釘さん日記

人形劇団ZOO

週末の土曜日(11月3日)は文化の日。多くの大学で学園祭が開催されていた。

僕も現役の学生の頃は、サークルで模擬店を出したり、自分たちで催しものをやったり、ライブなどのイベントに参加したり、けっこう楽しんでいたものだ。

でも大学を卒業してからは、たぶん一度も顔を出したことがない。

そりゃそうだ。

あれは当事者だから楽しめるものであって、社会人が(とくにオヤジ世代が)好んで参加するものではない。

しかし、ひょんなことから今年、母校の学園祭に行くことになった。

僕の母校(明治学院大学)の学園祭は、白金祭(しろかねさい)という名前。

以前の日記にも書いたが、10月に『職学校in明治学院大学』を開催していたときに、たまたま僕が所属していたサークルの後輩に声をかけられたことがきっかけだった。

僕が所属していたサークルとは、『人形劇団ZOO』(二百じゃなくて動物園の“ズー”)というサークル。

※検索してみたら、公式ホームページがあった。すごい。スタッフのブログまである。さすが今の時代だな。僕も昔、コラム「釘さんの素晴らしき100の出会い」で、このZOOのことを書いたことがあった。

 

そう、学園祭に参加したのは、この人形劇団ZOOの公演を見学するためだ。

僕が所属していた頃はまだ任意団体にもなっていないアウトロー集団だったのだが、いまでは学校公認の立派な愛好会になっている。30年の歳月を経て、どんな成長を遂げたのか見てみたいと思ったのだ。

一人で行くのも気が引けたので、Facebookで繋がっていた昔の仲間たちに声をかけたらば2名の後輩の女子(といっても51歳のおばさま2名だがw)がいっしょに行ってくれることになった。彼女たちと会うのも10数年ぶりだった。

人形劇団ZOOは、大学本館の教室で、立派な公演を行っていた。子供向けの人形劇なのだが、しっかりとした脚本・演出・舞台で、おじさん・おばさんでも十分に楽しめた。

いやー、立派立派。

 なにより30年ものあいだ潰れることなく存続していたことが、とっても嬉しかった。

嬉しさついでに、夜の打ち上げにも特別に参加させてもらった。

 

僕との年齢差は30歳~33歳。

完全に浮いていたわけだが(苦笑)、とても楽しかった。自分の娘よりも若い学生たちに、昔のことをあれこれ質問されて、完全に30年前にタイムトリップさせてもらった。

人形劇団ZOO。50年でも100年でも、ずっとずっといつまでも、後輩から後輩に受け継いで行ってもらいたい。

人形劇団ZOOバンザイ!

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