#このところ「尿管結石」の話題ばかりで恐縮です。でも、それも今日で終わりですよ♪
突然の激痛に襲われ、救命救急センターに担ぎ込まれたのがちょうど一週間前。以来、禁酒、禁美食、禁大食いを、どうにかこうにか守りながら(ちょっと守れなかった日もあるが)過ごしてきた。
が、僕を苦しめたはずの「石」が、なかなか排出されずにいる。
「週末までに出ないようならレントゲンで詳しく診てみましょう」と、医者からは言われていた。
きょうは外出の予定も早急にやらねばならぬ仕事もなかったので、午前中に、歌舞伎座の隣のレトロな泌尿器科の病院に行ってきた。
「あ、クギサキさん。どう出た? え、出ない? あ、そう。じゃあ、レントゲンで細かく調べてみますか」
「は、はい。お願いします」
「じゃあレントゲン検査をやってくれる知り合いの病院を紹介するんで、ちょっと待っててね」
「え?別の病院に行くんですか?」
「うん。造影剤の点滴打ちながらのレントゲンだからね、うちじゃできないのよ。2時間くらいかかるんだけど大丈夫?」
ということで、別の大きめの病院で検査を受けることになったのだ。
血管から造影剤をぶち込まれる。2週連続の点滴だ。体中を造影剤が駆け巡っていることを想像すると、なんだか気持悪くなった。
2時間後、検査は無事終了。
何枚もの大きなレントゲン写真をお土産にもらい(?)、検査してくれた病院をあとにし、レトロ泌尿器科(勝手に命名)に舞い戻った。
「あれ、なくなってるね。腎臓も尿管もとてもキレイだよ。知らないあいだに出ちゃったのかもしれないね」
「そんなことってあるんですか?」
「ふつうは出るとき痛いんで、分かるんだけどね。まあ、石が小さかったりすると、まれに気づかないこともありますよ。でもまあ、良かったじゃない。手術なんてことになったら大変だからね」
なんだか拍子抜けしたが、石がないと聞いて、どっと肩の荷が降りた。
「っていうことは先生、もう薬も飲まなくて大丈夫ですね?」
「痛みが出ない限りは大丈夫でしょう」
「っていうことは先生、お酒はもう飲んで大丈夫ですよね?」
「ほどほどにしといてよ。お酒が原因かもしれないんだから」
「やった♪」
「再発しやすい病気なんだから、不摂生はダメだよ。お酒も食事もほどほどにね。水は日頃からよく飲んだほうがいいね。運動もちゃんとしてね」
「はい♪」
「痛み止めの座薬は大事にとっておいてね」
「はい♪」
ということで、きょうは、一週間の「石騒動」にピリオドを打つことができた、めでたい日なのであった。やった。
#心配していただいた多くの皆様、メールやコメント書き込みやお電話などでの激励、どうもありがとうございました。おかげさまで、無事、無罪放免されました。忘年会シーズンも近づきました。どうぞ遠慮なくお誘いくださいませ^^。