釘さん日記

真剣勝負に声援を送った日

先日の日記で、コマツ女子柔道部の練習を見学させてもらったことを書いた(⇒ 「一本柔道」を見学させてもらった日)。

この日の日記でも書いたように、きょうはコマツ女子柔道部の選手も多数出場する、講道館杯(全日本柔道体重別選手権大会)の日。

なんと光栄なことに、僕もこの大会にご招待いただいた。

チケットを2枚頂いたので、社員のなかで、もっとも武道への理解があると思われる、新入社員のオオノを連れていくことにした(実は彼女は、剣道の達人なのである)。

千葉駅でオオノと待ち合わせして、タクシーで会場の千葉ポートマリーナに向かった。

会場に着くと、すでに一回戦の試合が始まっていた。

全部で7面の試合場。48Kg級、52Kg級、57Kg級、63Kg級、70Kg級、78Kg級、78Kg超級の、7つの階級ごとに試合場が分けられているのだ。

なかなか壮観である。

僕とオオノは、コマツの応援席に座らせてもらい、コマツの社員・家族のみなさんと一緒に、選手たちを応援した。

コマツの選手は、52Kg級を除くすべての階級に出場していたのだ。

応援団の方々の力強いリードのおかげで、応援席の僕たちも、拍手・手拍子・声援を照れることなく送ることが出来た。

いやー、それにしても興奮したなぁ。

先日、目の前で練習していた選手たち、しかも色紙にサインを書いてくれた選手たちが、こんな大きな大会で戦っている。一度会っただけなのだが、なんだか自分の家族が戦っているような気がするから不思議なものだ。

まさに、手に汗握る試合が、延々と繰り広げられていった。

 

朝10時過ぎから観戦し始めて、すべての試合が終了したのは、午後4時半過ぎ。

なんと5時間以上も、柔道の試合だけを見続けたことになる。

ここまで柔道漬けになったのは、僕が柔道をやっていた中学生の時以来だ。

そして声援の甲斐あって、コマツ女子柔道部の選手の多くが入賞した。

なかでも嬉しかったのが、57Kg級の宇高菜絵選手の優勝

決勝戦で、強敵の松本薫選手(帝京大学4年)を、得意の大外刈りで投げ飛ばし、鮮やかな一本勝ち。

思わず、「うをおぉぉぉぉぉ!!!」っと、声をあげてしまった。

宇高選手の勝利インタビューにも感動した。本人も泣いていた。今まで、いろんな辛いことがあったのだろう。心から“おめでとう”と言いたい。

他にも、優秀な成績を収めた皆さんはもちろんのこと、残念ながら優勝や入賞を逃した皆さんも、本当にお疲れさまでした。皆さんともに凄かったです。さすがです。尊敬します。また練習を見学しに行きますので、よろしくお願いします。

僕も、35年ぶりに柔道着に袖を通してみたくなったなあ……。やってみるかなあ……。

おい、大月(注:パフで働いているインターンで、大学の柔道部員)!! やるか?

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