きょうの午後、有楽町界隈をフラフラしていたら、やたらと警察官がたくさんいる。右翼の街宣車も、やたらとたくさんいる。
何かあったのかな?と一瞬思ったが、すぐに、「あ、そうか」と納得した。
そう。きょうは中国の胡錦濤(こきんとう)国家主席が来日した日だったのだ。
餃子問題、チベット問題、おまけにリンリン問題(?)まで、立て続けに起きている最中での、まさにタイムリーな来日である。
夜、ニュースを見て知ったのだが、僕がフラフラしていた有楽町から程近い、日比谷公園内の松本楼で、福田首相らとの晩餐会が開かれていたのだそうだ。
そりゃあ、右翼も警察も、これだけ近くに要人がいたのなら、騒がしいはずだ。
政治ネタなどまったく似合わないこの日記なので、あんまりこの話題を引っ張りたくないのだが、ちょっとだけ。
世界で最大の人口を抱える中国。経済的にも大きな力を持つようになった中国。指導者の言動の一つひとつが注目されている。その指導者が(チベット問題に大揺れに揺れ、オリンピック開催まで秒読みとなったこのタイミングに)5日間も日本に滞在するという。
さて、福田さんは明日の首脳会談で、どのような話をするのだろうか。主張すべきは主張していただきたいと思う。支持率がどん底の今だからこそ存在感を示して欲しい。「ことなかれ」では何も始まらないのだから。