パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

お祝い

2011年11月14日 (月曜日)

先週の2011年11月11日に34歳になった吉川です。

先週の誕生日は、100年に1度しかない1が6個も並んだ縁起のよい日だったようです。そんな日にたくさんの方からお祝いの言葉をもらい、本当に素敵な一日でした。

そして翌日は、中学校の友人の結婚式。たくさんの感動をもらいました。
実は私はこの11月にあと2回ほど友人の結婚式にいきます。
毎週たくさんの感動をもらえるかと思うと今から楽しみです。

さらに、11月20日は、私の両親の40回目の結婚記念日。これもまた特別な日です。
おそらく人生でも一番お祝いが重なっている1ヶ月のような気がします。

お祝いの席を経験して、気付いたことがあります。

自分はとても多くの人に支えられて今まで生きてきたのだということ。
また逆に自分も誰かの支えになってこれたのだということ。
「人間一人では生きられない」といいますが、本当にそうだなと感じました。

社会の中で仕事をしていると、特別な能力や経験もないフツーの自分なんて、たいしたことない人間だと思ってしまうことがあったのですが、自分の近くの人にとっては、少しは特別な人間だったのかなと気付かせてもらえました。

就職活動をしていると「周りの誰かよりも秀でる何かをもっていないと」と思ってしまうこともあると思います。
でも人間だれしも素敵なところがあり、(それがたとえ飛びぬけてすばらしくなくても)必ず周りの誰かを幸せにしていることは間違いない。
それが社会でも必ず役に立つ自分の長所なんだ、と気づくことができました。

自分の少しだけ素敵なところを大切にしていける人でいつづけたいな、と思います。

明日は、最近お引越しをした岩崎です。

チームとは

2011年10月26日 (水曜日)

皆さん、こんにちは。東京生まれ(となかなか言われず少しさみしい)の吉川です。

最近、単独で動くことが多い営業職とは違ってチームで仕事をする機会が増えました。ふと、自分のチームづくりやリーダーとしての基礎はどこでつくられたんだろう?と振り返ってみました。

私が、社員の中でも一番長く同じチームメイトとして過ごした仲間は、パフ社員の長崎です。

長崎が入社した直後、「営業第一チーム」という新規開拓中心の営業特攻部隊として、たった二人だけのチームで仕事をすることになりました。

きちんとリーダーとして後輩を育成する責任を担ったのは、その時が初めてだったと記憶しています。

まだ「株式会社パフ」という会社が採用担当の方にほとんど知られていない頃、どんなやり方で営業をしかけるのがよいのか、試行錯誤の日々でした。

今思えば、ハチャメチャな日々でしたが、この二人の営業第一チーム時代が私がリーダーとして一番成長した時だったな、と感じています。

■私が突如、「アポがとれないのは、気合が足りないからだ!」という全く根拠のない根性論を持ち出して、「鉢巻をつけて朝8時からテレアポしよう!」 と提案した時も、「いいですね!」と喜んで実行してくれた長崎。

■夜中、疲れきって気力を失いかけた私に「偉い人の名言集」をおもむろに朗読し、「もっと大きく高い視点で仕事しないと」と元気づけてくれた長崎。

■長崎が大きな提案を前につぶれそうになっていた時に私が書いた「励ましの置手紙」をその後もずっと机に飾ってくれていた長崎。

■私が会社の大イベントに寝坊して遅刻した時、「リーダーたるもの、遅刻は絶対NGです。皆の士気が下がります!」と真正面からおこってくれた長崎。

 

リーダーとしての自信を与え、支え、癒し、
リーダーとしてあるべき姿を一番強く指し示してくれたのは、
後輩の長崎でした。

長崎の「後輩力」ともいうべきすばらしい能力のおかげで私はリーダーを全うできたのだと思います。

以前、あるお客様がチームについてこんな風に語っていました。

「チームというのは、リーダーが引っ張る、メンバーが支えるなんて関係をはじめからつくってはいけない。大波のように幾度となく押し寄せる困難にとにかく一緒に必死に立ち向かい乗り越えていく中で自分たちだけにしか得られないチームワークや仕事のやり方、楽しみが見いだせるものなんだ」

まさに荒波を一緒に乗り越えてくれた長崎のおかげで、私たちらしいチームワークができ、私らしいリーダーの姿というものが習得できたのだと思います。

また荒波を乗り越えた経験が、一生の仲間と思える結束力を生み出し、今では後輩というより良き相談相手という関係です。

今は、会社のメンバー以外にお客様やパートナー企業の方々などより多くの方々とチームワークを発揮しなければならない状況です。後輩力で私を育ててくれた長崎をはじめ、今一緒に働いているすべての方々に感謝をしつつ、チーム作りにさらに磨きをかけたいと思いました!

