昨日の「職サークルシンポジウム」は大きなトラブルもなく滞りなく終了した。
『新卒採用の「定番」を疑えば、会社だって、社会だって変えられる!』というテーマで、酒井穣さんによる特別講演、協賛企業3社による採用事例発表、運営事務局による職サークルの新企画の発表などを行った。
そして、全体プログラムの合間に登場したのが「寸劇」。
14時のオープニングは、この寸劇からいきなり始まった。開演のチャイムが鳴ると、客席も舞台も真っ暗に。そして、いきなり音楽が流れ始める。舞台には女性がひとり立ち、唄を歌い始める。曲は手嶌葵の(吉田拓郎作詞作曲の)「流星」だ。
いったいこれは何なんだ~~!!
と、パフの正体を知らない来場客の多くはびっくりしたと思う。いや、違う場所に来てしまったと思ったかもしれない。
まさに、この寸劇こそが業界セミナーの定番を根底から覆しているのだが、パフのセミナーやイベントにとってはそれこそ「定番」となりつつある。ここまで徹底してやれば、もはや「文化」かもしれない(笑)。
この寸劇のキャストは全7名。そして、このうち5名はなんと協賛企業の現役人事担当者(うち2名は部長、1名は採用責任者、1名は入社2年目の採用担当者、1名はパートナー会社の社長!)だったのだ。
この7名の役者陣のおかげで、今回の寸劇は大成功。大きな感動を呼んだ。第三幕の(役の中の)悪徳専務の台詞には僕自身が泣きそうになった。ラストシーンの吉田拓郎のオリジナルの「流星」が大音量で流れた時には思わず鳥肌が立った。
僕は脚本を書くには書いたのだが、この脚本を成長させたのは役者のみなさんだった。じっくりと脚本を読み込んでくださり、自分なりの性格付けを行い、登場人物になりきってくださった。そのキャラならではの(もともとの脚本にはなかった)台詞やアドリブもどんどん登場した。
大野コンピュータ新入社員の(実は内外日東、入社二年目の)、鮎川さん
ヒロインを立派にやり遂げましたね。大役にひるまない度胸。大物ぶりを遺憾なく発揮しました。独唱も最高。でも、ちょっと照れたしぐさが可愛かったですよ^^。
大野コンピュータ新社長の(実はキーカンパニー社長の)下薗さん
パフの寸劇には、なんとこれで3作めの登場。下薗さんの「断らない力」「巻き込まれ力」には脱帽です(笑)。昨日は体調が思わしくないなか、それを隠しながらの熱演、ありがとうございました。
大野コンピュータ専務の(実はケミカルグラウト総務部長の)竹村さん
悪役は悪役だったんだけど、実は会社と創業者を心から愛する憎めない悪役でしたね。悪事を働いた理由を語る竹村専務に、多くの人たちが涙を流していました。
大野コンピュータ人事部長の(実はTKC人事責任者の)伊藤さん
いちばんの悪役は伊藤部長でしたね。あのポマードを塗ったイヤらしい髪型も決まってました。脚本の段階では、どこにでもいそうな人事部長だったのを、あそこまで奥深いキャラに育て上げた伊藤さんは、ホントに悪い人?(笑)
ツバメキャリア社採用コンサルタントの(実はさくら情報システムの)柳原さん
この役を演じられるのは、(終わってみれば)柳原さんしかありえなかったですね。できれば、あらゆる就職ナビ会社の人たちに見ていただきたかったですね(笑)。
下薗社長の愛妻であり大野コンピュータ創業者の娘の(実はパフ社員の)あや(大野雅弥)さん
第一幕だけの登場だったけど、泣きのシーンと下薗さんとの抱擁シーン。本番では照れることなく、しっかりやってたよね^^。初の大人の女性役でした。
そして最後は、大野コンピュータ若手営業マンの(実はパフ社員の)土田くん
最初はヒロインに振られるだけの情けない役のつもりで脚本を書きはじめたんだけど、なぜか完成してみたら、カッコいい役に。しかも、職サークルのメッセージを伝える重要な役どころに。これもキミの人徳のなせる業?^^
—
みなさん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!
さて、本日はこれから福岡に飛ぶ。そして明日は大分に入る。九州北部の大雨は大丈夫かな?
では、本日はちょっとゆっくりめ。梅ちゃん先生をきちんと見てから行ってきます!