釘さん日記

富士山マラソンを完走した日

昨日は、数ヶ月前からこの日記の中でも騒いでいた第一回富士山マラソン大会だった。

僕は前日から、家族を引き連れて河口湖畔の旅館に泊まり込んでいた。

・午前4時半起床

・午前5時半朝食

・午前7時半までウォーミングアップ

と、昨日は極めて健康的な朝の時間を過ごした。

そしていよいよ8時15分。スタート!である。

いやあ、走った走った。20kmまでは快走だった。

かつてのハーフマラソンでは15kmを過ぎたくらいから足が重くなったものだが、今回はその気配もまったくなし。

以下は、16km地点で撮影した富士山の写真。

ランニングの最中に止まって撮影するのもいかがなものかと思ったのだが、息をのむような美しさに、思わずiPhoneを取りだしてパシャリとやった。

 

いやー、美しい!

ここまで美しい富士山の全景を見たのは生まれて初めてじゃないかな。

ちょっと感動。いや、大いに感動。

 

しかし、このあと22km地点くらいから、思わぬ苦しみに襲われることになった。

河口湖から西湖に向かう道が急激な坂道なのである。いや、坂道というより山道といったほうが正しいか。

これでもか、これでもかというくらいの上り坂が続いた。

1kmくらい続いただろうか。ほとんどの人たちは走るのを諦めて歩いていた。

ぼくもここで、それまでの快調なペースをすっかり崩してしまい、25km地点以降からは走ったり歩いたりの極めて苦しいレース。まさに自分自身との戦いだった。

それでも35km地点を過ぎたくらいから、最後の気力を振りしぼり、重くなった足を上げて、懸命に前に進んだ。

 

結果、公式記録で5時間50分のタイムでゴール。

 ※iPhoneのアプリで記録したGoogleマップURL⇒  http://maps.google.co.jp/?q=http://share.abvio.com/ce94/37e9/4d44/a94c/Walkmeter-Run-20121125-0815.kml

 

密かに5時間以内でのゴールを目論んでいたのだが、遥か及ばなかった。

でもまあ、制限時間(6時間半)内で完走できただけでも良しとしたい。

というのも、この日までお互いに励まし合い、慰め合い、牽制し合い、夏場にはいっしょに皇居を走ったりもした最良のライバルの一人である名大社の山田社長が、なんと河口湖インターの渋滞に3時間以上も巻き込まれてしまい、スタートラインに到着することができなかったのだ。あんなに一緒に楽しみにしていたのに残念無念である。

※山田さんの無念さは本日のご本人のブログにも書かれていました ⇒ 名大社社長ブログ 「前向きにいこう!」

山田さん、まさに前向きに行きましょう!近いうちにヤケ酒、付き合います。 (慰めになってない?)

下の写真は、山田さんの無念を晴らすために僕がまとった名大社オリジナルTシャツ。このTシャツを着て42.195kmを走り抜けたのだ。汗が滲んでいるのが分かるかな?

 

 さあ、これで今年のいちばん大きなイベント(プライベートの部)は終了。あと1カ月は、また来年に向けての目標を定めることにしよう。もちろん来年の目標のひとつにはフルマラソン5時間以内の完走が入ることは言うまでもない^^。

 

さて、プライベートイベントは終了したものの、仕事の公式イベントはまだまだ続く。いま数えたら年内だけであと6回もある(!)。

ということで、まだまだ健康第一の日々は続くようだ。

早朝ランニングも今週末から再開することにしよう。

では、満身創痍の今朝。100mを10分くらいかけてトボトボ歩きながら(たぶん途中でタクシーを拾って)行ってきます!

 

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