サザエさん。毎週、日曜日の夜6時半から放映されている長寿アニメだ。僕が初めてこのアニメをテレビで観たのは、高校を卒業して東京に出てきたとき。1979年のころだった。
東京では1969年からフジテレビで放映が始まったらしいのだが、僕が住んでいた九州では放送はなかったのだ。
だから僕にとってのサザエさんというのは、アニメ版ではないのだ。実写版のサザエさんなのだ。
サザエさんを演じていたのは、江利チエミ。わっかんないだろうけど、あの江利チエミなのだ。高倉健の奥さんだった人だ(余計わからないかな?)。三人娘なのだ。
その、実写版サザエさんを、きょうなぜか知らないが、フジテレビがやっていた。思わず、食い入るように観てしまった。
時代背景は、1970年だという。うわー、懐かしい。
サザエさんを演じていた観月ありさ、なかなかいいじゃないですか。
それ以上に、お舟さんを演じていた、竹下景子。もう、そんな年なんですね。
万博のシーンや、アポロ11号のシーンなんかも出てきた。
なんだか懐かしさと切なさが入り混じった、妙な感覚だ。
でも、こういう番組は、50年経っても100年経っても、どんどんリメイクしてもらいながら語り続けてもらいたいな。