本日の帰り道。おきて破りのラーメン屋で晩御飯を食べた。おきて破りというのは、「帰り道にラーメン屋の誘惑に負けない」という自分への緩やかなルールなのであるが、やはり空腹には耐えられなかった。
寒かったこともあり、ラーメン屋はかなり混んでいた。
1席だけ空いていたカウンターの席に座ると、隣には40歳~50歳代のサラリーマンが3人、激しく議論している。議論といえば聞こえはいいが、まあ要は会社の愚痴である。何気なく聞いていると、それは会社の中にいる社員への愚痴。このサラリーマンたちは、年齢からして、中間管理職なのであろう。
そのうち話はエスカレートしていき、攻撃の対象は、社長になっていった。
「だいたい、あの社長の考え方はおかしい!」とか、「俺たちのことをまったく理解していない!」とかである。
「社長」という言葉がでてくるたび、僕は隣で、ぴくっとしてしまった(笑)。
それにしても、「社長」の悪口を聞くのって、他社のものであっても気分が悪いものだ。隣のサラリーマンの会社がどんな会社で、社長がどんな人なのかは知らないが、こういう中間管理職がいるかぎり、発展は望めないだろう。
うちの連中は、まさか居酒屋で、こんな品のない話はしてないだろうなあ……。