きょうは久々(といっても半年ぶりくらいかな)に蒲田に足を運んだ。
蒲田には、僕の大昔の会社の先輩であり、パフの監査役を務めているキムラさんが経営する会社がある。そこで打ち合わせを行うためだ。
蒲田って、不思議な雰囲気を醸し出した町だと、いつも思う。
なんというか、『人間くさい』のだ。
『お洒落』とか『上品』とかいう言葉がもっとも相応しくない町である。
駅を降りると、パチンコ屋さんや、居酒屋や、ちょっといかがわしいお店などが立ち並んでいる。
道行く人々も、他のターミナル駅周辺の人たちとは明らかに違う。表現は難しいが、 「にんげん」を感じる人々だ。
駅は改装され、周辺のビルも新しくなっているのだが、なんだか垢抜けない。レトロな雰囲気が染みついている。
けなしたり、馬鹿にしたりしているわけではない。
僕は、そんな蒲田の雰囲気になんだか惹かれてしまう。
東京の最南端の町、蒲田。ずっとこの不思議な雰囲気を保ち続けていってほしいと思う。