次は、長崎と同じ北海道生まれの岩崎です。

定点観測

2011年10月6日 (木曜日)

みなさん、こんにちは。吉川です。
保坂の紹介どおり、先週末に高尾山に登りました。

私は東京生まれ東京育ちなので、高尾山には数えきれないぐらい登っています。

最初の登山は、私の記憶がない頃。

やっとヨチヨチ歩きができ始めたころ、両親に連れられて、登山をしたと聞きました。
もちろん一人で登りきることなどできず、最終的には父親が私をバギーに乗せて、登ったそうです。
父のちょっとした武勇伝となっています。それ以降、両親とはほぼ毎年、高尾山に登っていました。

 

初めて両親以外の人と登ったのは、小学校5年生。学校の遠足でした。

私が一番仲の良かった友達は、喘息もちのため、一回も一緒に遠足にいけませんでした。
年がたつにつれよくなっていった彼女が初めて学校の遠足に参加したのが、高尾山でした。

毎年のように登っている私とは違って、彼女はとても苦しそうでした。
しかし彼女は、一切弱音をはきませんでした。「遠足に来れてうれしい、楽しい♪」といい続けていました。

どうしても一緒に頂上までいきたくて、背中を押してあげたり、荷物を持ってあげたり。
もしかしたら、初めて「他人を助ける」という経験が高尾山だったのかもしれません。
彼女は、見事、頂上まで登ることができました。

そして、ここ数年。
20代のころ一緒にお仕事していた方々と、毎年、登山後「高尾山ビアマウント」というビアガーデンにいくのが、恒例の行事になっています。
ちょっとしたお散歩気分で登山し、たらふくお酒を飲んで帰る今。
独り立ちして自分で生きていることをヒシヒシと感じる年頃です。

山は変わらないけれど、私はかわっている。
高尾山に登るとそんな実感があります。

同じ場所で同じことをしても、自分の受け留め方は全く違う。
これは、少しずつ自分が成長している証なのかもしれません。

また来年、今年とは違った気持ちで高尾山に登れたらよいなと思います。

明日は、「横浜っ子」の岩崎です。

サシ飲み

2011年9月15日 (木曜日)

皆さん、こんにちは。すでに茅場町のおいしい店を数件見つけた吉川です。

なんせ「趣味は食べること、特技はおいしそうに食べること」ですから!
ここ数年は、特技に「たくさん食べること」「早く食べること」も追加されました。

 

ではまず、今回も川柳を…

親父とは
社会を生き抜く
大先輩

先日、1年ぶりに父と二人で飲みにいきました。地元の焼鳥屋に。

日本酒と鳥の刺身をつつきながら、父と娘がカウンターで語る話は、
不思議と仕事のことばかりでした。

★会社や業界の現状や将来の展望を自分がどんな風にとらえているか。
★だから自分はこんなことに一生懸命になっているし、もっとこんなことを頑張りたい。
★会社にはこんな人がいて、その人たちとこんな話をしている。
★またこんなことが楽しくて、こんなことがたいへん。
★将来は、こんな風になるといいけどね。
★でもどうなるかなんて、わかんないけどねぇ。
★ま~、なんとかなるでしょっ!

自分の今の正直な気持ちを投げると、それが真正面から直球で返ってくる。

今、自分がどんなことに夢中になって、今後、どんな人たちとどんなことに夢中になりたいのかが分かった、とても有意義な時間でした。

また父が、一人の社会人として強く生き抜いてきた先輩であることも実感しました。
自分のことをよく知る社会人の先輩の言葉は、いやというほど心に刺さるものがあります。

これから就職活動をはじめる学生の皆さんには、ぜひ自分の身近な社会人・家族といっぱい「仕事」や「社会」の話をしてほしいです。きっと広い視点で自分と社会をよく知るキッカケになると思いますよ。

今後も深酒しない程度に定期的に父親と飲もうかな、と思った秋の夜でした。

明日は、素敵な弟がいる岩崎です。

思い込みを捨てたくなる川柳

2011年8月29日 (月曜日)

みなさん、こんにちは。毎日「万歩計」を着用している33歳・吉川です。
今週、1日20,000歩を達成したことが最近の自慢ネタです。

先週心に響いたことを川柳にしました。

    「できない」と
        決めているのは
           自分です

先日、パフの会社の近くにある中華料理の食べ放題に行きました。

ラストオーダーをとられて10分後。
紹興酒に飽きてしまった私たち。
どうしてもビールが飲みたくなって、ダメもとでビールを追加で頼んでみたんです。

すると店長が「も~、しょうがないな~」ということで、見事オーダーが通ったんです!!

