釘さん日記

寝込んでしまった…。

いやあ、面目ない。

日ごろから健康第一を唱えているにもかかわらず、ヤラレテしまった。

先週の木曜日、朝起きたときから兆候はあった。胃に不快感があったのだ。

トイレに行ってさらに嫌な予感がした。(食事しながらこの記事を読む人には申し訳ないですが)ほとんど水のような排便だったのだ。

それでも、「前日の夜の会社説明会後、社員たちと食べた焼肉が消化不良なだけなんだろう。放っておけば回復するさ!」と、半ば自分に言い聞かせるようにして、会社に向かった。

いつもと同じ徒歩出勤なのだが、やっぱりちょっと足取りが重い。いつもなら30分弱で会社に着くのに、この日は35分ほど要してしまった。

午前中は、複数社のお客様との打ち合わせなどもあり普通に過ごしていたが、お昼前頃より体全体がダルくなってしまった。

こりゃいかんな。夜は会食もあるので早く治さなきゃ。

このときはまだ気軽に考えていた。

昼休み時でもあったので、部屋の扉を閉めて社員に見えないようにしたうえで、椅子の背もたれを倒し、横になった。

13時過ぎに、取引先の銀行から大事な電話があり、起きてしばし電話打ち合わせ。

電話を切った後、すごい悪寒と吐き気が襲ってきた。手元の体温計で熱を測ってみたら38度になっていた。

「ヤバイ!こりゃ本物だ。インフルかノロか。どちらかに違いない」

そう判断してすぐに自宅に引き返した。そして出すものをすべて出したのちに、自宅から歩いてすぐのクリニックに飛び込んだ。

診断結果は、インフルのAでもBでもなく、「ウィルス性胃腸炎」。

医者曰く、「ノロかどうかは便検査をしなければ分かりませんが、まあたぶんノロでしょう」とのことだった。

あちゃー、またか。

僕はこのところ年に一回は、ノロ、扁桃炎、インフル、尿管結石、骨折(!)の何れかに突然襲われて、仕事に穴をあけてしまうことがあった。

それでも最近はマラソンで鍛えていたこともあり、自分の回復力にある程度自信があった僕は、翌日の仕事だけは穴をあけないつもりでいた。

(とはいえ、その日と翌日の夜の会食だけはキャンセルさせてもらった。当たり前か、苦笑)

が、翌朝、さらに容態は酷くなっていた。

古文(源氏物語だったかな?)に出てくる「われかのけしき」のような感じだ。

さすがに観念し、わが社の救世主タシロに電話をかけて(本来僕が行うはずだった)イベントファシリテータの代役をなんとか務めてもらうことをお願いし、本格的にウィルスと戦うことにした。

ウィルスとの戦いといっても、基本、布団の中なのだが、病気で寝ているときというのは世にも奇妙な夢をみるもので、得体のしれない悪人や怪物が次から次へと登場してくる。そんな悪人・怪物たちとの時空を超えた戦いも繰り広げることとなったのだった。

そして今。

ウィルスにも夢の中の悪人にも、どうにかこうにか勝利したようである。少なくとも、こんな間抜けな顛末記を書けるくらいだから、もう大丈夫だ。

仕事も、現場の社員たちがしっかりしているから心配ない。

心配があるとすれば、2月9日に迫った(東京都知事選ではなく)東京赤羽ハーフマラソン。あと2週間で体力の回復はなるのだろうか。

実はこのゼッケン。ノロで寝込むことになる前日に届いていたのだ。むむむ。

そしてさらに恐るべきは、今週も夜は(本日を除いては)会食が週末までびっしりと続いていること。これは胃腸炎ウィルス逆襲のリスクに晒されているということか。むむむむ。

ここは前向きにとらえ、会食を健康回復のための栄養補給の場にしていこう。決して二度と寝込むことなどないように……。

では体力回復のために、ゆっくりゆっくりのペースで歩いてまいりましょう。行ってきます!

<追伸>

打ち合わせや会食を急きょリスケさせていただいた皆様、まことに申し訳ありませんでした!

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