釘さん日記

摩訶不思議な組み合わせの会合だった日

きょうは、とても不思議で珍しい組み合わせでの会合だった。

場所は横浜・桜木町。この地に、5年ほど前からの取引先N社がある。このN社のN社長(1)。就職情報誌業界大手の元常務Tさん(2)。人材紹介会社のコンサルタントWさん(3)。N社の女性採用担当者Sさん(4)。Sさんの先輩であるKさん(5)。そして僕(6)。全6名での会合だった。

全員がイニシャルなので、ちょっとわかりにくいのだが、相関図を描くと、実に面白い関係が浮かび上がってくる。

N社長と就職大手のTさんとは、26年ほど前からのお付き合いだ。入社間もなかったTさん(当時、新卒採用メディアの営業マン)が担当していたのがN社。当時N社長は、30歳の課長だった。当時のTさんは、N(当時)課長と一蓮托生で、N社の採用に汗を流していた。夜の付き合いも半端ないくらいに一蓮托生だったらしい。N課長はその後、スピードで役員となり社長となっていく。そしてTさんも、さまざまな部門を渡り歩きながら出世していき、若くして就職大手の常務にまで登りつめた。N社長とTさんとは仕事の関係がなくなってからも、しばしば一緒に飲みに出かけるほどの大の仲良しだという。

Wさんは、そんなTさんの旅行情報誌事業時代の部下。Tさんが事業部長でWさんが営業部長という間柄だ。豪胆なTさんのもと、Wさんは昼も夜も深夜も、相当に詰められていたらしい。

で、実は僕とWさんとは30数年来の腐れ縁的な付き合い。この日記では便宜上「さん」付けで呼んでいるが、間違っても「さん」などと敬称をつけることのない間柄である(笑)。

で、今夜の会合。

N社との取引関係をもう一段深めたい僕が、Wさんを通してTさんに、「N社長を紹介してほしい」とお願いしたことに端を発している。

僕はN社長に3年前、一度だけ(一時間だけ)取材でお会いしたことがあるのだが、大会社の社長でもあることから、それっきりになってしまっていた。その取材の際に、「クギサキさん、○社の常務をやってるTさんって知ってますか? 大昔からの仲良しで、つい先日も飲みに行ったばかりなんですよ」とN社長が嬉しそうに語っていたのが、ずっと頭の片隅に残っていた。

一方で、Wさんからは、かつての上司であるTさんの豪放磊落ぶりを、よく聞かされていた。

そこで、Wさん→Tさん→N社長の順で紹介をお願いしていった結果が、本日の大会合となったわけである。

Tさんも、ちょうどN社長に会いに行こうと思っていた矢先だったということもあり、まさにグッドタイミングでもあった。

で、面白かったのはここから先。大会合とその後の二次会での話なのであるが、長くなりすぎるので、また明日の夜にでも続きを書こうと思う。

ということで、本日はいったんここまで!

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