まずはこの写真を見てもらおう。
誰だか分かるかな?
分かんない人には、日本人をやめてもらおうかな。
そう。5年前のアテネオリンピックと昨年の北京オリンピックで、2大会連続の金メダルを獲得した女子柔道の谷本歩実選手(63Kg級)である。
(この日記でも書いたことのある「知的障害者雇用勉強会」にご協力いただいた)コマツ人事部ビジネスクリエーションセンタの木村所長は、コマツ女子柔道部の顧問でもあった。
その関係で、本日、柔道場にご招待いただいたのだ。
江東区の門前仲町からほど近いところにあるコマツ永代柔道場。ビルの2階が一面青畳で敷き詰められた練習場である。
部屋を覗くやいなや、目の前に投げを打たれた選手が転がって来た。総勢10名の部員と応援に来ていた日体大男子柔道部の学生が乱取りを繰り返していた。
僕らが道場に入ったのは午後4時くらいだが、練習はすでに3時から始まっていた。
11月14日から、講道館杯(全日本柔道体重別選手権大会)が開催されるので練習にも熱が入る。
僕らが見学を始めて30分ほど経ったときだった。10分程度の休憩タイムになった。
監督(ロス五輪65Kg級金メダリストの松岡義之氏)と助監督(98年のフランス国際金メダリストの徳野和彦氏)にあらためてご挨拶させていただいた。
そして、道場のいちばん奥で練習していた谷本歩実選手が僕のところまで駆け寄ってきてくださり感動の握手。記念写真撮影となったわけだ。
それだけじゃない。
谷本選手は全部員を招集して、色紙に名前を書くように指示してくれた。以下がコマツ柔道部全員が書いてくれた色紙である(監督と助監督の名前もある)。
それだけじゃない。
パフが、これからの厳しいビジネスの戦いに勝つようにと、谷本選手が、 「パフさんへ“一本柔道”」とコマツ柔道部特製の色紙に書いてくれた。
もう、感動を通り越して、大感激である。
これでパフのこれからの戦いは、「鮮やかな逆転一本勝ち」が決定づけられたようなものだ。
色紙を書き終えると、あっという間に休憩時間は終了。全員すぐに乱取り稽古に取り掛かっていった。
試合が近いせいか、監督と助監督の檄も厳しい。「やる気がないなら、とっとと帰っちまえ!!」なんていう言葉も出てくる。いやあー、いいなー、この真剣な勝負の世界。
練習は厳しいのだが、雰囲気は決して殺伐としたものではない。終始、温かな空気が流れている。休憩時間に見せてくれる皆さんの笑顔は、とても素敵なのだ。そして皆、とっても可愛い。
谷本選手は次のオリンピックも十分に金が狙える。他にも、かなりいい線行きそうな有望な選手が育ってきている。
結局練習が終了する18時過ぎまで、見学を続けさせてもらった。
ホントに感謝、感激、大感動。
僕も実は35年前までは柔道少年(一応、黒帯)。久々に血が騒いだ。思いっきり畳に投げつけてもらいたい衝動に駆られてしまった(笑)。
よーし、コマツ女子柔道部。これから精一杯、応援するぞ!!
まずは11月14日の講道館杯、優勝目指して頑張ってください。
皆さん、本日は本当にありがとうございました!!!
(以下、練習風景の写真を抜粋して貼り付けておこう)