きょうも午前様に突入だ。まだ会社にいる。
社員には、「もっとスピードアップしなきゃ!」とか、「遅くまで残ってるのは能力がない証拠だ!」なんてことをよく言うことがあるのだが、最近いちばんトロくて能力がないのは自分自身かも…と落ち込んだりする。
それにしても、きょうは密度が濃かった。
午前は新宿で、(昨日の日記でも書いたが)某社の10年度採用(つまり来月1日の入社)のための会社説明会。
IT業界志望の12名の学生が集まってくれたのだが、みんなとても優秀なのだ。もちろん改善して欲しいところはそれぞれ多少はあるのだが、それにしても卒業間際まで縁のある会社と1社も出会えなかったという事実に僕はショックを受けた。能力も意欲もある若者たちなのに……。
うーん。これはまた後日、じっくりと考察したいな。識者たちの見解も聞いてみたいところだ。
お昼は引き続き新宿で、盟友S社長と久々のランチM。互いの仕事の都合で30分間のみ。ハヤシライスを急いで掻きこみながらの時間だった。
それでも昔は恒例だった「夜のじっくり情報交換会」が、ここ数ヶ月お流れ続きだったので、久々に生々しい情報交換ができたのは嬉しかった。
午後は渋谷で、大学向けのプロジェクトを一緒に立ち上げようと思っている某社の社長はじめスタッフの方々と討議。いやー、盛り上がった。これはカタチになるまで、ぜったい企業秘密だ。
「世界で、たったひとりのあなたのために」(パフ理念)と、「シェアナンバーワン=利益の確保」を、両立させられるプロジェクトになりそうだぞ。
築地に帰社後、すぐに某新聞記者の取材を受ける。西暦2000年の超氷河期(求人倍率が1を下回った年)に社会人デビューした女性記者だったのだが、話が盛り上がった。
その後、この記者の方も交えての「うまれよ塾」。
途中、記者に、「社会に出たら理不尽なことだらけですよね。コロコロ言うことが変わる上司もたくさんいますしね」と振ったら、満面に笑みを浮かべて「ほーんと、その通りですよね」と乗ってくださったのは嬉しかった。
おまけに最後には学生に対して、 「メディアの言うことを全部信じたらダメだよ。『このメディアが言っていることは本当にそうなのだろうか?』という見方をしなきゃね。ネットの情報は特にね」というアドバイスまでしてくれていた。大メディアの記者が言うのだから説得力がある。
そんなこともあって、本日のうまれよ塾は予定終了時刻を1時間超過。終わったら、すでに夜の10時を回っていた。でも社会人のゲストがいるっていうのは、学生にとっても良かったな。これからも毎回一人ずつ招いてみようかな。
で、やっと席に戻りメールの返事やら書類の確認やらしていたら、すでにこの時間。うーん。もっと時短しなきゃな。いい方法はないだろうかしら。秘書を雇う余裕なんてないしなあ……。
ま、やっぱり業績を向上させて、利益を生み出すのが一番の解決策ですね。
数行書いて帰るつもりが、調子に乗って書きすぎた。さ、そろそろ明日のために帰りましょう。お疲れ様でした!!