釘さん日記

硬派の社長の記事を読んでスカッとした日

多額の負債を抱えあえいでいた総合商社、伊藤忠商事を、みごと復活させた名社長、丹羽宇一郎さん(現在は同社の会長)。その丹羽さんが、本日の日経新聞夕刊の「あすへの話題」というコラムに、寄稿されていた。

タイトルが、 『遁辞(とんじ)を弄する』。

最近の、行政や政治に対して、“喝”のメッセージを書いている。

「遁辞」とは、つまり、 「言い逃れ」「言い訳」ということ。

丹羽さんはコラムのなかで、 「最近ではどうやら行政や政治に、外からみると首をかしげるが、中にいたら何とも思わないという深刻な事例が多いようだ」と語っている。

行政や政治だけではない。自分たちの組織の中にも、そういったことはきっとあるはずだ。

「言い訳をしない」、「人のせいにしない」、一人ひとりが主体性と責任をもった組織にしていかなければ、その組織は、世の中にとってお荷物になるだけだ。

丹羽さんのコラムを読んで、「遁辞」ということを、あらためて考えさせられた。

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