釘さん日記

部屋が明るくなった日

僕の家は月島の小さなマンション。2001年の秋に引っ越してきた。それまでは、いまのマンションから徒歩5分ほどのところにある区立住宅に住んでいた。引っ越そうと思ったのは、区立住宅のすぐ前に超高層マンションが建つことになったから。それが完成すると、僕が住む部屋には日がまったく当たらなくなってしまう恐れがあったからである。つまり、暗いのは嫌だったのだ。

気がつけば、このマンションに引っ越してきてもう丸8年にもなる。

きょう8年ぶりに行ったことがある。

それは、僕の部屋の照明の交換。

実は引っ越した時に新しい照明器具を取り付けていたのだが、それ以来、一度も蛍光灯を交換していなかった。暗くなるのが嫌で引っ越してきたくせに、僕の部屋の照明は暗くなってしまっていたのである。

朝のうちに有楽町のビックカメラに行って、新品の蛍光灯を買ってきた。

そして午後、蛍光灯の交換だ。脚立に上って照明の傘を取り外す。初めての作業なのでてこずった。おまけに五十肩である。手がなかなか挙がらない。途中何度も挫折しそうになったのだが、痛みに耐えながらも、どうにかこうにか蛍光灯を新品のものに取り換えることが出来た。

取り換えた直後は(お昼だったので)あまり実感できなかったのだが、この日記を書いている今、あまりの明るさにビックリしている。まぶしいくらいだ。

「女房と畳は新しいほうがよい」というが、蛍光灯も、新しいに限る。なんだか気持も明るくなるな。次は女房か?畳か? あ、いや、冗談である(笑)。

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