昨夜、大阪の住民投票の開票結果をテレビで見ていた。途中まで、大阪都構想賛成が反対を上回っており、「ひょっとしたら大阪都が実現するのか?」と、ある意味期待しながら見守っていたのだが、最終的には反対が賛成を逆転。わずか1万票、0.8ポイントという僅差で大阪都構想賛成派=橋下徹大阪市長は破れてしまった。
大阪都の賛否は正直いって僕にはよく分からない。が、現状を変えていかなければという橋下市長の志は本物だったように思うし共感もしていた。だから、この大阪住民投票の結果にはちょっとガッカリである。
ただ救いは、今回の住民投票の投票率が高かったこと。大阪市民が、自分の住む町をどのようにしたいのか、ということを真剣に考える機会となったのは間違いない。
橋下徹氏は、大阪市長の任期とともに政治家から引退するということだが、たぶんこのままでは終わらない、いや周囲が放ってはおかないだろう。どのような道を選んで歩きはじめるのか、興味深く見続けていたい。間違っても、テレビの低俗バラエティーの中での活躍はやめてもらいたいのだが……。
それにしても「変える」ということはかくも難しいことなのか。そして、「変わる」ということは、変えること以上に難しいのかもしれない。政治も会社も住民も会社員も。
では珍しく真面目なネタを書いたところで、朝食後、行ってきます!