今夜は柔道の日。先週も書いたが、僕に柔道の手ほどきをしてくれている25歳の先生がいる。
この先生、名前をU君という。実はU君は、就職活動生でもある。
小学校のときから大学4年生まで、ずっと柔道一直線の生活を送っていた。卒業後、柔道以外の経験も積んでおきたいということで、就職はせずに、一念発起してカナダに留学していた。そしてつい最近、帰国してきた。
帰国後すぐに(現役時代も通っていたという)丸の内柔道倶楽部で柔道の稽古を再開した。
そして同時に、就職活動も始めた。
が、日本の多くの企業(特に大手企業)は、彼のようなキャリアをなかなか受け入れようとしない。まず新卒として扱ってもらえない。かといって中途採用の枠組からも外れてしまう。
そんな折に、僕と丸の内柔道倶楽部で知り合った。僕は新人。U君は大ベテランである。
僕は柔道を教えてもらっているお返しに、U君のキャリア相談に乗っている。
そして本日、汗だくの稽古が終わった後、U君はパフに寄ってくれた。
そこでもらった名刺が凄い!
名刺の肩書きのところに、こう書いてあったのだ。
『国際就職活動家』
ナイス! 素晴らしい!!
こういう優れたセンスを持ち、柔道の腕前も超一流、礼儀正しく根性もあり、外国人とのコミュニケーションもバッチリできる。
こんな若者が就職に苦労しなくても済むような日本にしたいものだ。じゃないとホントに世界から取り残されてしまうぞ。
がんばれ国際就職活動家!!