雪である。
いま(東京都中央区の午前6時30分)はもうやんでいるが、昨夜の帰宅時は、「ここは北国か?」と思えるほどの大雪だった。
歩道にはシャーベット状の雪が降り積もっていき、何度も転倒しそうになった。
歩いて帰ろうと思っていたのだが断念。どうにかこうにか途中でタクシーを拾って家に帰った(運ちゃん、よくぞ拾ってくださいました、感謝)。
子供の頃は雪が降ると嬉しくて心が躍ったものだが、いつしか雪を疎ましく思うようになってしまった。
でも、心のどこかにまだ幼いころの自分が残っていて、こんな唄を気がつけば口ずさんでいた。
雪やこんこ、あられやこんこ。
降つては降つては ずんずつもる。
山も野原も 綿帽子かぶり、
枯木残らず 花が咲く。
雪やこんこ あられやこんこ。
降つても降っても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭かけまはり、
猫はこたつで丸くなる。
ご存じ、童謡の「雪」である。子供の頃は雪が降るとよく歌ったものだ。
そして、もっとたくさん降って、積もらないかなあとワクワクしたものだ。たくさん積もった朝には、雪だるまを作り、雪合戦をして遊んだものだ。
大人にとっては疎ましい雪も、子供にとっては最高の天からのプレゼントだった。
今朝は、そんな子供のころを思い出して、この唄を口ずさみながら会社まで歩いていこうか。
でも、ひっくりコケないように気をつけなきゃな(笑)。
では、行ってきます!