釘さん日記

No Working No Life Week が始まった日

昨日(11月29日)より、「職サークル」の一大企画である「No Working No Life Week」が始まった。職サークルに参画する企業が一斉に、「若者の成長」をテーマとしたイベントなどの施策を実行する一週間なのだ。

創業以来、「若者は社会共通の財産。選ぶだけの採用から、『育てる採用』にシフトしましょう」という呼びかけを企業に対して行ってきた。

「育てる」というと語弊があるかもしれない。正確には「自ら育つ環境や機会の提供」である。「自ら育つ」というのは、「自分で考え、行動し、決める」という能動的なアクションをとることができるようになることである。

企業の採用活動ほど「育つ環境や機会」を若者に提供するのに適したものはない。そして企業は採用活動を通して、働くことで得られるものを若者に対してリアルに伝えることができるのだ。

自社の採用のためだけではなく、若者全体の成長を願った採用活動を行おうとしている企業が集まっているのが「職サークル」であり、そのことを広く知らしめていきたいと思って企画したのが「No Working No Life Week」なのだ。もちろん、この一週間だけ若者を育てればいい、というわけではない。いわば交通安全週間のようなもので、(社会人は誰しも)若者を育てることができるし、育てるべきだということを、キャンペーン的に世の中に問いかけようとしているものなのだ。おかげさまで、いくつかの報道機関からも取材の依頼が来ている。

僕も、「うまれよ塾」、(昨夜実施済み)、明日は「月見塾」×2、明後日は「スペシャル対談」、週末(土曜日)は、「Ustreamを使った特別対談」などを実施したり、イチ社会人として参加することになっている。この取り組みが、多くの人たちから注目されることを願っている。

さて、本日は、僕の学生時代の恩師を、15年ぶりくらいに研究室までお訪ねする予定だ。振り返れば、僕の人生の節目において、大きな影響を与えてくださった恩師である。奇しくも本日は僕の50歳の誕生日という節目の日。また大きな影響をいただけるかもしれない。何歳になっても、恩師の存在というのはありがたい。「育つ環境や機会」を与えてくださった方のことは一生忘れられないし、感謝し続けたいと思うものなのだ。

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