釘さん日記

長年連れ添ったノートPCに別れを告げた日

夜7時過ぎ。会社に持ち込んだ僕個人のノートPCで、講演の資料(あさって石川県でセミナーがあるんです)を作成していたときだった。

ピシュッ

と音がしたかどうかは定かでないが、画面が真っ黒になった。

このノートPC(IBM ThinhkPad)、最近どうも調子が悪く、しばしば画面が真っ黒になる現象が続いていた。

制作中の資料はもちろんオジャン。気を取り直して、もういちど再起動して、作業に取り掛かった。

すると3分もしないうちに、また ピシュッ!

だめだこりゃ! (いかりや長さんふうに)

こういうときの僕の決断と行動は早い。30分後に僕は、有楽町のビックカメラ5Fにいた。

店員の話を聞くこと10分。悩むこと3分。購入手続き10分。

手には新品のノートPC(Let’sNote)をぶら下げていた。

そのまま自宅に帰宅して、ネットワークやらメールやらアプリやらの初期設定をもろもろ行う。3時間くらいかけて、やっと仕事を再開できる状態にもどった。

哀れなのは、7年間に渡ってこき使われたあげく、あっさり見捨てられてしまったIBMのThinkPad。いま部屋の片隅でひっそりうずくまっている。

ちょっと落ち着いたら、もういちど修理を試みてみよう。直ったら娘にでもプレゼントするかな。「そんな古いのいらない!」と怒られそうだが(笑)。

ところでいま、新しいLet’sNoteでこの日記を書いているわけだが、使いなれぬキーボードとマウスパッドで悪戦苦闘している。おまけに今までWindows2000という古いOSだったのが、いきないVistaになってしまい、あまりの操作性の違いにとまどっている。うっかり変なボタンを押して、せっかく書いた日記を消してしまいそうだ。こりゃたいへんだ。

ともかくも、いままで7年間お世話になったThinkPadに、心から「ごくろうさま」と言ってあげたいと思う。

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