「ダメです」といわれても、実は勇気を持って一歩踏み込むとその常識が打破できる。
仕事でも、そんな経験はよくありました。

 

限界、常識、不可能・・・などなど。

できない理由を挙げるのは簡単だけど、普通ではできないことをやってのけるのが、
ビジネスの第一歩だし、それができる人に、人は魅力を感じるのではないかなと思います。

「そこをなんとか!」の精神で暑い夏を乗り切りたい!と決意した8月の終わりでした。

明日は、夏休みにお台場冒険王にいっていた岩崎です。

心に刺さる言葉“川柳”

2011年8月10日 (水曜日)

皆さんこんにちは。年々、強く太くなる吉川です。

ブログリニューアルになりましたので、今後は、最近心に刺さった言葉を川柳でまとめてみたいと思います。
まずは先週の木曜に心に刺さった言葉。

「決める」とは
他の何かを
捨てること

先日、学生向けのイベントに参加したのですが、ある女子学生から相談をされました。

「本当は行きたい業界・仕事があったのですが、結婚や出産のことなどを考えて、急遽大手都市銀行の一般職を受けることにしたんです。結果、 内定をもらい、そこに入社を決めたのですが、数か月たった今、また 『これでよいのか』と迷い始めてしまったんです」とのこと。

私も自分の体験談をバラバラと話していたのですが、その横にいた採用担当者のWさんが、彼女にとても素敵なアドバイスをしてくれたんです。

担当者さん  生涯のパートナーを決めたら他の人とは結婚できないように、1社どこかに決めたら、他の会社には入社できない。
何か新たなことをすると決めるとは、同時に何かを失うことも決めることだよ。決める時には、その選択を後悔しないぞ!という覚悟をもつ勇気を持つことが一番大切だよ。

女子学生   でも私、金融の商品にも興味がなくて…、そんな人間が窓口業務なんてできるんでしょうか。

担当者さん  僕も今の会社に入社した時は、はじめから商品に興味がなかったよ。
でも開発職の同期社員が、夜遅くまで一生懸命愛情込めて商品をつくっていることを知ってね。それからは、自分も商品が好きになったし、そのよさもどんどんわかってきて、とても愛着をもって売ることができたんだ。

とっても素敵なお話しが心に刺さりました!
きちんと勇気を持って決断できる女になりたいなと思います。

明日は、スマートフォンへの切り替えを決断した岩崎です。

ちょっと長めの日記 パート2

2011年7月22日 (金曜日)

皆さん、こんにちは。保坂の日記を読んで、パフ社員 4つの原則 を思い出し、気持ちが引き締まった吉川です。

この社員日記がリニューアルすることもあるので、私も最後に長い日記を書こうと思います。

 

今週、この社員日記に欠かさずコメントをしてくださる「イトケン」さん。実は、私が新人時代からお世話になっている尊敬するお客様です。

イトケンさんからたくさんいただいた言葉の中で、
今でも忘れられず、またパフで働く誇りを再確認できるメッセージがあります。

今日はこの言葉を皆さんにも共有したいと思います。
先日長崎に紹介された私の同期のTの送別会に寄せていただいたお言葉です。

 

——-

Tさん、どうもお疲れさまでした。

昨日、Tさんへのメッセージをくれ!とのご連絡をいただき、いろいろ悩んだのですが、少し偉そうに教訓めいたことを一つ。

 

私が新人の坐禅研修でお寺に

行ったときに、ご住職が新人に対して話された内容から。

 

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仏教の教えの根本は、
「諸悪莫作・衆善奉行・自浄其意・是諸仏教」

(しょあくまくさ・しゅぜんぶぎょう・じじょうごい・ぜしょぶっきょう)

「諸悪なすなかれ・しゅぜんぶぎょうせよ・みずからその意をきよくす・

これしょぶつのおしえなり」ということ、要するに、「悪いことをしないで、良いことをしなさい。自分のこころを浄めなさい。」ということです。

中国に白楽天(はくらくてん)という詩人がいました。本名は白居易(はっきょい)。

白居易は、順調に中央官僚としてのコースを歩んでいましたが政治的に失脚し、地方の長官(知事)になります。
そこには、鳥彙道林(ちょうかどうりん)と呼ばれる偉いお坊さんがいました。このお坊さんは、山の中の松の木の上に巣をつくって住んで、木の上で坐禅をしていました。

