今週は、社員配属面談、就職相談面談、社員採用面接などが目白押し。
外出はほとんどないのだが、僕が席を置く部屋(サーバールーム兼物置き部屋)には、ひっきりなしに社員や応募者が出入りしており、日中はメールの返事を書く隙間もない感じだ。
隙間がないと言いつつも、採用面接はじっくり行う。本人の、生まれてから現在に至るまでの歴史を、じっくり聞かせてもらっている。
一人ひとりの人生には物語がありドラマがある。
「そういうことがあって、いまのキミがあるんだね~。なるほどね~」
という感じだ。
僕が重視しているのは、基礎能力が基準を超えていれば、あとは「働き続ける覚悟」があるかどうかだ。
小さな会社で仕事を生み育て、その仕事によって自分も会社も成長させていくには、ちょっとやそっとの困難や嫌なことに負けず、へこたれず、恨みつらみを言わず、「働き続ける覚悟」を持つことが大切なのである。
誰しも入社時の面接では、「一生懸命頑張ります」と言うのだが、僕が本当に求めているのは、(会社や自分が)どうにもこうにも頑張れないような状況や環境に陥ったときに、あきらめず、投げ出さず、逃げ出さないような人材なのだ。
これは本人の能力というよりも、「この会社に入社するぞ!」と決心するときに、「働き続ける覚悟」がどれほどあったか、ということによって決まるのだと思う。
仕事を続けていれば、嫌なこと、大変なこと、逃げ出したいこと、投げ出したいこと、人のせいにしたいこと、隣の芝生がキレイに見えることが、山ほど現れる。
そんなとき、本人を支えてくれるのは、「俺が(私が)自分で覚悟して決めた会社なんだ。ちょっとやそっとでは逃げ出さないぞ」という、自分自身の強い気持なんだと思う。
そんなことを思いつつ、本日も面接と面談だ。
では、外は雨空だけど、気持は晴れやかに行ってきます!