釘さん日記

大学時代のゼミ同期生の同窓会だった日

僕が大学を卒業したのは1984年の3月。今年で卒業26周年を数える。

僕の学生時代は、大学2年生の終盤からゼミが始まり4年生の卒論提出でゼミの活動(研究?)が終了していた。僕が入っていたゼミは、(いまやマーケティング学会の大御所となっておられる)上原征彦先生のゼミで、マーケティングは当時まだ新しい学問だったこともあり、大勢の志願者が集まり、ゼミに入るための競争倍率はかなり高かった。でも、この難関のゼミに入るための選考基準は、「コネだけ」だったというから、がくっときてしまう(苦笑)。

このゼミの仲間たち。自慢じゃないが、いままで同窓会なるものを自発的に開いたことは一度もない。仲が悪かったわけではないのだが、案外ドライな連中が集まるゼミだったのだ。

そんなゼミの同期たちなのだが、久々に同窓会をやろうじゃないかということになった。

一学年12名が所属していたゼミなのだが、今夜そのうち4名が集まった。(僕をいれて)男が3名、女性が1名だ。女性の名前はチアキというのだが、卒業後初めて会う。男はヤマモトとヒデアキ。ヤマモトとはつい先日11年ぶりに会った(それが今夜のきっかけとなった)。ヒデアキとは、かれこれ20年ぶりくらいだ。いやー懐かしかったなあ。

どうでもいいことを、皆よく覚えている。そのくせ大切なことは(授業の内容含めて)ぜんぜん覚えていない。おかしなものだ。皆口々に「あのときもうちょっと勉強してればなぁ…」などというが、僕も含めて後の祭りなのだ。僕なんかは、ほとんどゼミには行かずに、確信犯的に、リクルートでの仕事に明け暮れていたわけだし。よく卒業させてもらえたものだ。

今夜集まった4名だけでも、卒業後さまざまなドラマを経験し、いまに至っている。卒業して丸26年経っているのだが、皆いろんな修羅場をくぐってきている。いまは皆、かつての自分たちと同年代の娘や息子がいたりする。考えてみたらトシをとったんだなあ……。

近いうちに、ホントの(正式な)ゼミの集まりを開催しようということになった。

遥か昔の同窓生たちに乾杯!なのである。

 

 

 

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