関東では電力不足による計画停電が続いている。百貨店、飲食店、駅、そして会社事務所や一般家庭などでも、照明を落としたり暖房を切ったりして自主的に節電に取り組んでいる。
パフの事務所でも震災以降、照明の半分を落とし、暖房もずっと切ってきた。
しかしながら、ここ数日の寒さから体調を崩すものも出てきた。いくら節電に協力するためとはいえ、従業員に体調不良者を出したのではしょうがない。
そこで、朝・夕の電力消費のピーク時以外は計画的に暖房を入れようよ、と提案した。
昨日も10時くらいから暖房が入ったのだが、いやー、やっぱり温かいのは良い。
僕の席があるサーバールームは、もともと暖房を入れてはいけないことになっているのだが、それでも入り口のドアから入ってくる温かい空気には救われる。
いくら節電しても電気は溜めることができない。なので電力消費量が落ち込む時間帯(夜8時以降)は、商店街、飲食店街なども灯りをつけていいのではないかな。
そうそう。先日の日記でも書いたが、東京の象徴である東京タワーには時間限定でも構わないから、ぜひ灯りをともしてほしい。計画点灯である。
それにしても、ガス、電気、水道といったインフラは、日頃は当たり前すぎてありがたみを感じないのだが、使えなくなって初めて、その存在の大きさに気がつく。これら事業に携わる方々の存在も(皮肉なものだが)この震災で大きくクローズアップされている。たいへんな日々が続いていると思うが、ぜひ頑張ってほしい。
我々一般市民も、いろんな環境の変化に過剰反応することなく、潔癖症に陥ることなく、平常心で日常生活を送りたいものだ。