いまの若い人たちは「午前様」なんていう言葉を使うんだろうか……と、日記のタイトルを書いてから思った。
#まあ、若者が使う言葉だろうがなんだろうが、そんなことはどうでもよいんだけど(笑)。
昨夜は、(日記にも書いた)バスツアーが終わり、関係者の皆さんと別れたのが午後6時半。解散後すぐ、僕は東京駅から地下鉄丸ノ内線に乗って、杉並区の高円寺を目指した。
杉並区というのは、東京23区のなかでは最も西に位置する。かたや、東京駅やパフや僕の自宅があるのは中央区で、東京の東の端っこである。
東京の東端から西端に向かった目的は、【大人倶楽部】という、いかにも怪しい名前の会合に参加するためだ。
この大人倶楽部。初会合が行われたのは、いまから2年前。最初は4人だけの会合だったのだが、その後、6人に増えた。全員パフがきっかけで出会い、親しくなった熟年世代の大人たちだ。大人倶楽部には、尻(ケツ)の青いガキは入会できないことになっている。さらに加えるならば、人格、能力ともに秀でており、バカができ、ノリが良く、酒好きで、オヤジギャグに抵抗感を示さないことが入会の条件である。とても排他的な組織なのだ(ホントかよ?苦笑)。
この6名の内訳は、社長が4名、部長が1名、その社長と部長にとってのマドンナが1名なのだから、やっぱり怪しい団体なのかもしれない。
昨夜の会合は、この6名に加えて、会員候補が1名、特別ゲストが2名、合計9名にて開催された。
杉並の住宅街のなかにある手打ち蕎麦の店が会場だったのだが、なっかなか落ち着いた雰囲気の店で、料理も酒も、楽しく進んだ。何しろ全員がそろったのは一年ぶりということもあり、異様な盛り上がりを見せた。時節柄(僕も含めて)たいへんなはずの社長たちが特に盛り上がっていた。大人倶楽部は、それだけ気の許せる仲間たちなのだ。
蕎麦屋さんでの一次会ののちは当然のごとく二次会へ。これがまた地元の寂れた(失礼!)カラオケスナック。貸切状態で、盛り上がったのだが、ここから僕の記憶が途切れている。
翌日は仕事の予定がなく、しかも自宅や会社から遥か遠い場所に来ているという解放感からだろうか。すっかりくつろいでしまった。
ということで、久々の大人倶楽部は、僕にとって束の間のオアシス。午前様程度は許してもらえると嬉しいのである。