釘さん日記

パフの社長に就任した日

本日、株式会社パフの代表取締役社長に就任した釘崎でございます。今後ともよろしくお願いいたします。

・・・なんちって。

いや、冗談ではない。

ホントに本日、パフの代表取締役社長に選任されたのだ。

パフの定款(会社の憲法のようなもの)では、会社法に則って、取締役の任期は2年間になっている。僕の任期は今年の株主総会の日まで。再度取締役になるためには、株主総会であらためて(株式の数で)過半数の株主から承認を得て、その後の取締役会で、代表取締役社長に選任されなければならないのだ。

で、本日がその株主総会の日だったというわけだ。

・・・・・・

午後1時半。パフの第13期株主総会は厳かに始まった。

パフの株主総数は197名。本日の総会ではその65%を超す130名の方々が参加された。

130名? すごい!!

いや、そもそも会場(パフのセミナールーム)にそんな大人数が入れるわけがない。

実際に来られたのは(身内の株主も含めて)10名程度。残りの方々は「委任状の提出」というカタチでの出席だった。

「委任状の提出」という形であっても、「出席する」ということが株主総会では大きな意味を持つ。とくに今回の株主総会では、過半数の株主から賛成してもらわなければならない重要な決議事項(特殊決議と呼ばれるもの)があったのだ。

なので、今回の株主総会では99名以上の方々に出席してもらい、賛成票を投じていただく必要があったわけだ。

今回の株主総会での議案は5つ。結果的に、(委任状含め)出席された方のうちの、ほとんどの方々からの賛同を得て、全議案、無事承認可決された。もちろん僕の取締役の選任も。

いやあ、ほっとした。

この一ケ月というもの、この日の株主総会のために準備を進めてきており、大株主の皆さまにも事前にお会いして、議案の内容をご説明して回っていた(この日記でも少しそのことを書いていた)。

また社長室のメンバーは、すべての株主様にお一人お一人電話をかけて、総会への出席や委任状の提出をお願いしていた。

その甲斐あっての本日の全議案承認可決である。

いやあ、よかったよかった。

 

そして本日は、株主総会に引き続き、『事業方針説明会』を開いた。

パフの赤裸々な現状と今後の事業方針について説明させていただいた。その後、ざっくばらんな質問を出席の皆さんからいただいた。なかには厳しい質問もあったが、根底ではパフのことを応援してくださっている方々なので、真摯に受け止め、出来る限りのことを回答し、約束させていただいた。

大勢の株主の方々にご支援いただいているパフ。その責任を重く受け止め、株主の皆様に納得していただけるような、「経済的価値と社会的価値」をバランスよく生み出していかなければならない。あらためてそう思った本日の株主総会と事業方針説明会であった。

 

ところで、本日の総会で僕とともに取締役に選任されたのが、創業時からパフを支えてくださっている社外役員(非常勤)の金澤尚史さん。自分で創業した会社を上場させた経験をお持ちの、知る人ぞ知る企業家だ。

そしてもう一人の取締役(非常勤)が、5年ほど前から深いお付き合いをしている國貞克則さん(通称クニさん)。財務3表一体理解法などの著書で、いまや大ベストセラー作家になっているのだが、本が売れるずっと前からパフの新人研修を行ってもらったり、僕やグループ長たちにはマネジメント研修などもやってもらっていた。学生向けにも様々なコラムを執筆してもらっていた。僕もコラムでクニさんを紹介しているのでぜひ読んで欲しい。⇒『素晴らしき100の出会い

この役員陣と従業員たちとで運営される株式会社パフ。来年の株主総会では、株主の皆様に胸を張った報告ができるよう頑張っていきたいと思う。

モバイルバージョンを終了