白居易は、赴任の挨拶のためにこのお坊さんに会いに行きます。白居易は、木の上で坐禅
しているお坊さんに向かって、「仏教の根本の教えとは何ですか?」と問います。

お坊さんは、「諸悪莫作・衆善奉行」(悪いことをするな、善いことをせよ)と答えます。
白居易は「そんなことは、3歳の子供でも知っていますよ」と言いますが、それに対してお坊さんは「3歳の子供が知っていることでも、80歳の老人でもこれを実行することは難しいぞ!」と答えます。

「悪いことを一切するな、善いことをせよ!」と言っても、善悪の判断は人によって違う。

「悪いことは何か、善いこととは何か」この善悪の判断を間違いなくするために「いつもこころを清くして」、「悪いことは何か、善いこととは何か」を考え続けなさい。

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以上が、お寺のご住職のお話です。

 

私は、これは自分自身の判断基準、価値を考える「モノサシ」、物事の本

質を」見極める「目」のことを言っているのだなと解釈しています。
世の中には、この「モノサシ」を持たない、または間違った「モノサシ」を持ってしまった、あるいはそもそも「モノサシ」のことなど考えたこともない、という状態のまま40歳、50歳、60歳と年をとってしまっている人がたくさんいるように思います。

そうならないためには、「モノサシ」のことを考えることができる(考えざるを得ない)、また正しい「モノサシ」を身につけることができる、そういった環境に自分を置くことが大切だと思いますが、そもそも「モノサシ」のことが

わからない以上、自分からそういう環境を求めることは不可能なはずです。

 おそらく、このことに学生時代に気づく人はほとんどいないでしょう。

だから、就職活動が大切なんだと思います。そういう「モノサシ」のことを考えさせてくれる環境がある企業・職場で社会人のスタートを切ることができるかどうか、がその後の人生において決定的に重要になってくるように思います。

 私が、学生に、単なるスキルや、一時的な「やりたいこと」なんかで就職先を決めてほしくない理由はここにあります。

 私が考える就職活動の「キモ」ですね。

「パフ」という会社にはこの「環境」があります(断言できます)。

また、学生に対してこの「キモ」を伝えようとしている会社でもあると思っています。

Tさん、パフで社会人のスタートを切れたことは、すごーく幸せなことですよ!
だって、良い「モノサシ」を身につけられたんですから。

 おそらく転職先を見つけるに当たっても、パフで学んだことをそのまま活かせば、また良い企業に巡り会えるでしょう。

今後の、新たなご活躍を祈念いたします。がんばって下さい。

 

 

発注先の営業担当が退職するときにここまであたたかなお言葉をくださるイトケンさん。

私はこんな大人になりたいなといつも思っています。(イトケンさん、いつも本当にありがとうございます!!)

 

また、営業担当とお客様がこんなにも深い人間関係を持てるのも「仕事のおもしろさ」だと思います。

 

良いモノサシを身につけられる大人を目指しつつ、この日記をよむ就職活動生の企業選びの参考にしてもらえるとうれしいです。

 

次は、ガンチャンと社内で呼ばれる岩崎です。

泣いた経験

2011年7月4日 (月曜日)

みなさん、こんにちは。
約10年一緒に働いてきた保坂の日記を読んで、一人泣いてしまった吉川です。

先日、久々に以前のパフの事務所の近くを通る機会がありました。
今から7年前に働いていた、月島駅から徒歩5分の「佃」という場所です。

急になつかしくなり、少し寄り道して、当時の事務所のビルの玄関まで足を踏み入れてみました。

狭くて暗いエレベーターホール。
他の人からみたら、古い単なるビルですが、私にとっては、社会人人生がスタートした場所。
特別な空間に感じました。

すると不思議なもんで、急に当時のオフィスの風景と思い出が一気にフラッシュバックしてきたんです。

  • 納期に間に合わないかもしれない仕事を終わらせるため、夜10時からパートナー会社さんで打合せ。打合せの終わった深夜0時からオフィスに自転車で戻る帰り道、中央大橋からみた隅田川の夜景がきれいで、なぜか1人号泣した日のこと。
  • 初めて1人で営業をして、自分の力でお客様から発注をいただいた日のこと。 ダッシュで帰った会社には、社長の釘崎とパフの古くからのお客様がいて、 二人から「よくやった!」とがっちり握手された手がとっても温かかったこと。

