釘さん日記

上海で必要なことは“勇気”なのであった(4)

昨日、一般の企業では、来春入社を控えた内定者たちの内定式(内定証書授与式)が行われていた。

が、パフでは違うセレモニーが行われた。なんと正真正銘の入社式が行われたのだ。他の企業よりも半年も先駆けて、10月1日に入社式を行ったのだった。

これはパフの13年の歴史の中でも画期的なこと。「新卒一括定期採用」の慣習を自ら打ち破った。

ま、詳しい裏話はまた今度。ともかくも、無事正社員になったオオハシ、おめでとう!!

さて、では上海物語の続編を。

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現地のガイドさんから教わった「上海で必要なことは勇気」というメッセージが、やけに心に響いていた。

空港からバスで40分ほどのところに宿泊するホテルはあった。

ホテルの名前は、「神旺大酒店」。中国語ではホテルのことを大酒店と呼ぶのだそうだ。別にホテルの中に酒場があるわけではなく、いちおうキチンとした現地資本の高級ホテルだった。

 

チェックインを済ませた後部屋へ。僕は一人部屋で、おごうさんとダイサクは、相部屋だった。

写真はそれぞれの部屋から見える上海の住宅地(マンション)の写真である。たくさんの人たちが住んでいるんだろうな。

 
 

ちょっと一休みしたらもう日が沈んでいた。

我々は晩飯を求め、夜の上海の街に繰り出した。上海の街は賑やかで、多くの人たちのエネルギーに溢れていた。銀座ほど上品ではないが新宿や六本木のような猥雑さでもない。また渋谷のような幼さや危なさもない。やはり上海独特の雰囲気なのだ。

 

30分ほど街の中をうろちょろしていた我々が最終的に選んだ店は、現地の人たちがよく利用する「燕雲楼」という大衆のレストラン。観光客向けではないので、値段もリーズナブルなのだという。

 

 なんたって従業員のリラックスぶりがいい。態度が悪いということではなく、本当に自然体なのだ。客だからと言っておべっかを使うわけでもない。写真にもあるように、ちょっと暇になるとじゃれあったりしている。

たくさん食べた。

青島ビールを飲みながら、北京ダック、 ピータン豆腐、揚州炒飯、空心菜 、紅焼肉などなど。紹興酒も飲んだな。

 

でも、これだけ飲んで食べても、ひとり(日本円で)千円足らず。おそるべし中国の物価、おそるべし円高である。

さて、翌日はいよいよ上海万博の日である。

おごうさんとダイサクと僕の3人は余力を残しながらホテルに戻り、比較的早めに床に就いたのであった。

 

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