パフは6月が決算月だということは以前も書いた。現在は新しい期(第14期)の一ヶ月目。組織も体制も一新され、みんな、新たな気持ちで仕事に励んでいる。
が、僕のなかでは、まだまだ前期(第13期)は終了していない。これからが決算業務や業績開示業務の本番なのである。
きょうは朝から、顧問会計事務所の方に来ていただき、数字と睨めっこしながら、あれやこれやと細かいすり合わせを行った。
企業会計というのは、家計簿とは違って(当たり前だけど)いろんなルールに則って処理される。そのルールを遵守しながらも、それぞれの数字の意味づけや置き場所や処理方法について検討を重ねていくのだ。
ウハウハに儲かっている(下品な表現ですね)ときには、少しでも税金が安くなる工夫をしたりする(いわゆる節税というやつ)のだが、それが行き過ぎると脱税になって、返ってたくさんの税金を納めなければならなくなってしまう。
おかげさまで(?)現在のパフは、節税の心配も、脱税の心配も一切しなくていいのだが、それはそれで困ったものなのである。
でもまあ、一年間の数字を眺めていると、いろんなことが見えてくる。
プロの会計士や税理士になると、決算書の数字を眺めるだけで、その会社の(儲かっている、儲かっていないだけではなく)強みや、弱みや、ムダや、不足や、理念や、戦略や、思想までもが見えてくるのだという。
若い人たち、特に多くの顧客と接触する営業担当者にはぜひ、決算書に慣れ親しんでもらえたらと思う。