豊洲のららぽーとに買い物と映画を観るのを目的に出かけた。
目的はふたつとも達成したのだが、副産物も3つあった。
ひとつめ。
CDも出しているプロなのだが、初めて見るアーティスト。プロだから当然なのかもしれないけど、歌もギターもすっごく上手だった。心ときめいた。自分も飛び入りしたくなった。
この屋外ステージでは、一般からも(プロ、アマ問わず)ライブミュージシャンを募集しているらしい。
MSPも応募してみようかな(でも、MとSはきっといやがるだろうな、苦笑)。
ふたつめ。
CDショップに入り、衝動的にCDを三枚買った。
サイモン&ガーファンクルの1969年のライブを収録したCDと、中島みゆきの昔のLP復刻版(というのだろうか)の紙ジャケット。「臨月」と「おかえりなさい」だ。
みっつめ。
帰り道。月島の清澄通り沿いにある時代がかった酒屋さんで、ニッカのピュアモルツウイスキーを買った。
ウイスキーを買ったのは衝動買いではない。中島みゆきを買った瞬間に連鎖反応で、ウイスキーを飲みたくなったのだ。中島みゆきを聴くときは、部屋を暗くして、ウイスキーをちびちびロックで飲むのがいちばん。学生の頃はいつもそうだった。
でも考えてみたら、20年以上、家で中島みゆきを聴きながらウイスキーを飲んだことがなかった。
せっかく中島みゆきの紙ジャケットを二枚も買ったんだから、今夜は久々にウイスキーを飲みながら鑑賞してみようと思ったのだ。
ちょっと前の日記でも書いたばかりだけど、この中島みゆきの魅力って、いったいなんなんだろう。
唄がすこぶる巧いわけではない(と思う)。でも、心が揺さぶられるんだよなあ。あの詞と曲には、やっぱりあの歌声しかない。
そういえば、中島みゆきのライブには一度も行ったことがない。
そうだ(!)。中島みゆきの「夜会」が、年末に赤坂ACTシアターで行われるらしい。ダメもとで申し込んでみるとしよう。