午前中、関係各所に出すための数字をまとめていた。
数字は嘘をつかない……というのは嘘で、その数字の算出の根拠が曖昧だったり、人の思い込みが含まれたりした場合には、まさに単なる“数字合わせ”の、意味のない数字に終わってしまう。
数字は、事の本質を分かりやすくするための手段なのに、その数字を良く見せようとすると、逆に、事の本質を分かりにくくさせてしまう。
嘘のある人間が作った数字には嘘がある。見る側(判断する側)は、数字の裏側にあるものを常に意識しておく必要がある。
数字は怖い。数字を舐めたらアカンのだ。