釘さん日記

国家の仕事をしている人と語った日

10年近くお付き合いしている、志高き国家公務員(キャリア)がいる。名前をSさんという。

僕よりも数歳(7歳くらいかな?)若い。旧通産省に入省し、その後、旧労働省にしばらく出向していた(僕と知り合ったのはこの時期)。

その後、エジプトの日本大使館に3年ほど赴任。日本とエジプトの経済交流の橋渡し役を務めていた。このときも定期的にエジプトの様子を僕に伝えてくれていたし、一時帰国の折には、パフの事務所に遊びに来てくれていた。

3年ほどまえにエジプトから霞ヶ関の経産省に戻ったのだが、それから少しして、今度は東北大学の大学院で教鞭をとることになった。公共政策論を学生たちに教えるためだ。僕はこのときも、大学に招かれ、Sさんの研究室の教え子たちにミニ講演をやったりしていた。

一昨年12月の「パフ創立10周年式典」では、忙しい中(会議があったのに)、わざわざ仙台からお越しくださり、冒頭だけ参加されたのち、会議に出席するため、すぐに仙台に戻っていった。僕はSさんが来ていたなんて知らず、あとからこのことを聞いて、感動・感謝しまくりだった。

そんなSさん、東北大学での仕事も終了し、昨年の夏、霞が関の本省に戻ってきていた。

「おお、また落ち着いたら一度メシでも食べに行きましょう♪」と言っていたのだが、その直後のリーマンショックや、今般の経済大混乱もあり、なかなか会えずにいた。

が、本日やっとメシを食べに行くことができた。

いったんパフの事務所にお寄りいただいたのだが、今後の進路として中央省庁を視野に入れているインターンシップのスハラと面談してもらったり、Sさんの大ファンだといってはばからないキムラなど女性陣と話をしてもらった。

その後、近くのメシ屋で、(もちろんワリカンで)食事しながらあれやこれやのご意見を伺ったのだが、中身は例によってヒミツ。

高い志と広い視野で、世の中の事象を深く見つめているSさんならではの貴重なアドバイスを多数いただけて、とっても有意義なメシ会であった。

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