釘さん日記

人事責任者の講話を聞いた日

やっぱり風邪だったようだ。喉が痛くなり熱も出てきたので、午後、急きょ近所のクリニックへ。待ち時間30分、診察時間3分。医者は、聴診器をあてて喉を診て、「風邪ですね。お薬5日分出しておきましょう。お大事に」と事務的にひとこと。効率のいい仕事だ。

夕方、協賛企業T社の人事責任者Iさんが来社。T社では、4月に2週間の新入社員研修が合宿で行われるのだが、その一部をパフが担当することになった。その打ち合わせでお見えになったのだが、その後約90分間、パフの若手社員たちに「大企業の人事責任者の仕事」をレクチャーしていただけることになった。

実は一カ月ほど前、Iさんとランチミーティングをしているとき、「その話、ぜひパフの若い連中に聞かせてやってくださいよ」と、僕からお願いしたのだった。

大きな組織の人事責任者。社長や会長から、深夜、早朝問わずに急な連絡が入ったり、理不尽な指示や叱責をうけたり、経営と現場の間に立って調整に奔走したり、不条理なことを飲み込まなければならなかったり。大きな組織の人事責任者には口に出せない苦労がたくさんある。

そういう(ご本人が言うには)愚痴をたくさん教えていただいた。愚痴を通して、大きな組織がどのように回っているのかを若い連中に知ってもらう目的だ。

Iさんは、社員は「歯車」でいいのだという。歯車であるからこそ、自分の役割を(たいへんなことでも、難しいことでも、いやなことでも)きちんと果たすことができるのだということだ。なるほど。だからこそ、大きな組織は機能するんだよね。

Iさん、生々しい話を飾らずにしていただきありがとうございました!

さて、本日も、いろんなことが予定されている。

夜は、丸の内柔道倶楽部もある。

風邪は…大丈夫かな?ティッシュ必携なのである。

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