走ってきました。
鹿児島県指宿市で開催された「第33回いぶすき菜の花マラソン」。
金曜日。大阪での仕事を終え、翌日の鹿児島入りを控え、伊丹空港近くのホテルに宿泊。
翌、土曜朝の飛行機で鹿児島に飛んだ。
鹿児島空港では、新潟から参戦の変人(?)ミナキさんと合流。路線バスで一路、指宿市に向かった。
指宿駅前では、前日から先乗りしている東京の変人たち(シモさん、クマ、モンドさん、ヨシノちゃん、ユキちゃん)と合流。前日から借りているという8人乗りのワンボックスカーに乗り込んで会場入りした。
ここで受付を完了させて、皆で宿泊所へ。
向かったのはクルマで30分ほどの喜入(会場のそばの宿は予約が取れなかったのだ)。
喜入の宿はホテルというよりも、まるで合宿所のようなところ。でも、晩御飯はなかなか豪華で、前日の栄養補給の場としては申し分なかった。
この日はさすがにアルコールはほどほどに。皆、自分の部屋に戻ってすぐに就寝。僕も風呂に入って21時過ぎには床に就いた。
そして当日。早朝6時にワンボックスカーに乗り込み出発した。
この季節の鹿児島の朝6時というのは、まだ夜明け前で真っ暗。スタート時間は朝9時なのだが、大渋滞が予想されるため念には念を入れて朝早くの出発となったのだ。
でも道路は予想以上にスムーズで、会場には7時過ぎに到着。皆、クルマの中で精神集中。僕は集中しすぎて眠ってしまったが(笑)。
ところで、ここでもう一人、新しい変人が東京から合流してきた。出版社で働くミノさんだ。ミノさんの奥さんはこの日、宮古島で100kmウルトラマラソンに出場しているのだという。そこで旦那のミノさんだけ単身いぶすきに合流することに。まさに変人夫婦である(;’∀’)。
そして朝8時半。スタート地点に並ぶ。申告タイム順に並ぶのだが、僕は謙虚に予想タイム6時間超のところに陣取る。前方には1万人くらいいたのではないだろうか。
号砲が鳴ってから5分くらいはぜんぜん動けず。スタートラインを通過したのはすでに10分ほど過ぎていた。しかもスタートから5kmくらいまでは身動きできないくらいの大渋滞だったのだが、のんびりペースの僕にはちょうど良かったかも。
途中の景色は抜群。
沿道の地元のみなさんの応援も格別。パフのお取引先の幟を持った方(鹿児島営業所の社員かな?)にも遭遇した。僕は怪しさ満点のオヤジだったにもかかわらず、気持ちよく一緒に写真を撮ってくださった。
でも、この快適なレース展開も25kmくらいまで。
覚悟はしていたけど、のこり17kmくらいは苦難の道のりだった。足裏、足首、膝、太腿、腰。それぞれの箇所が悲鳴を上げ始めたのだ。
やっぱりネックは腹回りの贅肉。辛くなる毎に腹回りのプヨプヨが恨めしくなってきた。我ながら情けなかったけど、自業自得だから仕方ない。30km過ぎからは、走ったり歩いたりが続いた。
しかし、ラスト2kmだけは最後の力を振り絞って走った。
そして、ついにゴール!
上の写真は、ヨシノちゃんがゴール付近で撮ってくれたもの(ヨシノちゃん、ありがとう!)。
気になるタイムは、グロスで6時間05分、ネットで(推定)5時間55分前後。
フルマラソンは3回目の挑戦だったが、なんと自己最低記録。
それなりに頑張ったんだけどなあ。途中で、ミカンやバナナやぜんざいやお餅を食べすぎたのがよくなかったのかも(;^ω^)。
他の変人仲間も、全員見事に完走。僕から見ればすごいタイムなのだが、皆案外ストイックで必ずしも満足していなかったようだ。さすが変人なだけある(苦笑)。
そして夜は、鹿児島市街地の南洲館という豚しゃぶの名店で、ランナーと応援者全員での大宴会。
絶品の熊襲鍋を皆でつついた。鍋もビールも焼酎も、史上最高の美味しさだった。
いやー、皆さん、ホントにお疲れ様でした。そしてすべての旅程の段取りをしてくれたシモさん、ありがとうございました。「ミオちゃんプロジェクト」も決まったことだし、よかったですね(笑)。
ところで、僕のフルマラソン。先日の日記でもチラッと漏らしたように、この菜の花マラソンでいったん小休止しようと思っている。
とはいえ、走ることを辞めるわけではなく、これからはハーフマラソンに専念するのだ。
そして次回フルマラソンは、6年後の2020年に走ることに決めた。東京オリンピックの年であり、僕が還暦を迎える年。できれば、東京マラソンに出場したい。抽選に外れたら、(寄付をして出場する)チャリティー枠に申し込もうかな。……お金貯めなきゃ(^^ゞ。
いずれにしても「走る」っていうのは、シンプルだけど、お金もかからない素晴らしいスポーツだ。これからも地味にコツコツと、無理をしない程度に走り続けることにしよう。
さあ、新しい週の始まり。まだ足腰の痛みは取れていないが、がんばってヨタヨタ歩きながら行ってきます!
<追伸>
Facebookでは、多くのみなさんに「いいね!」や「がんばって!」や「おつかれさまでした!」のご声援やねぎらいの言葉をいただきました。どうもありがとうございました<m(__)m>