いやあ、きょうは(いや、「も」)働いている。
こんな時間(24時半過ぎ)なのに、まーだ、会社に居る。相当に仕事が遅くて出来ないやつだな、自分は(苦笑)。
いつもは家で日記を書くのだが、きょうは家で書く自信がないので、いま会社で書いてから帰ることにする。
きょうの日記は簡単。
先週の日記でも、ちらっとだけ触れたが、パフの新サービスを発表しようと思う。
本日、企業の採用に携わる方々(いままでパフのスタッフが名刺交換したことのある社会人、約5,500名の方々)に配信したメルマガの僕のコラム(「どげえするんか」)で、その新サービスのことを書いたので、以下、そのまま貼り付ける。
ぜひ日記読者の皆さんにも読んでいただければと思います。
学生諸君にはちょっとショックで、毒のある言葉もありますが、これが今の採用の現実(もちろん全てではないけれど)だっていうことで、ご理解ください。
じゃ、以下コピペして、ブログ管理画面の更新ボタンを押したら帰りまーす。
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【01】釘崎の「どげえするんか?」
第35回 協賛企業になって、学生の紹介を受け入れんで、どげえするんか?
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パフ代表釘崎が、現在の採用市場、就職活動、世の中のあれこれについて、
日々感じることを徒然なるままにお届けします。
※「どげえするんか?」=大分弁で「どうするんだ? どうしたいんだ?」
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前回の「Face to Face♪」(2009年12月10日配信)の「どげえするんか?」
では、講道館と全日本柔道連盟が推進している『柔道ルネッサンス』の取り
組みをご紹介しました。
予想以上の反響で、「共感した!」というお言葉を数多くの方々より頂戴し
ました。
本物の柔道サークルから「練習しに来ませんか?」とのお呼びがかかったり
もして、我ながらびっくりしているところです。
メッセージを頂戴した皆様、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
☆☆☆
前回のコラムの最後に私は、この柔道ルネッサンスに倣って、
「2010年を『職サークル・ルネッサンス』の年と位置付け、協賛企業の募集
をあらためて行っていきたいと思っています」
という宣言を行いました。
その部分を、少し長くなりますが、以下に再度掲載します。
(以下、前回の「どげえするんか?」より抜粋)
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| 就職や採用の世界も、柔道とまったく同じことが言えると思います。
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(中略)
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| ところが現在の就職情報業界が、就職と採用を大きな装置型ビジネスとし
| てしまったことから、人を育てるどころか、人をベルトコンベアで効率よ
| く一括運搬できる「商品」として扱うようになってきましたし、企業(人
| 事)側も、ベルトコンベアの途中で効率よく選別された、姿・カタチの
| 整ったキュウリやトマトにだけ手を伸ばすようになってきました。
|
(中略)
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| このコラムでも何回も書いてきていますが、今こそ我々は、「若者を社会
| 共通の財産」と捉え、すべての会社が自社の採用の枠組みを超えて、「若
| 者を育てながら社会に送り出す」という気概を持つことが必要であると考
| えます。
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| まさに「就職・採用ルネッサンス」なのです。
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| 我がパフでも、いまいちど、職サークルの理念を高らかに掲げながら、理
| 想的な就職と採用の姿を追求していこうと考えています。
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| 以下に、創業時に掲げた「職サークル協賛基準」を記します。
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| ※職サークル協賛基準=我々が学生に推奨する会社の基準
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| ●世の中に新しい価値を提供すべく努力している会社であること。
| ●熱き思いでミッションやビジョンを語ることのできる会社であること。
| ●道義を重んじ、ウソのない誠実な採用を行う会社であること。
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| 2010年を「職サークル・ルネッサンス」の年と位置付け、協賛企業の募集
| をあらためて行っていきたいと思っています。
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(抜粋以上)
☆☆☆
パフは、もうずいぶん以前に(確かもう丸10年前だったと思います)、厚生
労働大臣から、有料職業紹介事業者としての認可を受けています。
ただ実際には、ビジネスとしての紹介業は一切行っておらず、学生の就職相
談もボランティアの域を脱していませんでした。
紹介業をビジネスとして行っていなかったのには、さほど深い理由はありま
せん。
他の事業で収益が(トントンではありますが)カバーできていたことや、企
業の採用意欲も(2008年の秋口までは)旺盛であったことから、学生は、弊
社のイベントに参加するだけでも、多くの優良な企業との出会いを得ること
が出来ていたのが、主な理由です。
しかし今、時代や環境は大きく変化しました。
今や全体の40%近い学生が、就職できずに漂流する時代なのです。
来年の春、就職できずに卒業する学生の数は、12万人とも13万人とも言われ
ています。しかも、そのような状況であっても、未だに多くの学生は大手有
名企業だけが「良い会社」だと信じ込んでいる状態です。
この傾向は、現在の大学三年生(2011年3月の卒業予定者)の間で、さらに
顕著になっています。
志望先企業は大学の銘柄でスクリーニングを行う会社であるにもかかわらず、
エントリーシートを何日もかかって書き上げたり(学生は大学の銘柄で選ば
れているのを知りませんから無理もないのですが)、SPIの点数を伸ばす
ために自分の部屋に籠もって何冊も問題集を解いたり(いくら問題集を解い
ても、SPIの点数はほとんど伸びません)、「絶対内定する」かのような
宣伝文句に誘われて高額な就職セミナーに入会したり、就職支援を装った悪
徳商法に引っかかったり……。
企業側も、なんとか採用数の削減を最小限に抑えようと努力しているのです
が、それでも採用基準を低くするわけにはいきません。一方で、学生の社会
人として通用するために必要な基礎力や意識は低下の一途を辿ってしまって
います。
私は、いまの大学生の親たちと同世代であるため、昔の友人たちから子供の
就職の相談を持ちかけられることがとても増えてきました。親御さんたちも、
この状況には大きな悩みを抱えているのです。
☆☆☆
であるならば、私たちパフが、企業の採用の真実を、もっと学生に対してキ
チンと伝えていこう。ネットやメディアでは伝えにくいことは、出来る限り
対面で伝えていこう。優秀なビジネスパーソンになるための基本的なマイン
ドやスタンスを、学生に徹底的に教え込もう。
若者の育成に対する熱いスタンスをもった「職サークル協賛企業」から、直
接求人をお預かりし、その企業に採用されるための基準(建前ではなく本音
の基準)をしっかりとお聞きし、その基準をクリアしている学生を、積極的
にご紹介していこう。
採用に至った場合の成功報酬は出来る限り低く抑えて、その