その昔(30数年前)、小椋佳のLPレコード(今の若い人は知らないか?)に、『春なんだなぁ』という曲があった。
♪若者が自分らの青春に気づかず、街中をさざめいて歩いてる昼休み。春だ春なんだなぁ…♪
で始まる唄だ。
僕は、春先になると、自然とこの唄が口から出てくる。
きょうは早朝会議のあと、東京の下町にある町屋というところに出かけた。人情味溢れるこの下町に、パフの古くからの協賛企業M社の本社がある(以前は大手町本社だったのだが、昨年、業務効率化のために引っ越したんですね)。
M社の説明会コーディネートを行うためだったのだが、昼休みに少し、外をフラフラしてみた。
ぽかぽか陽気だ。
コートを着ている人は誰もいない。おじいちゃんやおばあちゃんも、のどかに散歩している。猫は商店の軒先で気持ちよく昼寝をしているし、主婦は自転車の買い物かごにティッシュの箱をめ一杯詰め込んでペダルを漕いでいる。
♪春だ春なんだなあ♪
夜、仙台と新潟と金沢からそれぞれ、同業の社長たちが集まった。冬の寒さが厳しい土地の方々だ。
「コートを着て外に出ようとしたら、嫁さんから『必要ないでしょっ』と取り上げられちゃいました」
と、仙台の社長さん。
北国でも、そろそろコートが必要ない季節になった。
♪春だ春なんだなあ♪
先週末から始まった僕の、目のしょぼしょぼ、鼻水たらたらはおさまらない。やっぱり花粉症なのだろうか。
♪春だ春なんだなあ♪