心を配る、気を配る、相手の身になって考える 、気を使う といったことを、「配慮」という二文字で表す。
「ところで釘崎さん、このハイリョのリョっていう字、すごいと思いませんか?」
というのは、昨夜ウルトラインターンシップ木曜日クラスの臨時コーチを務めた熊澤匠氏の僕への問いかけ。
熊澤コーチは、インターン生に礼儀やマナーの意味を伝えるとき、「それは心を配るっていうことなんだよ、配慮するっていうことなんだよ」と言って、「配慮」という字をホワイトボードに書いたのだという。
そのとき彼は、ビビビビビと衝撃が走ったのだと。「そうか、そうだったのか!」と思ったのだという。
「つまりですね、釘崎さん、配慮っていうのは単に心を配るだけじゃなくて、相手のことを思って思って思って思って思って思って思う。つまり七回も相手のことを考えるってことなんすよ。意味が深いんすよ。いやー、漢字っていうのはすごい。金八先生になった気分でしたよ」
・・・と、暑苦しく語る。
なるほど。
「コミュニケーションのポイントは相手の気持ちや立場をよく考えること、配慮すること」とは、よく言うことだが、ちょっとくらい思うだけでは足りないんだね。繰り返し繰り返し、さらにまた繰り返し思う。
人間長くやってると、自己保身とか、プライドとか、見栄とか、目先の損得とか、勝ち負けとか、そんな些末なエゴに囚われて、相手への配慮を欠いてしまうことがある。自分なんかもしょっちゅうだ。
あ、そうそう。
今夜は昨年の3月に「今度ご飯を一緒に食べましょう!」と約束したのに、その約束を1年近く果たせていなかった方との会食の日。ためしに今夜は、相手のことを七回繰り返して思う会食を心掛けてみよう(^o^)。
では、朝食&マッサン後、行ってきます!