昨夜(25日深夜23時59分~)、TBSで放映された小田和正の「クリスマスの約束2009」。僕は録画したものを本日観たわけだが、こりゃすごい。たまげた。感動した。
小田和正からの依頼に応じた21組(34名)のアーティストたちの息がぴったり合った熱唱。
21組のアーティストたちの代表曲を、小田和正がアレンジして、22分50秒のメドレー作品としてつくり上げた。楽譜は13枚にも及んだらしい。
数か月にわたる企画と議論と練習。そのドキュメントも放送されていたのだが、楽しさだけではなく、苦悩、重苦しさ、息苦しさを感じさせるものだった。テレビ局の制作者との打ち合わせなどは、見ていられないほどだった。
21組のアーティストの顔ぶれがまたすごかった。まさに老若男女入り乱れ。上は小田和正の62歳。下はたぶん20代前半。親子以上の年の開きのあるアーティストたちだ。
僕がよく知っているアーティストは、小田和正のほかには、財津和夫(チューリップ)、山本潤子(赤い鳥)などの、1970年代に活躍した人たち。でも多くは21世紀に入って活躍している比較的若手の面々。とはいえ、小田和正が依頼するだけあって、いずれもすばらしい唄声を有したアーティストたちだった。
なにがすごいって、唄や編曲ももちろんすごいのだが、彼らのプロ魂と、見事なチームワークと、練習時の真剣な姿と、本番のときの楽しく歌う姿と、歌い終わった後の彼らの感動する姿と本気の涙がすごかったのだ。
いやー、本物だ。本物は何回聴いてもいい。録画しておいてよかった。実はいまも聴きながら、この日記を書いている。きょう四回目だ。
このメドレー曲のタイトルは、『22′50″』。
権利の壁を乗り越えて、ぜひCD化、DVD化を期待したいところだ。
#出演したアーティストたちを番組ホームページから以下コピペしておきます。
小田和正
AI
Aqua Timez
いきものがかり
キマグレン
Crystal Kay
財津和夫
佐藤竹善
清水翔太
JUJU
スキマスイッチ
鈴木雅之
STARDUST REVUE
中村 中
夏川りみ
一青 窈
平原綾香
広瀬香美
藤井フミヤ
松たか子
山本潤子