国内、海外、あわせて200社以上のグループ会社を擁し、従業員数も10万人を超す、とあるグローバル企業に伺った。
人事部門ではない。
訪問したのはCSR部門である。
僕のビジネス人生の中で、実はCSR部門に対して営業活動を行ったことはいままで一度もなかった。
考えてみたら不思議なことだ。
パフが取り組んでいる「顔の見える就職と採用」や「選ぶだけの採用から育てる採用へ」という事業コンセプトは、まさに、CSR(企業の社会的責任)を追求した活動そのものだからだ。
どんな感じで話が進むのだろうと心配していたが、それは杞憂だった。
嬉しいことに、事前にパフのこと(特に「職サークル」のこと)を調べてくださっており、最初から価値観共有&共感モードで話が展開していった。
そうかCSR部門か。
部門の性格上、効率とかコストパフォーマンスなんていう寂しい言葉はほとんど出てこない。
むしろ、やろうとしていることに社会性はあるのか。社会にどんな価値を提供するのか。目指す未来はなんなのか。持続性はあるのか。
といったことに話の矛先は向かう。偽物の社会貢献をちらつかせても、すぐに化けの皮がはがれる。
物事の真贋、本質的な価値を見極めようとしているからだ。
やっぱりパフとの相性はすごくいいのかもしれない。
「職サークル」への協賛や賛助も、きちんと検討してくださると約束してくださった。
社会や企業や若者たちのあるべき姿を、いつも真剣に考えておられる方々は素敵である。自然と人が引き寄せられてくる。
CSR部門への貢献。
うん。他の就職会社ではなかなか実現が難しいことだが、パフの社員ならオテノモノだろう。たぶん。
CSR部門に貢献できるサービスメニューなど、ちょっと真面目に考えてみよう!
あ、そうそう。
僕がこの会社のCSR部門にお邪魔させてもらったその直後、うちのヒラハラも同社の採用部門に訪問していたのだという。ぜんぜん知らなかった。
すでにパフは、大企業になってしまったのだろうか(苦笑)。