物怖じせず、どんなに年下の人にも対等に。

決して自分の意見を押しつけるのではなく、意見を戦わせて、更なる深い解に辿り着く。
さらに新しい情報を更新しては、新たな問いを見つけて、また多くの人と考えを深めていく。

そんなしなやかなスタンスをもつ面白くて魅力的な人。

要は、答えのないことを、あーだこーだいいながら、オリジナルな解を、誰かと一緒につくっていける人。

パフの社員は、そんな骨のあるビジネス人でありたい、私もそうあれるよう努力したい!と思い、皆で本を読んで、語り合う輪読会をスタートしました。

今年は、その輪読会の手法も、ある素敵な方のアドバイスにより「アクティブ・ブック・ダイアローグ ABD(http://www.abd-abd.com/)」という手法でやってます。

これが、本当に面白いし、楽しい!!

どれだけ楽しいかは、以下の写真を参考にしてください。


あまりにも楽しく学びと気づきが多い機会なので、今後は、少し運営もアレンジして、学生も巻き込んだイベントにしていこう!ということになりました。

題して、パフパフABD。

誰でも参加できるので、ご参加希望者は、パフの誰かにご連絡くださーい!!日程お伝えします!
皆さんのご参加、心よりお待ちしております♪

明日は、輪読会にはいつ参加してくれるのかな?ホサカです。

決断って、どうしたらできるの?

2018年5月1日 (火曜日)

皆さん、こんにちは。吉川です。

今日は、連休でお休みの方も多いのではないでしょうか。
パフは本日より九段下での勤務がスタート!
これまでの2倍の広さの綺麗なオフィスで、連休の合間ではありますが、清々しく仕事に向き合えています。

そしてパフの2019年採用ですが、口頭で「パフに入社したい!」というお返事を2名からもらうことができました!(採用目標数達成!!ヤッタネ、カカ)

今年の2名は、即決でパフへの入社を決めてくれたのですが、お客様とお話をしていると「内定者からなかなか入社の返事をもらえなくてねぇ。待たされて待たされて辞退されると本当にツライ…」などという声をよく聞きます。

合格者クロージング施策を考えるにあたって、「学生たちはいつどういうタイミングで入社する会社を決めるのか?」を最近よく考えていました。

ここ数年パフへの入社を決めた社員に「入社を決断する前に、実は『パフが一番いいかなぁ』と思ったのはいつ?」と聞いたところ、全員、最終選考合格通知をした時には「パフが一番入社をしたい会社」だったそうです。

え?そうだったの。
その割には、返事くれるまで数か月かかったじゃん?!
人は“直感”で「入りたい!」と思っても、“決断”するまでには時間がかかるもののようです。

一番入りたい会社だけど、知名度もない、将来性も分からない会社に入るのか…。
親や友人にも「そんないい会社に入ったんだ」と納得してもらうための理由を見つけないと決断できない。

一番入りたい会社だけど、丸1年経ったら一人前になっていることを期待されている会社に入るのか…。
本当に自分の能力や性格でその期待に応えられるか、しっかり見極めないと決断できない。

一番入りたい会社だけど、そもそも人材業界なんて目指してなかったし。自分のやりたいことじゃない事業をしている会社に入るのか…。
「やりきった」と思えるまで志望企業の選考を受けきらないと、自分が本当に大切にしている会社選びの基準が分からないと決断できない。

自分が納得する「理由」を自分の言葉にするために、またその理由を第3者にも納得してもらえる証拠を見つけるために、学生たちは「迷う」という言葉で、入社決断を先延ばしにしているのだな、と気づきました。

まずは「この会社に入りたい!」と直感で思ってもらうためにどうすればよいのか。
その直感に至った理由を紐解くためにどうすればよいのか。

「入社したいと心で感じてもらうための施策」と「直感を紐解く施策」。
「内定クロージング」というなんとも複雑な施策も、2つの工程に分けるだけで、だいぶ戦略が絞り込まれて考えやすいなと分かりました。

連休明けからいよいよ、学生たちの決断の日々が始まります。
そのために、採用する側としてどんな支援・施策を実施していくべきか、この気づきを参考にもっともっと深く考えていこうと思います。

明日は、直感に至った理由を言葉にするのが上手なホサカです。

私が仕事が好きなワケ

2018年4月11日 (水曜日)

皆さん、こんにちは。吉川です。

後輩というものは、何気なく発した一言をきちんと受け止めて吸収してくれるありがたい存在ですね。
いつ言ったか忘れましたが、石河が私の言葉によって、志を高く仕事の意義を確認してくれていると知って、本当に嬉しいです。

私も志を高く持たねば!と背筋が伸びました。

さて先日、私が何でここまで仕事を好きになったのか、わかっるキッカケをくれた出来事がありました。

約5年前に職サークルの運営するインターンシップに参加してくれた現在入社4年目の若手社会人たちと久しぶりに飲みに行った時のことです。

数年ぶりの人もいれば、インターンシップの時依頼5年ぶりに会うメンバーもいて…、今の仕事のこと、これからのキャリアのこと、当時のインターンシップの思い出など、「本当にそんなに長い間会わなかったっけ?」と思うほど、すんなりと気持ちよいコミュニケーションがとれて、とっても楽しく嬉しい瞬間でした。

