金曜日の話なのだが、東銀座(昭和通り)を歩いていたら、何者かに後頭部をすこーん(いや、バサバサバサと)殴られた。一瞬、何が起きたか分からず、地べたにかがみこんだ。見るとカラスがこちらを睨みつけている。うわっヤバイ!と思って、すぐにその場から逃げた。カラスは追いかけてこなかった。
カラスは2羽。なんなんだ、あいつらはと思って、しばらくカラスの様子を眺めていた。すると、次の通行人が来たとき、また、バサバサバサと僕がされたと同じように、頭部めがけて襲いかかった。2人、3人、4人と、通りかかる人たち全員に襲いかかっている。
人間に恨みでもあるのだろうか。それとも遊びのつもりでやっているのだろうか。足で頭を蹴飛ばしているだけなので、怪我をさせようと思っているわけではなさそうだ。
理由は定かではないが、カラスくん、勘弁してくれよな!
ところで、金曜日は全国求人情報協会の年に一度の総会。求人情報事業者にとって、この数年は激動の日々だった。パフが加盟したころ(2005年だったかな?)の業界は絶好調だったのだが、2008年から様相は一変。この3年間で加盟企業は減り、総会の場所も、懇親会も、どんどん質素なものに変わっていった。
今年の総会の場所は、リクルート銀座八丁目ビルの大会議室。リクルート関係の人からはG8(ジーエイト)と呼ばれているビルだ。僕が昔(28年前)働いていたときは、竣工したばかりのピカピカのビルだったのだけど、あらためて見ると天井が低かったり、壁がくすんでいたりで、老朽化を感じるな。会議室は28年前、週に一度の部会が行なわれていた場所で、配布される各課と営業所の営業マンの成績順位表を眺めながら一喜一憂していたことを思い出した。
28年経った今、同じ会議室に、こんどは業界企業の代表者のひとりとして団体の会議に出席しているとは。なんとも感慨深いものだった。
総会は夜まで(懇親会も含めて)開催されていたのだが、僕は中座させてもらい、東銀座に戻った。
パフのそばの会議室で、月見塾が開催されており、僕もイチ社会人として参加しなければならなかったのだ。
大学3年生と4年生が10数名参加していた月見塾。久々に参加したが楽しかったな。純粋な思いを持った若者たちと接していると心が洗われる。月見塾は、若者たちのためのイベントでありつつも、社会(仕事や会社)に日々まみれている社会人たちのためのイベントでもあると思うのだ。
月見塾に参加していたポンタ(本田勝裕)さん。神戸がホームポジションなのだが、東京に泊まるとのことだったので、いっしょに「のろ」に行くことにした。常連客である大工の棟梁といっしょに(途中からはパフのお局と古参顧客のマドンナ)も混ざって、楽しい語らい。気がつけば深夜3時になっていた。
カラスに襲われたことを記録しておこうと思って書き始めた日記だけど、思わず金曜日の出来事をいろいろと書いてしまった。
先週は(も)、いろんなことのあった一週間だったな。しかも、あっという間に過ぎてしまった。
本日は日曜日だけど、これから会社。パフの若者たちから会議へのお呼びがかかっている。カラスに襲われないように、気をつけながら歩いていこう。
では、行って来ます!