結婚式シーズンである。昨日の熊ちゃんの結婚披露パーティーに続き、きょうは、一昨年までパフの社員だったウメキの結婚式と披露宴だった。
ウメキは2004年4月の新入社員として採用されたはずだったのだが、理由(わけ)あって、正式に入社したのは翌年の2005年4月だった。しかし、実際にパフで働き始めたのは、2003年の夏からだった(このへんの理由を説明しだすと、それだけで一日分の日記の分量になってしまうので割愛する)。まあ要するに、かれこれ6年前からパフとは関わっているわけだ。
そんなウメキがパフを退職したのが、一昨年末だった。そして現在ウメキは、パフとも(ある意味では)密接で不思議な関係を有する某R社のシステム担当者として勤務している。
そんなウメキの結婚式。
パフからはウメキと同じ年次以上の社員たちが全員招待されていたので、現在の職場の方々よりも多い人数だったかもしれない。
場所は、浜松町の貿易センタービル38階。昨日の熊ちゃんのパーティーに引き続き、ずいぶんと見晴らしのいい会場だった。
大勢の参列者に見守られての人前結婚式を終え、披露宴会場に移った。
僕のテーブルには、パフの経理担当重役(?)と、2年前まで役員(システムの顧問)を務めてもらっていたオオバさんがいたが、他の方々は、全員がウメキの現在の職場であるR社の方々。隣には主賓でもあるY部長が座っておられた。
R社のM社長と僕とは、実は27年来の友人であり、かつては隣の席で仕事をしていた仲間でもある。ついでに言うなら、M氏はパフ創業の黒幕でもある。
ということを、Y部長をはじめとするR社の社員の皆さんはご存じだった。ウメキが事前に説明してくれていたらしい。
なので、我々のテーブルは終始、和やかな雰囲気で披露宴を楽しむことができた。
(↑僕の向かって左が、新婦側主賓のR社Y部長)
主賓のY部長の挨拶がサプライズな内容だった。
映像を用意しており、R社のM社長のスピーチがスクリーンから飛び出したのだ。
M社長のスピーチでは、ウメキの『ふたつの故郷』が自分と密接な関わりがあることを説明していた。
ひとつめの故郷というのが、岩手県のこと。
M社長の元々のルーツは岩手県で、ウメキと旦那さんの共通の母校である盛岡一高の、“腰に手拭をぶらさげたバンカラ”に幼少のころから憧れていたという話。
ふたつめの故郷というのが、パフのこと。
先に書いたように、M社長と僕は27年前、営業マンとして一緒に働いていた。12年前、僕がパフを創るきっかけを作ったのもM社長だった。そしてウメキが大学卒業後、初めて入社する会社として選んだ会社がパフ。転職した先が、Mさんが社長を務めるR社。まことに人の世は縁であるというのが実感できる話だった。
他にもR社のシステム担当役員のスピーチや、なぜか新郎の会社の(超大企業なので普通なら引っ張り出すのが大変な)重役のスピーチまで映像に収めていた。
さすがウメキの上司。なかなかスゴイ演出だった。
披露宴の終盤、もうひとつサプライズがあった。
新郎は、盛岡一高の応援団出身。そのときの仲間たちが、寸劇を交えた弊衣破帽のバンカラ応援をみせてくれた。新郎も途中から乱入しての千手観音踊り。見ものだった。
そして最後が、新婦のお手紙の朗読と、新郎の挨拶と、新郎のお父様の挨拶。普通ならシンミリするところだが、なぜか温かな笑いに包まれた、素晴らしいスピーチの連続だった。
こんな感じで、あっという間に終了したウメキ&(新郎)シロウさんの結婚披露宴。実に楽しく感動的なひとときだった。
それにしても、会社を辞めて2年近くが経過するというのに、何の違和感もなく、旧同僚の社員たちがこんなにたくさん集まって祝福できるというのも素晴らしいことだ。
ウメキさん、シロウさん、ご両家のみなさん、本日は本当におめでとうございました!!!