いま早朝ランから戻ったところ。約5.2km。最初の1kmは7分/km。次の1kmは6.5分/km。以降6分/km、5.5分/km、5分/km、最後の数百メートルは4.5分/kmで走り抜けた。
いやー、気持よかった。考えてみたら平日の朝に走るのは、いつぶりだろう。すごく久しぶりだ。
これで今月はすでに20kmを走破。ライバルに差をつけるのだ。
なんども宣言してはうやむやになっている朝ランだが、今月からは毎週火・木・土・日の週4回走ろうと考えている。梅雨時なので実際には週3回走れれば上出来だろう。
ところで昨日は、会社での朝の大掃除(毎月、第一月曜日の早朝、社員総出で行なうことになっている)が終わった後、地下鉄に乗って、都営三田線の白山駅に向かった。
白山駅って、パフのある茅場町からも、東京都心からも遠くはないのだけれど、仕事ではめったに使わない駅。ビジネス街ではないからだ。
そう。向かったのは企業ではなく大学。白山駅から徒歩数分のところにある東洋大学だ。
僕は、こういう仕事をしているにもかかわらず、東洋大学に足を踏み入れたことが今までなかった。
他意はない。ただ単にご縁がなかったのだ(いや、実は一度だけある。僕がまだSEをやっていたころ。「情報処理技術者試験」という国家試験を受験したことがあるのだが、その試験会場が東洋大学だった。もう25年くらい前のことだ)。
昨日なぜ、東洋大学に行ったのかというと、現在この大学で准教授として教鞭を執ってらっしゃる小島貴子さんのキャリアデザインの授業を聴講させていただくため。
小島貴子さんと言えば、キャリアの世界では超有名人。キャリアをテーマとした著書を何冊も出版しておられる。
実はつい先日、10年来のお付き合いの経済記者Nさん(先日の日記でも書いた「うまれよ未来塾」をいっしょに企画している方だ)が、打ち合わせの際、小島さんの授業にゲスト登壇するということを仰っていた。
「へー、そうなんですか!」と、羨ましそうなリアクションをした僕に、Nさんはすかさず、「釘崎さんもよかったら一緒に行きましょうよ。たぶん隅っこで聴く分には大丈夫ですよ♪」と言ってくれたのだった。
そして昨日。10時半からの授業が始まる直前、小島さんがやってきた。教室の外でご挨拶しようと名刺を差し出しながら、「あのー、初めましてになると思うんですが図々しくてスミマセン。本日、授業を聴講させていただこうと思っております。パフの釘崎と申します…」と告げたときだった。
「あらあ、釘崎さん、初めましてじゃないでしょー。もう10年くらい前にお会いしてますよね。あれ以来、よくブログも拝見してますよ(笑)」
そう、そうだったのだ。
正確にはいまから9年前、一度だけお会いしたことがあったのだ。でも会話を交わしたことはほぼなく、名刺交換をした程度。よくぞ小島さん、覚えていてくださった。感激だった。
で、びっくりしたのはその後。
「せっかくお越しくださったんですから、授業で少しお話しいただけないですか?」と、無茶振りされてしまったのだ。
約200名の学生がぎっしり詰まった教室で、10分くらいお時間を頂戴し、パフや職サークルのことを説明させてもらった。さらには、小島さんの質問に答える形で、僕自身の(ちょっと変わった)キャリアのお話しもさせていただいた。
いやあ、びっくりした。
しかし、びっくりはそこでは終わらなかった。
ちょっと高級な(学生向けではない)学内のレストランで、お昼ご飯をご馳走になってしまった。
そこで、すっかり意気投合し、さらには午後の授業にもゲスト出演させていただくことになった。
実は小島さんと僕には(本日の機会をつくってくださったNさんもそうだが)共通の知人がたくさんいる。小島さんの凄さ(女傑と呼ばれているらしい)も、よく聞いていた。
数年前から、何か口実をつくってお近づきになりたいと思っていたのだが、それが突然こんな形でご縁が生まれるとは…。なんてラッキーなんだろう^^。
これをきっかけに、また新たな縁がいろいろと広がりそうな予感。
なんとも嬉しい縁が生まれた(9年前の出会いが本当の縁になった)日だったのである。
さてと、本日はずっと社内。部屋に閉じこもって、あれこれシミュレーションする日だ。そして明日に迫ったHRサミットでの講演(寺澤社長との対談)の内容も考えなきゃ。
ではでは朝食&あまちゃん後、行ってきます!