みんな変わってないけど、変わっている。
性格や大切にしていることは前と変わらず素敵なスタンスを持ちながら、社会で様々な経験をして変わった自信や視点の高さも感じて、すっごく成長しているなぁ、と母目線で笑顔が止まりませんでした。

数年経ってもまた会いたいと思える仲間たち。
どうしてお互いをそんな風に思えるのかね?という話題になった時、ある若者がこう言いました。

「だって、あのインターンシップで、僕たちの世代は、全員本気で提案して、全グループお客様から発注をもらいましたよね?インターンシップは4日間だけだったけど、その後、チームで協力しながら、お客様に満足のいくサービスをするための納品に携わったことは本当に大きかったです」

##当時のインターンシップは、4日間で、パフのクライアントである採用担当者にヒアリング訪問し、学生たちが学生たちならではの採用課題解決サービスを考えて提案する、というプログラムをやっていました。

その言葉を聞いて、「あ、そっか。一緒に仕事をした仲間なんだ」と妙に納得をしてしまったんです。

色んな困難を乗り越えながら、
チームメンバーそれぞれの強みを発揮し、
弱みを補い合いながら、
顧客の期待の101%以上を必ず達成するべく試行錯誤する。

お互いをさらけ出し、ぶつかり合いながらも
最終的には相手を理解したうえで、
持ちつ持たれつのよい関係を主体的に築く必要があることを気づかされる。

依頼者の意図を論理的にも感情的にも理解する、
こちらの意図を正確に伝え共感してもらうために
自分の能力と人間力を磨く。

仕事とは、もちろん世のため人のためにやることですが、実は自分にとってかけがえのない仲間づくりとそんな仲間を引き寄せるための自分磨きの場としても、価値のあることなんだな、と気づきました。

私が仕事を好きな理由は、仕事を通してそういった仲間、同志をたくさん見つけることができるからだ、と分かりました。

インターンシップであっても、本気の仕事として取り組んでくれた若者たちに改めて感謝感謝です。

私がどれだけ楽しかったかと、彼らがどれだけ成長したかは
以下の2枚の写真を見ると感覚で分かっていただける気がします。。。

■5年前

 

■先週

新年度、改めて世のため人のため自分のために一生懸命仕事と向き合おう!と決心いたしました。

明日は、私より仕事好き(おそらく日本でもトップレベルの仕事好き!)だと思われる保坂です。

苦なくできることは、なんだ?

2018年3月22日 (木曜日)

皆さん、こんにちは。吉川です。

以前、オフィスの共有デスクに見たこともない美しい字で書かれた付箋が置いてありました。

会社に長く居ると手書きの文字は、だいたい誰のものか分かるようになります。
こりゃみたことない!きっと大門さんだ!!と思って、なんでそんな綺麗な字が書けるのかを質問しました。
その答えが昨日のブログで紹介されていましたね。
綺麗に書くことよりも丁寧に書くことを意識する。
大門さんらしいエピソードで朝から心が温かくなりました。
私は「文字はそれまでのその人の生き方を表している」と考えるタイプです。
未だに履歴書を手書き限定にする会社が多く、
学生の負担を考えると古い!と思う一方で、
手書き文字から伝わってくることがあるという意見もよく分かります。
就活のとき、他社用に書いた履歴書を丸写しにしたものを提出した会社の面接で
「字が綺麗すぎて内容に目がいかない」と言われ、なんとヒドイ面接官だ!と腹をたてたことがありました。
今思えば、何の思いも意見もないま書いた姿勢が伝わっていたのかもしれません。。。
さて、日頃から手書きすることが大好きな私ですが、字が
格段に上手くなったと自覚している時期があります。
それは高校生のころ。
ハンドボール部に所属して、朝から晩まで休みなく練習していた日々です。
その時期の唯一の休息は、授業中でした。
えー、はい。授業の講義を聞かず、よく居眠りしていたってことです。
テスト前になると、仲の良かったヤスハラさん
(あだ名は、ラッキョ。やすはらっきょ!という親父ギャグが由来)の
ノートを見て勉強をしていました。
それが、そのノートがスゴかったんです。
先生が番書した文字以外に、口頭で説明されたことの要点メモや、
教科書の何ページにこの話題が記載してあるかの注意きまで書いてある。
授業を聞いてなくても、そのノートを見たら、どういう流れで説明があり、
何が重要なのか、という話の強弱まで分かるものでした。
私は、テスト前になると”ラッキョノート”をまずはただただ
書き写すところから勉強を始めていました。
写経みたいなものですね。
すると不思議なもので、ラッキョの美しい字に似たけっこう美しい字が
書けるようになり、ノートのまとめ方スキルも格段にアップをしました。
その後高校3年生で履修した日本史の先生が
一切番書しない!という不思議授業スタイルだった
ことが、さらに私のノート作成スキルを高めてくれました。
今でも、自分の営業は、ノートなしではできません。
お客様の話を聴く際、事実と感情に分けて聞きながら、紙面にそのお話の構造が見える化するよう
整理しながら聴く&書くことを意識しています。
そうするとお互いに話の論点がずれずに短時間で
本質的な課題は何かにたどりつけるんです。
クイックレスポンス&分かりやすく人に話すのが苦手な私に
ピッタリのコミュニケーションツールがノートだったのかもしれません。
以前ある方に「自分の強みは、他者よりも優れていることではなく、
自分が苦なくできることだよ」というアドバイスをもらいました。
最近、よくノートの取り方を誉められるようになったのですが、
自分が苦なく磨きたいと思えることに若いときに
出会えた私は、運がよかったなと思います。
ラッキョよ、ありがとう!
あ、今日はパフの新人研修プログラムについて書く予定だったのにっ。
大門さんのパスについつい乗ってしまいました。
新人二人が「苦なくできることは何か」がわかってきた頃に
また書きますかね。
では、明日は、タスクメモ帳なしに日々の膨大タスクをやりきる、パフのスーパー頭脳・ホサカです。

