釘さん日記

ベンチャーな昔の仲間たち

いまから13年~9年前(西暦2000年~2004年くらい)にかけて仲良くしていた学生たちがいる。彼らは、学生向けのフリーペーパー(ベンチャー経営者へのインタビュー記事を集めたもの)を出版する任意団体(いまは立派な株式会社になっている)の中心スタッフだった。

アサイ君、クチキ君、オクヤマ君といったメンバーだ。

アサイ君とは大学に入学したばかりの1年生のころから。クチキ君とオクヤマ君とは大学2年生のころからの付き合いで、創業期のパフの仕事をよく手伝ってもらった。

最初のきっかけは、フリーペーパーに広告を出してほしい、という営業を受けたことだった。

僕はそのフリーペーパーには興味がなかったのだが、売り込んでくる(純情無垢で不器用で、真っ直ぐな情熱だけが売り物のような)彼らには魅力を感じていた。

「正直言って、俺はお前らのフリーペーパーには広告価値を感じない。でも、お前らにはすごく興味がある。だから、このフリーペーパーに広告を出す代わりに、うちの会社の仕事を手伝ってくれないか?」

そんなことを言った覚えがある(ひどい言い草だ、苦笑)。

以来彼らは、パフが当時運営していた『パフの就職応援ページ』の取材企画をボランティアで手伝ってくれた。撮影を担当してもらったり、テープ起こしを担当してもらったり。学生とは思えない、質が高く責任感のある仕事ぶりだった。

そんな彼らは現在では、超大手企業で勤務していたり(アサイ君)、お父さんが起業したハンバーガー&ステーキのチェーン店の二代目経営者になっていたり(クチキ君)、自ら起業して、いまや10億円近い売り上げを誇るITベンチャーの経営者になっていたり(オクヤマ君)。

昨夜は、その彼らと久々(クチキ君とは9年ぶりだったかな)に再会し、一献傾けた。アサイ君から「久々にあのころのメンバーで集まって飲みましょうよ」というお誘いがあったのだ。

いやあ、嬉しかったし楽しかったな。

やんちゃで頼りない学生だった彼らも、いまでは31歳。すごく立派になっていた。これから先がますます楽しみな世の中をけん引する社会人たちだ。

「また2~3年に1回くらいは集まって飲もうぜ!」

そう言って昨夜は別れたのだった。次の再会がまた楽しみなのだ。

 

さて、本日は現役の学生向けの講座が大学で実施される。10年後に活躍するであろう人材の卵たちのために頑張りましょう。

ではそろそろ行ってきます!

 

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