などなどなど・・・。
新入社員時代の私は、常にダッシュをして、常に泣いていました。

先日、地下鉄車内の広告にこんなコメントが載っていました。

  仕事で泣ける人は、幸せだ。

そうかもしれない。
私はこの11年間確かに幸せだったな、と確信したキャッチコピーでした。

仕事で泣いた経験をもつ社員がいる会社は、幸せな人が多い会社なのかもしれません。
そして、その社員の方が泣いたエピソード(本気で仕事に向かった経験)に共感できたら、
そこで働くことは幸せにつながると思います。

泣いた経験。
今では恥ずかしい思い出ばかりだけど、少しは誇りに感じられそうです。

明日は、実はもらい泣きしやすい岩崎です。

叱ってくれる人

2011年6月16日 (木曜日)

みなさん、こんにちは。豊洲在住、独身貴族の吉川です。
新築に住んでいるだけで部屋がきれいにみえるもんなんだな、と保坂の紹介文を見て思いました。

先日、お客様から突然「吉川さんは、なんでパフに入社したんですか?」と聞かれ、久々になぜパフに入社したのかを考えました。

そもそもパフの説明会に申込をしようと思ったのは、社長の釘崎が会員学生向けに送っているメルマガを読んだのがキッカケでした。

いつも何気なく読んでいたメルマガのある回で、釘崎が、会社説明会を無断欠席した学生に対して、本気で怒り、どうしてそれがダメなのかという強いメッセージを込めた、就職活動生に対する提言が書かれていたんです。

当時(2000年)は就職氷河期で、就職情報会社から送られてくる情報は、筆記試験対策とか、面接チェックポイントなど、すぐに使えるノウハウばかりでした。

そんな中、そのメルマガはとっても異質でした。

「顔も見たこともない学生に対して、なんでここまで本気で怒っているんだろう? 真剣に就職活動生のことを思っている人なのかな。なんか変だけど面白そう…」

と思ったのが、パフの会社説明会に足を運んだキカッケです。

いま、就職支援をする側になって思うのは、一度や二度しか顔を合わせてない学生に対して「叱る」ことは、正直パワーがいります。

心から目の前にいる学生に「自分らしい就職活動をしてほしい」「イキイキと社会で活躍する人になってほしい」という本気の思いがないと、そうそう厳しく叱るなんてできません。

ときどき、採用担当の方から「今日こんな子がいてね、厳しく叱ってしまったよ」という声を聞きますが、そのようなお話しをしてくださる方々は皆、情熱を持って採用のお仕事につかれている方ばかりです。

「愛情」の反対は「憎しみ」ではなく、「無関心」。

私が入社して間もない頃に厳しく叱ってくれた方々も皆、直接仕事をしない今でもときどき飲みに誘ってくれる愛情深い方々です。

就職活動をしている皆さんも面接などでしかられた経験はありませんか。

そんな時は、落ち込むのではなく、新たな一歩を踏み出すチャンスだと思って、アドバイスを素直に受け入れ、次の選考にチャレンジしてほしいです。

未だに叱るよりも叱られることが多い私ですが、社会で働く1人の大人として、社会の入口である就職と採用の世界にいる者として、もっともっと若者に厳しく叱っていこうと思います。

明日は、仕事に厳しい岩崎です。

五感をつかう

2011年5月31日 (火曜日)

皆さん、こんにちは。座右の銘は「笑う門には福来る」、好きな四文字熟語は「酸辣湯麺」の吉川です。

先日、ある採用担当の方より「ウチの新入社員には、『五感を使って仕事をしなさい』と指導している」というお話を聞きました。

それは、多様な感覚でお客様を把握することで、お客様が本当に何を求めているのかが分かり、相手に真に心地よいサービスが提供できる。また、お客様にも五感を使ってもらうことで、こちらの印象を深く残すことができるとのこと。

契約が成立した際に握手を求められたり、香りつきの名刺を渡してきた営業の人のことは、とても印象に残ったなど、いろんな事例をお聞きして、私もまだまだやれていないことがたくさんあるなと感じました。

私の使ってない五感は何だろう?と考え、自分の大好きな食べること、味覚を使った営業ができないか考え、実行してみました。

最近は、お客様先に訪問した際、社員の方がよく行くランチの場所を聞いて、そこでお昼を食べるようにしています。すると、次にご訪問した際に、ランチの話題で話がはずみ距離がぐっと近くなったんです。「味覚」を共有できた力を実感しました。

皆さんもどうでしょう?
「企業研究」と聞くとどうしても業界本や会社パンフレット・ホームページを読みこむイメージが強いですが、ぜひ現場にいって、社員の方が普段どんな話をして、どんな臭いの場所で、どんな音を聞きながら仕事をしているのかを知ると全然違うのだろうと思います。

明日は、好きな四文字熟語は「一期一会」の岩崎です。