仕事に理不尽さは必要か

2018年3月5日 (月曜日)

ドタドタ歩くので、自分的には余裕でも周りからは忙しそうに見えてしまいがちな吉川です。いかんですね。心を亡くさないようにせねば!です。

 

2018年は本当に過ぎるのが早いです。もう3月とはビックリです。
3月は採用シーズンスタートでもありますが、4月の新人受け入れまでカウントダウンが始まる月でもあります。

パフに新入社員が2年連続で入ってくるのは、実に9年ぶりのことです。

中小企業は、相当なマンパワーと相当な工夫をしないとなかなかよい人は採用できない。
中小企業は、業績が安定しないとなかなか新人を受け入れることはできない。

リーマンショック後の厳しい戦いの中でそれを実感する10年を乗り越えて、今年も2名もの新入社員を受け入れられることは、本当に嬉しいです。

で、新人研修、どーしましょーかね。
今、様々な本を読んだり様々な人にヒアリングしたりしながら、今年のプログラムをウンウン言いながらつくっています。
(あ、今ごろそんなこと考えてるのがバレてしまった。阿久根、石河、ゴメンよ)

先日のカカの日記であった「成長に理不尽は必要」という話。
その場に私も居たのですが、その後「本当に大切なのか」ということをさらに考えていました。

プログラム設計のために最近読んでいる書籍「成人発達理論による能力の成長」にもこんなことが書いてありました。

 (以下、吉川意訳)
 既存の研修など、能力開発には以下の3つの問題点がある。
 ●単純な作業を延々とさせられるなど、その仕事の意義を見出せないもの。
 ●研修やトレーニングが、実際の現場とどのようなつながりをもっているか分からないもの。
 ●取組む本人が自分の性格や能力に合わせた様々なプロセスで課題を達成することを制限されているもの。

この3つが育成される人間のモチベーションダウンにつながり、教育効果が薄れるというのです。
学生が言っていた「理不尽」という言葉を分解した3つのことかな?と興味深く読んでいました。

育成側としてはこの理不尽さをつくらないよう能力開発を設計する必要がある!と学んだ一方で、さらなる疑問が生まれました。
仮に育成される側が、どんな状況に置かれてもこの3つを乗り越えることができれば、それはそれはスゴイ成長するのかな?と。

イベント当日にある学生が言いました。
「『理不尽さが必要』とは、その理不尽さを乗り越えた人にしかいえない」

なぜか頭にずっと残っていた言葉。

きっと彼は、理不尽な状況におかしいと思いながらも、目の前の状況に自分なりの意義を感じ、この経験を次の現場でどう活かそうか考え抜き、与えられた制限ある環境の中でも自分らしいやり方を模索したことで「今後同じようなことが起きても乗り越えらえる」という自信を持てたのかなと思いました。

上で紹介した書籍には、こうも書いてありました。
 「成長の本質は、問いに答えるというよりもむしろ、問いを立て続けていくことにあるのだと思います」

 

さて、「成長には理不尽さが必要か」の答え。
考えれば考えるほどモヤモヤして答えには辿りつきません。
ただ、それをキッカケにいろんなことを考えていくことは、自分や周りの成長につながるのかもしれないとも思えてきました。

とにかく、
今年のパフの新入社員には、早く綺麗な答えが出せる人ではなく、
常に問いを持ち続けられる人になってほしい!

さあ、ゴールは見えました。

理不尽さを自力で乗り越えられる人材になるプログラム。
つくれますかねぇ。頑張ります!

明日は、お客様にも自分にも、常に問いを投げかけているホサカです。