釘さん日記

レトロな病院に行った日

先週末は、救命救急センターでの慌ただしい診察と応急治療のみだったので、本日は専門医にきちんと診察してもらうことにした。

できる限り会社のそばにある診療所にしようと探していたら・・・あった、あった。歌舞伎座のすぐ脇。パフの事務所から歩いて3分程度のところに、泌尿器科と皮膚科だけの専門クリニックがあった。

予約の電話を入れてみると、「昼休みを避けてもらえれば、いつきてもらってもいいですよー」と、ゆるい対応だった。

行ってみてびっくり。ビルが相当に古い。築40年~50年くらい経っているのではないだろうか。

階段を上がっていった2階にその診療所はあったのだが、これまたレトロな空気が流れている。フーテンの寅さんでも出てきそうな雰囲気だ。

受付周辺には、50歳~60歳くらいのおじさんやおばさん(事務員なのか看護師なのかは不明)が忙しそうに(でも動作はゆったりと)動き回っていた。

待合室の患者さんたちも60歳以上の方々が中心。診療所全体を、昭和30年代の空気が支配していた。

僕はもともとレトロな雰囲気が好きなので、最初こそ少しびびったが、そのうち心地よくなってきた。

受付を済ませ15分ほど経つと、僕の名前が呼ばれた。

どんな高齢の先生が出てくるのかと思ったら、僕と同年代くらいの先生で、ちょっと拍子抜けした。

でも、この先生、なかなかできると見た。診察がとても手際よく、説明がむちゃくちゃ分かりやすい。しゃべりは「べらんめー」なのだが、思いやりを感じるべらんめーだ。この診療所の古さからいって、きっとこの先生は2代目なのだろう。お年寄りから、いかにも信頼されそうな若先生だ。

 

東銀座界隈の情緒ある風情に溶け込んだレトロな診療所。これから何回か通うことになるのだが、なんだかファンになってしまいそうだ。

すぐ隣の歌舞伎座は、老朽化のため再来年で取り壊されてしまうらしいが、この診療所のビルは、ずっとこのレトロな佇まいを残したままにしてほしいな。

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