昨日は、(起業直後から社長にお世話になっている)ワオ・コーポレーションさんのご招待で、午後は丸まるセミナーを受講させていただいた。
第一部は、杉並区立和田中学校の元校長先生として有名な藤原和博さんの講演。
実は藤原さんとは知らぬ仲ではない。
藤原さんは元々リクルートの社員。凄腕営業マンとしても新規事業開発者としても「さだまさし」のソックリさんとしても(!)有名な人。僕がパフを設立したばかりのころ、事業のアドバイスをもらいに行ったことがある(そのとき藤原さんはリクルートのフェローで、比較的自由な立場だった)。
そのころ僕はすでに「職サークル」のコンセプトを温めていたのだが、藤原さんは「いいねー、志があるねー」とべた褒めしてくださり、「もうリクルートなんか、ぶっ潰してくださいよ」と真顔で言ってくださったり(笑)。
それから2年ほどのち、キャリアソリューショニストのポンちゃん(本田勝裕さん)やジョブウェブの佐藤孝治さんやドット・ジェイピーの佐藤大吾さんたちとの飲み会が銀座で行なわれていたとき、藤原さんもひょっこり現れて、ああだこうだ皆で議論したこともあった。もう12年以上も前のことだ。
藤原さんとお会いしたのは、このとき以来。あいかわらず、さだまさしと瓜二つだった(笑)。
藤原さんの講演を直接お聞きするのは初めてだったが、いやー、感服。こんな講演聴いたことがない。90分間の講演時間があっという間に過ぎた。もっともっと聴いてみたいと思える講演だったのだ。
藤原さんは、この形式で和田中の「よのなか科」の授業を行なっていたらしい。日本の義務教育の常識を根底からひっくり返したもの。イノベータを生みだすには、こういう教育が必要なんだということを、この90分間の授業で思い知った。
※第二部の講演も素晴らしかったのだが、日記執筆時間の関係で割愛します。ゴメンナサイ!
そして夜8時過ぎ。4年前(2008年)の夏に、約1ヶ月間、パフでインターンをやっていたモリヤマという男が茅場町までやってきた。
台湾で仕事をしていたが、先ごろ家業を継ぐために日本に戻ってきた。現在、父親のもとで経営者になるための修行の毎日を過ごしているという。
昔から甘え上手な奴で、パフのインターンを終えてからも、大学を卒業してからも、台湾に渡ってからも、半年に1回くらいは僕の前に現れて、飯をおごられて帰って行く。僕はそのたびにモリヤマの相談事を聞いては、あれこれオヤジ臭い説教をするのだが、奴はそれを不思議なくらい、ありがたがってくれる。まあ憎めない奴なのだ。
昨夜も例によって2時間くらい説教してしまったのだった(苦笑)。
ということで昨日は、昼は先生の「授業」を受け、夜は教え子を「説教」。あ、早朝は、学生たちへの「うまれよ塾」もやったんだった。
先生をやったり、生徒をやったり、オヤジをやったり、目まぐるしく自分の立場が変化した1日だったのだ。
ところで本日は、面白い出会いの演出と創出がある。いい関係とビジネスが生まれるといいのだが。
では、いつもどおり梅ちゃんをみてから行って来ます!