釘さん日記

幼いころを思い出してみる(11)

さて、そろそろ小学校を卒業して中学校に入学してみようかと思う。

僕が通っていた小学校は、由布院小学校。そして中学校は、湯布院中学校。

お気づきだろうか。「ゆふいん」の「ゆ」の字が違う。小学校は「由」で、中学校は「湯」なのだ。

湯布院町は、昔は「由布院町」だったのだが、その後「湯平村」と合併したことで、「湯布院町」となった。

小学校には旧由布院町の子供たちが通い、中学校には旧由布院町に加え旧湯平村の子供たちが通うことから、「湯布院中学校」の字を使うようになった(と解釈している)。

1973年4月。

僕は、ピカピカの黒い制服を着て中学校の入学式に臨んだ。

そして頭は、坊主頭。

中学校の校則で、男子生徒は必ず坊主頭にしなければならなかった。

小学校卒業直前、ものすごく恥ずかしかったのだが、床屋に行って丸刈りにしてもらった。

このころの写真を探してみたのだが見つからなかった。相当に初々しい顔をしていたのではないかと思うのだが、残念。

中学入学後、僕はすぐに柔道部に入部した。

中学に入ったら柔道部に入ろうと、小学生のころから決めていた。「柔道一直線」というTVドラマの影響を強く受けていたのだ。

可愛い奴だ。

(このシリーズ、12月初旬まで続けますね)

モバイルバージョンを終了